特集 平成27年行方市成人式

20th
Anniversary
行方市成人式
、 行方市文化会館
1 月 日( 日 )
で成 人 式が開 催されました。 色 鮮や
かな 振 袖 やスーツ、 羽 織 袴に身 を 包
んだ 新 成 人の皆さんは、 家 族や恩 師
への感 謝 と 新 た な 決 意 を 胸に、 大 人
の仲 間 入りを果たしました。 成 人 式
の運 営は、 新 成 人で構 成 する実 行 委
員会が中心となって行いました。
「目
第1部の式典では、鈴木市長が、
まぐるしいスピードで社会は確実に変
化し続 ける昨 今、 皆さんを取り巻 く
丸木睦美 長峰沙也加 荻礼希 根本俊平 坂本絢美 椎木香奈 川島葵
環 境 は、 決 して楽 観 的 な ものではあ
八木奨 金田英朗 宮本千晴 畑木惇 藤ヶ﨑美樹 羽生友子 宮内香菜
りません。 経 済、 社 会が混 迷を深 め
る時代の中であっても、豊かな社会を
築いていくのは、皆さんの若い力です。
問 題 があると 感 じるな ら、 それを 解
決していくのは皆さん自身です」と激
励しました。
その後、 来 賓・ 恩 師 祝 辞、 成 人 者
代表発表などが行われ、 第2部の ア
トラクションとして新成人が中学時代
の恩師に近況などを質問しました。
新 成 人の皆さんが行 方 市に愛 着と
誇 りを 持って、 今 後 ま す ま す 活 躍 さ
れることを期待いたします。
成 人 式 当日には、 中 学 校 単 位で写
真 撮 影が行われました。 撮 影した 記
念 写 真は、 各 公 民 館( 麻 生・ 北 浦・
玉造)にて4月 日から配布予定です
ん)
。
※敬称略
実行委員会
11
( 受 け 取 り は 代 理 の方 で も 構いま せ
1
祝 成人
平成 27 年
大人としての自覚と責任を胸に、新たな一歩を踏み出す
今年の新成人が生まれた年
5 月 巨人の槙原寛己投手完全試合達成 10 月 大江健三郎氏ノーベル文学賞受賞
1994 ⇒ 1995
7 月 日本人初の女性宇宙飛行士向井千秋氏を 12 月 平安遷都から 1200 年
乗せたスペースシャトル打ち上げ 1 月 阪神・淡路大震災発生
8 月 福徳銀行5億円強奪事件 3 月 オウム真理教地下鉄サリン事件発生
9 月 関西国際空港開港
今年の行方市の新成人は 386 名。そのうち式
あで
典には 318 名が出席しました。艶やかな振袖
姿の新成人達。懐かしい同級生との再会。写
真を撮り合ったり、談笑したりと 20 歳の喜び
を分かち合いました。式典後のアトラクション
では恩師の先生への質問タイムで盛り上がり
3
ました。希望者を対象として、麻生藩家老屋
NAMEGATA FEB.2015
敷記念館で写真撮影会が行われました。
新成人に聞きました!
