成果報告会アンケート Q&A 1. Flex Ultramax 2014 について Q1.何故

成果報告会アンケート Q&A
1. Flex Ultramax 2014 について
Q1.何故エンジンを 6UEC50LSH-ECO-C2 としたか?(舶用機器メーカー 匿名)
A1.参加会社の MHI-MME との協業の研究であるため UE としました。5 造船所は他メーカーの主機
も採用しますので、成果は他メーカーの主機にも適用致します。
Q2.幅 36m が商用に使えるか?(マーシャルアイランド海事局 岡本雅治様)
A2.船会社様と相談させて頂いています。
Q3.もう少し長期で幅広くデータ集めをして検討の精度を更に上げるべきでは?(舶用機器メーカー
匿名)
A3.ご意見有難うございます。今後もデータ収集は継続します。
Q4.他の船型でも同様な結果になるのかお答え願いたい。
(造船関係 匿名)
A4.幅の制限ありきで設計した船型では同様な結果になる可能性があります。
Q5.運行採算性、市場要求とのマッチングにも言及すべき。
(造船関係 匿名)
A5.ご意見有難うございます。運航採算性、市場要求とのマッチングについては引き続き、船会社様と
相談させて頂いています。
Q6.性能要目関係の決定を MIJAC で行うべきか疑問あり。"きせかえ"コンセプトに新規性なしと感じ
る。各社の性能推定法の方が精度が高い。
(造船関係
匿名)
A6.ご意見有難うございます。"きせかえ"コンセプトは MIJAC が船主、主機メーカー、船級協会と共同
で詰めたことにより、過去の同類の研究に比べ確かな成果を得たと考えています。特許も出願済み
です。要目最適化の検討は各社でも実施可能ですが、これを MIJAC が実施することで各社の設計
陣の負担を軽くしています。MIJAC の性能推定の精度は十分と考えています。
Q7.船主及びオペレーターのニーズに合った開発だろうか?(公官庁・船級 匿名)
A7.開発に際しては複数の船会社様に相談させて頂いており、その中でニーズの取り込みを行っていま
す。
2. 大学水槽と CFD について
Q8.参考に入っているモニタリングの話は、水槽や CFD とはどういう関係はあるのだろうか。
(日本郵
船(株) 合田浩之様)
A8.ご質問ありがとうございます。CFD や水槽試験で求められた推進性能を実海域で検証する必要だと
思われます。MIJAC では、実船にモニタリング装置を搭載し、実海域での本船性能の評価を行って
います。
Q9.実海域での CFD 活用による予測をお願いします。
(ABS 田村研様)
A9.ご意見有難うございます。今後の課題とさせて頂きます。
Q10.船尾トリムの方が燃費が良いというところに少し疑問を持ちました。確かに船型にもよるのです
が、通常の Bulk では船首トリムの方が燃費が良いでは?(公官庁・船級 匿名)
A10.船型によって異なる結果になるものと考えます。
Q12.水槽試験結果をうのみにしないで、評価できる技術を持ってほしい。
(大学・研究機関 匿名)
A12.水槽試験結果を既存の方法で評価しました。今後実船モニタリングにより得られた実海域の性能
に基づいて評価します。
Q13.モニタリング活用例(2/2)のグラフからは燃費向上がなさそうに見えます。(その他業種 匿名)
A13.該当グラフは従来型塗料を塗布した本船性能の結果を示します。新型塗料に塗り替えた本船性能
については別途計測しております。
Q14.CFD は各造船所・研究機関が既に行っていると思うが、MIJAC でのやる意義が分かれば?各造
船所へ開発ツールとして開放する?(舶用機器メーカー 匿名)
A14.複数のソフトウェアを使いこなすこと。レベルの高い計算要員を共同で確保すること。結果とし
て各造船所に貢献できると考えます。
Q15.広島大学の水槽は一般設計会社が使用可能か。
(その他業種 匿名)
A15.可能だと思います。
3. 船内騒音について
特にございませんでした。
4. 過給機の配置見直しについて
Q16.本開発における「MIJAC メンバーとの関わり」がやや判りにくかった。どうプラットフォームを
活かしたか説明有ればもっと良かった。
(日本海事協会 岸本衛様)
A16.主機メーカーと造船所の協業が重要です。造船所 5 社の技術を MIJAC が取り纏めました。
5. 企画・運営について
Q17.年寄りが前の席でダメ(自分も) 若手を前に。
((株)相浦機械 野中眞治様)
A17.ご意見有難うございます。ベテランと若手の意見交換の場を設けよとのご指摘を多数いただきま
した。次回は若手の意見を伝える報告会を計画します。
Q18.進行中の課題の案件を開示して欲しかった。
(造船関係 匿名)
A18.ご意見有難うございます。当社ホームページに開示致します。
Q19.次回の Discussion には Young な方々を入れて fresh なお話も聞けるようにお願いします。
(舶用
機器メーカー 匿名)
A19.ご意見有難うございます。ベテランと若手の意見交換の場を設けよとのご指摘を多数いただきま
した。次回は若手の意見を伝える報告会を計画します。
6. 意見・要望について
Q20.工場の支援や、工法についての研究も取り扱ってほしい。
(造船関係
匿名)
A20.今年度(2015 年度)よりいくつかのテーマに取り組んでおります。成果を得たところで報告させて
いただきます。