配列のまとめ

3C情報処理 配列
FORTRANのプログラムの書き方の例
◎配列・・・同一の変数名に番号を付けた形の記憶場所の集まりのこと。1次配列、2次配列などがある。
例:N人の生徒の身長を記憶するために、X(1),・・・・,X(N)という記憶場所(配列)を用いる
配列の寸法について、Dimension文で定義(オブジェクトが配列であることを指定し,( )で配列の規模を示す)する。
・1次元配列・・・同一の変数名に番号を付けたものが、一つの配列になっているもの
例:
例:a(5)の入れ物
a(1) →
a(2) →
a(3) →
a(4) →
a(5) →
Integer TEN ( 1 : 10 ) → TENを整数として表し、1から始まり10までの、合計10個の成分であること。
Dimension a ( 1 : 10 ) → 1×10 の配列であること。
Dimension a ( 5 ) → 1次元配列5つの成分を持つ配列を a として宣言
real a (5), b (6), c (7) → 配列 a は5個、配列 b は6個、配列 c は7個の成分をもつとして宣言
例題1:10人の受験生の英語の点数に配列を組み込んで各科目後との合計点、平均点を求めるプログラム
演習課題1 10人の受験生の英語、数学、国語の点数に配列を組み込んで各科目後との合計点、平均点を求めるプログラムを作成する
・2次元配列・・・同一の変数名に番号を付けたものが、2次元の配列(行列)になっているもの
例:
Integer ten ( 2 , 10 ) → tenを整数として表し、縦2行、横10列の2次元配列(行列)であること。
integer,dimension d (3,3) → 2次元配列3x3を持つ、整数配列 d を宣言
例:work(5,2)の入れ物
5行2列
work(1,1) →
←
work(2,1) →
←
work(3,1) →
←
work(4,1) →
←
work(5,1) →
←
例題2:10人の受験生の英語、数学、国語の点数に配列を組み込んで各科目後との合計点、平均点を求めるプログラム
演習課題2:第9回 2次元配列・DO文 の問題61-31
演習課題3:第9回 2次元配列・DO文 の問題68-52
work(1,2)
work(2,2)
work(3,2)
work(4,2)
work(5,2)