二十歳の抱負
それぞれの熱い想いを胸に、夢に向かって歩みはじめた新成人たちに
「二十歳の抱負」を聞きました。
なめがた 2015.2.1
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未 熟であり、 大 人としての責 任 感は持っ
ていません。 しかし、 私 達も将 来は仕 事
えて両親に対する感謝の気持ちでいっ
ぱ い で す。 そ ん な 両 親 に 恩 返 し が で き
る と し た ら、 教 員 に な る 夢 を 叶 え る こ
と だ と 思 っ て い ま す。 現 在 私 は 塾 で ア
ル バ イ ト を し て 多 く の 小 学 生、 ま た そ
の 保 護 者 の 方、 そ し て 教 育 に 携 わ る 多
ます。 今日、こうして無事に成人式を迎
本日はこのように素 晴 らしい成 人 式を
開いてくださり、 誠にありがとう ござい
学問にひたすら打ち込む人もいれば、 仕
な っ た こ と、 嬉 し く 思 う 反 面 厳 し い 社
年間生きてきた時の流れはとても速
く 感 じ ま す。 今 周 りを 見 渡 してみると、 会へと足を踏み込んだ歳でもあります。
ない分別のある人間になりたいです。
です。 私は権 利を与えられて恥 ずかしく
もに成熟し、 責任能力がある成人だから
私 は い ま、 小 学 校 の 先 生 に な る た め
に 大 学 に 通 い、 必 死 に な っ て 勉 強 し て
任という重い言葉が付きまとうように
が 手 に 入 っ た こ と、 そ れ に 比 例 し て 責
「二十歳」みなさんはこの歳になって
何 を 思 う の で し ょ う か。 あ る 程 度 自 由
く の こ と を 教 え て い た だ き ま し た。 教
使 い 方、 大 人 と し て の マ ナ ー な ど、 多
経 験 さ せ て い た だ い て い ま す。 電 話 対
激 励 の お 言 葉 を 受 け た り と、 教 育 に 関
い た だ い た り、 講 師 の 方 々 や 社 長 か ら
た り、 保 護 者 の 方 々 か ら 鋭 い ご 指 摘 を
くの講師の方々と関わって多くのこと
たからだと思います。これからは、 少し
事に明 け暮れている人などたくさんの人
い る と こ ろ で す。 そ ん な 私 が 二 十 歳 に
れた両親を始め、周りの方々の支えがあっ
営したり、グループのリーダーになったり
中 学の頃からイベントの主 催 者として運
これからを 生 きていくということ だと 思
越え、一歩一歩 確 実に進んでいくことが、 か け て い る と い う 状 態 で す。 初 め て の
を今までの経 験、 仲 間の支えなどで乗り
私は、 現 在 大 学に通っています。 大 学 大切だと感じるようになりました。
に通っていると、自分任せになることが多
成 人となった 私 達には、 今 まで以 上の
く、 責 任 感 が 重 要 だと 実 感 していま す。 困 難が待 ち構えています。 しかし、 それ
今やらなければならないことをやるのも
両親に学費を払ってもらって夢を追い
の 歳 だ と 思 っ て い ま し た。 し か し 私 は
は自分の意志で動くことができる自立
に大人として認められ、おおよそのこと
ちです。まず、「二十歳」といえば世間
た 多 く の 皆 さ ま に 感 謝 し て、 こ れ か ら
や、 私 た ち を こ こ ま で 支 え て く だ さ っ
機会をくださった生涯学習課の皆さま
こ の「 二 十 歳 」 と い う 節 目 に、 こ こ
でこうして自分の想いをお話しできる
していきたいと考えています。
応 や 社 会 で の 上 下 関 係、 正 し い 敬 語 の
わっていく上で必要なことをたくさん
を学んでいます。たまには小学生を叱っ
ずつ私たちが支える側になっていくことが
がいま す。 やりたいことや 目 標 があるな
な っ て 思 っ た こ と と い う の は や は り、 職 に 就 く と い う こ と は、 人 の お 手 本 に
する場面がとても多く、 現在も様々な活
いま す。 十 人 十 色 という 言 葉のよ うに、 こ と が 多 く て 親 を 頼 る こ と は 日 常 茶 飯
も精一杯精進してまいります。
動をしています。 活 動をする度に思 うの
自分のカラーが色あせることのないよう、 事。憧れていた「二十歳」は思っていた
よ り も 子 ど も だ と 痛 感 し て い ま す。 加
一人暮らしも保険や賃貸等わからない
が、 責 任というものがどれだけ大 切であ
です。
このよ うな権 利を与 えられるのは心 身と
できればと思います。
らば、 それを達 成 するために、 今 自 分の
な る と い う こ と。 そ の た め に 大 切 な こ
年 間 育ててく
大きな節目を迎え、これまで以上に努
力する必要があります。 二十歳になり強
するべきことをしないといけないと思いま 「二十歳」という歳に対する理想と現実
とをたくさん吸収して自分の夢に反映
えることができたのも、
く思 うことは、 大 人としての責 任 感、 そ
す。やりたいことをただやるのではなく、 の ギ ャ ッ プ と 両 親 に 対 す る 感 謝 の 気 持
長峰 沙也加さん
して権 利 を 得ること ができるということ
喫煙、また選挙権も持つようになります。
また、 私達は様々な権利を得ることが
できます。親の同意無しでの契約や飲酒、
り一層磨きをかけたいと思います。
をする立 場になります。 今の自 分に、 よ
畑木 惇 さん
精進していきたいです。
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るかということです。 今の私はま だ ま だ
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NAMEGATA FEB.2015
成人者代表発表 ー 成人を迎えての抱負 ー