口腔外科学Ⅴ

C415
科目分類
開 講 期
曜日・時限
単 位 数
Grade
Compulsory / Selective Subjects
Semester
Class Schedule
Credits
第4学年
必 修
後 期
火曜・1限
1単位
授業概要・目的
Course Description
顎口腔領域の特異性炎、顎関節疾患の病態、診断と治療法、悪性腫瘍手術、顎
顔面補綴を習得する。口腔外科学各論のうち、顎口腔領域の嚢胞性疾患、血液
疾患の病態、診断と治療を習得する。
到達目標
(コア・カリキュラム)
Course Objectives
F- 2 - 4 )-( 2 )- ⑤口腔・顎顔面領域の特異性炎、F- 2 - 4 )-( 4 )- ①顎関節
疾患、②顎関節疾患(外傷、脱臼、顎関節症、顎関節強直症)に対応。「D 生
命科学」の「 2 人体の構造と機能」と「 4 病因と病態」
、「F 臨床歯学教育」
の「 1 診療の基本」と「 2 口腔・頭蓋・顎顔面領域の常態と疾患」
、「F 臨床
歯学教育」の「 2 口腔・頭蓋・顎顔面領域の常態と疾患」の 「 4 )口腔・顎顔
面領域の疾患 」 の 「( 3 )」 嚢胞、腫瘍および類似疾患、「( 7 )口腔・顎顔面
領域に症状を現す疾患 」 に対応
■ 授業計画 Course Schedule
回数
日程
担当教員
9 /15
小項目
学習目標
徳山麗子 顎口腔領域の嚢 A. 顎骨に生じ
胞性疾患
る嚢胞性疾
患
B. 顎骨に発生
する歯原性
嚢胞
C. 顎骨に発生
する非歯原
性嚢胞と類
徳山麗子
似疾患
一般症状と分類
1) 歯根嚢胞
2)含歯性嚢胞(濾胞
性歯嚢胞)
3)角化嚢胞性歯原性
腫 瘍( 原 始 性 嚢
胞)
4)石灰化嚢胞性歯原
性腫瘍
5)鼻口蓋管嚢胞
6)術後性上顎嚢胞
7)単純性骨嚢胞
8)脈瘤性骨嚢胞
9)静止性骨空洞
①顎口腔領域の嚢胞性疾患の特
徴、それによる障害を説明で
きる。
②顎骨に発生する嚢胞の一般症
状と分類を説明できる。
③顎骨に発生する各々の嚢胞の
病態と治療法を説明できる。
④角化嚢胞性歯原性腫瘍の病態
と治療法を説明できる。
⑤石灰化嚢胞性歯原性腫瘍の病
態と治療法を説明できる。
⑥静止性骨空洞の病態と治療法
を説明できる。
10/ 6
徳山麗子
10/13
徳山麗子
1) 一般症状と分類
①軟組織に発生する嚢胞の一般
2)萌出嚢胞
症状と分類を説明できる。
3)歯肉嚢胞
②軟組織に発生する各々の嚢胞
4)類皮嚢胞と類表皮
の病態と治療法を説明できる。
嚢胞
5)鼻歯槽嚢胞
6)鰓嚢胞
7)甲状舌管嚢胞
8)唾液腺にかかわる
嚢胞(ガマ腫、粘
液 瘤、BlandinNuhn嚢胞)
1
9 /29
大項目
中項目
2
3
D. 軟組織に生
じる嚢胞性
疾患
E. 軟組織に発
生する歯原
性嚢胞
F. 軟組織に発
生する非歯
原性嚢胞
4
37
口腔外科学Ⅴ
学 年
シラバス
口腔外科学Ⅴ
シラバス
回数
日程
5
10/20
中岡一敏 顎変形症
6
10/27
中岡一敏
口腔外科学Ⅴ
7
8
担当教員
10/28 中岡一敏
水曜 1 限
11/ 4 中岡一敏
水曜 1 限
11/10
濱田良樹 顎関節疾患
9
10
大項目
11/11 濱田良樹
水曜 1 限
中項目
小項目
7. 顎矯正手術
の歴史
8. 顎顔面変形
症の手術
1) SSRO
2)IVRO
3)Le FortⅠ
4)Wassmund
5)Köle法
①顎矯正手術の歴史を説明でき
る。
②代表的な顎矯正手術の術式を
列挙し、その適応症について
説明できる。
9. 顎顔面変形 1) 骨延長術
①顎矯正手術の最新のトピック
症に対する 2) 3 Dシ ュ ミ レ ー
スを学習する。
最新の治療
ションサージェ
法
リー
1. 顎関節の解
剖と機能
①顎関節の構造と機能を説明で
きる。
②顎関節疾患の検査法を説明で
きる。
2. 顎関節の炎 1) 化膿性顎関節炎
①化膿性顎関節炎の診断、病態
症性病変
と治療法を説明できる。
2)ピ ロ リ ン 酸Ca結 ②ピロリン酸Ca結晶沈着症の
晶沈着症
診断、病態と治療法を説明で
きる。
3)リウマチ性顎関節 ③リウマチ性顎関節炎の診断、
病態と治療法を説明できる。
