壱岐市

壱岐市の活動事例(放課後子ども教室)
筒城小学校放課後子ども教室(通学合宿)
(教室の実施場所)
西福寺
(教室の開催日)
10月15日(水)∼8日(土)3泊4日
(参加対象)
筒城小学校5∼6年生
(申込み手続きなど)
全員参加
(活動の実績)
児童数
41人
登録児童数
17人
平成26年度開催回数
1回
コーディネーター
1名
教育活動推進員
3名
教育活動サポーター
ボランティアスタッフ
17名
6名
(活動内容)
学校・家庭・地域社会の密接な連携により、子どもたちが長期間家庭を離れ、異年
齢集団による共同生活を体験することにより、困難に耐える力や家庭・地域社会への
感謝の気持ちを育むとともに、子どもたちの望ましい人間関係の育成や自主自立の精
神を養う目的で開催している。
初日の放課後に、西福寺に集合し開講式を執り行い、集団生活がスタートする。
合宿の期間、毎日、学校からお寺に帰り、毎朝、学校へ登校する。近くに住んでい
ながら完全に家から離れて生活し、早起きしてから、下校してから家事をし、テレビ
やゲームといった娯楽から一切遮断された生活を送る。
子どもたち自身が、炊事、洗濯、掃除を実際にすることにより、家事が大変である
ことを学び、家族に感謝する気持ちを実感する。
朝・夕、お寺で食事をすることで、お寺での食事のマナー、食前食後のことばや
「食事五観文」を読むことによって食物に対する感謝の念を植え付ける。
毎夕には、夕べの集いの時間を設け、初日に大学生講師による講話、2日目に琴の
演奏会及び演奏体験、3日目に写経を行った。例年は、2日目に地域の方の講話など
もしており、3日目の写経には、通学合宿を経験し卒業した中高生も参加している。
夕べの集いの後には、禅の集い(座禅)を行い、落ち着いた気持ち、姿勢などを身
につけていく。
最終日の、住職夫妻からの講話、閉講式で終了する。閉講式では、子どもたちがそ
れぞれ感想を述べる。感想では家族のありがたさ、家事の大変さ、住職夫妻へのお礼
など、成長した姿を毎回見ることができる。
(事業を実施して)
○6年生は、今年で2回目の参加で、5年生のお手本として、指導や先を予測しての行動
ができていた。来年は、5年生も2回目となるので、お手本になってくれることを期待
しています。
○お世話と指導をしていただいたお寺の住職夫妻に対して、心から感謝しています。でき
れば来年以降も受け入れていただきたい。
○サポートできたが、子どもたちは、炊事、洗濯などを自分たちでできていたので、安心
して見ているだけでよかった。
禅のつどい
住職さんの講輪
写経
琴の体験
大学生の講話