車両:ダイハツ 年式:ミライース 車両型式:DBA

ABSランプ点灯。DTC「C1236車輪速センサ」表示。
車両:ダイハツ
フロント左側ハブ、ナックル、ベリング、車輪速センサを交換したがDTCが出
年式:ミライース
力し続けている。車輪速センサを点検したところ出力信号が出ていない。
車両型式:DBA-LA300S
エンジン型式:KF
(フロント左側ハブ)
車輪速センサは磁界の変化を検出するホールIC、車輪速出力波形を矩形波に変換する信号処理ICなどから構成
されており、磁界を変化させる磁気センサロータはステアリングナックルに取り付けられています。
フロント車輪速センサ
ステアリングナックル
拡大
ステアリングナックル
磁気センサロータ
ホイールベアリング
磁気センサロータが回転すると磁界の変化が発生し、車輪速センサがこれを検知します。センサは磁界の変化を
出力信号に変換し、車輪速を検出しています。
車輪速センサ
信号処理IC
コントロールユニット
ホール素子
矩形波信号
N
S N S
S
N
S
回転
磁気センサロータ
上記より車輪速信号が出力されるには
されるには車輪速センサがホイールベアリング内の磁気センサロータの
センサロータの回転を検知
する必要がある為、再度、車輪速センサ
センサ及びホイールベアリングを点検する。
ホイールベアリングの方向を逆向き(IN、OUT)
(IN、OUT)に取り付けていた為、車輪速センサが磁界
磁界の変化を検知できな
かった。
取り付け誤り【イメージ図】
逆に組み付けする磁気センサロータが
センサロータが回転しても車輪速
センサが磁界の変化を検知できない
できない。
プレスなどを使用してステアリングナックルにホイールベアリングを
してステアリングナックルにホイールベアリングを圧入する
際にはIN、OUTの確認が必要です。
。
HDM故障診断サポートセンターでは不具合内容
不具合内容から推測される点検箇所をシステム結線図
結線図や点検方法をFAXにて
ご提供し、判り易く説明致します。
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株式会社日立オートパーツ
オートパーツ&サービス 故障診断サポートセンター 担当:池田
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e-mail:ikeda@hitachi-autoparts.com
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