炎
3. 顎関節の発 1) 下顎頭形成不全
育異常
2)下顎頭肥大
①下顎頭形成不全の診断、病態
と治療法を説明できる。
②下顎頭肥大の診断、病態と治
療法を説明できる。
11/17
濱田良樹
4. 顎関節の腫 1) 滑膜性骨軟骨腫症 ①滑膜性骨軟骨腫症の診断、病
瘍性病変、
態と治療法を説明できる。
損傷
2)顎関節腫瘍
②顎関節に発生する腫瘍を挙げ、
病理学的特徴と治療法を説明
できる。
3)顎関節の損傷
③顎関節外傷の診断、病態、治
療法について説明できる。
11/24
濱田良樹
5. その他の顎 1) 顎関節の脱臼
関節疾患
2)顎関節症
11
12
3)顎関節強直症
12/ 1
13
学習目標
園山智生 口腔顎顔面疾患 1. 言語障害の
のリハビリテー
リハビリ
ション
テーション
2. 咀嚼障害の
リハビリ
テーション
3. 嚥下障害の
リハビリ
テーション
4. 呼吸障害の
リハビリ
テーション
38
①関節円板脱臼の診断、病態と
治療法を説明できる。
②顎関節症の診断、病態と治療
法を説明できる。
③顎関節強直症の診断、病態と
治療法を説明できる。
①口腔と音声器官との関わりを
説明できる。
②言語音発生のメカニズムを説
明できる。
③咀嚼障害の機序を説明できる。
④嚥下障害の原因評価を説明で
きる。
⑤呼吸障害の種類を列挙できる。
日程
担当教員
大項目
園山智生 顎顔面補綴
12/ 8
小項目
学習目標
1. 上顎欠損の
補綴
2. 下顎欠損の
①上顎欠損の分類について説明
できる。
②上顎欠損の治療法について説
補綴
3. 顔面補綴
明できる。
③下顎欠損の分類について説明
できる。
④下顎の顎補綴について説明で
きる。
⑤顔面補綴について説明できる。
コーディネータあるいは責任教員:濱田良樹、里村一人
Coordinator
サブ・コーディネータ:徳山麗子、中岡一敏
Sub-coordinator
授業時間外学習:授業の理解を図るため、必ず復習すること。ノート、配布プリント等を見直し、理解が
Supplementaly Activities
指
導
方
不十分な場合は教科書(参考書)等を参照し補うこと。
法:口腔顎顔面外科学講座の担当する部分は講師による講義を行う。不明や理解が困難な点
Teaching methods
があれば随時質問を受け付ける。
口腔内科学講座の担当する部分は講師による講義の他、特に重要な項目にについては、
必要に応じてポストテストを適宜実施する。
評
価
方
法:講義への出席状況、期末試験より総合的に合否判定する。
Evaluation methods
評
価
基
口腔顎顔面外科学講座の担当する部分は筆記試験等。
準:口腔顎顔面外科学講座の担当する部分は試験の成績が 60 点以上を合格とする。
Grading
口腔内科学講座の担当する部分は出席点(10%)、定期試験(90%)をもとに総合評価
として 60 点以上を合格とする。
テ
キ
ス
ト:「口腔外科学 第 3 版 」
Te x t b o o k
参
考
白砂兼光、古郷幹彦
医歯薬出版
¥24,000
わかば出版
定価¥18,000
ISBN978- 4 -263-45635- 4 C3047
書:「現代口腔外科外科学 原著第 5 版」
Supplementaly Reading
里村一人 濱田良樹 監訳
ISBN:978- 4 -89824-061- 8
「口腔顎顔面カラーアトラス」
永末書店
ISBN: 4 -8160-1099- 8 C3047 Y9000E
参 照 U R L:なし
Supplementaly URL
教 員 連 絡 方 法:E-mail:徳山 麗子 <[email protected]>
Contact with Instructor
濱田 良樹 <[email protected]>
中岡 一敏 <[email protected]>
園山 智生 <[email protected]>
備
考:
Other Information
備考 2(担当教員):徳山麗子、濱田良樹、中岡一敏、園山智生
Other Information 2
キ ー ワ ー ド:
Keyword
39
¥9,000
口腔外科学Ⅴ
14
中項目
シラバス
回数