Case Study #1 日産自動車株式会社様 NISSAN MOTOR CO., LTD. 日産自動車の「環境への取り組み」に対する ステークホルダーからのフィードバック促進に活用。 課題 採用したソリューション 環境情報に対するフィードバック収集が困難 Feedback Manager 日産自動車では、Web、サステナビリティー・レポート、冊子、展示会(モーターシ ョー、エコプロダクツ展)など、ステークホルダーとの多様なコミュニケーションツー ルはもともとあったが、従来のスタイルでのコミュニケーションを通じて届くフィード バックは、個人の感想にとどまることが多く、CSRや環境の各取組に対する具体 的な意見は少なかった。フィードバックを促進することで、CSRや環境の取組み がどのように評価され、どのような課題があるかを把握することを必要としていた。 日産自動車が企業サイトで公開している「環境への取り組み」に 対するステークホルダー(特に一般消費者)からの具体的なフィー ドバックを促進することを目的として、「フィードバック・マネージャ ー」を採用し、2007年1月に導入。 フィードバック・マネージャー 実施イメージ フィードバックボタン 右のボタンを「環境への取り組み」サイト全体へ 計100個設置し、項目ごとに意見収集を実施。 100箇所 日産自動車「環境への取り組み」サイト フィードバックの送信画面 環境情報に対するステークホルダーから のフィードバックは、データベースに記録 される。 フィードバックの集計・分析 フィードバックの内容を分析することで、 ステークホルダーの関心・ニーズを把握。 成果 担当者のコメント 環境の取組に対する具体的なフィードバックの大幅な増加 フィードバックは社内で共有され、関連部署で対応 フィードバック・マネージャーの導入によって、コミュニケーションの敷居が低くな り、従来数の少なかった環境の取組みに対する具体的なフィードバック(提案や 指摘)が届くようになった。東京モーターショーなどの当社のサイトへのアクセス が上がると、これに応じてステークホルダーから具体的な意見が増えるので、 日産から発信している情報がステークホルダーにしっかり伝わっているという 実感がある。また、Webサイトに必ずしも記載していない内容に関しても、多様な フィードバックが届いている。これらのステークホルダーからのフィードバックは、 社内で共有され、必要なものについては関連部署で対応している。 フィードバック・マネージャーは、「環 境への取り組み」に対するステークホ ルダー(特に一般消費者)からの具体 的なフィードバックを促進する上で成 果がでています。今後は、頂いたフィ ードバックに対して、当社がどのように 取り組んでいるかについてお伝えして いければと考えています。また、英語 版への導入も検討していきたいと考え ています。 写真 日産自動車株式会社 企画室 グローバル環境企画オフィス 島 誠二様
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