15/02/23 法政大学水文地理学研究室 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 法政大学水文地理学研究室 浅見 和希 御 嶽 山 での噴 火 に伴 い当 研 究 室 では月 1 の継 続 調 査 を実 施 している。第 4 回 の調 査 では、噴 火 直 後 から白 濁 していた濁 川 や王 滝 川 ではその濁 りが薄 くなり、pH も 7.0 前 後 の値 が観 測 された。EC も噴 火 当 初 と比 べて小 さい。その一 方 で御 岳 湖 より下 流 は、pH、EC の値 から湖 内 の火 山 噴 出 物 の影 響 が引 き続 き表 れていることもわかった。また、大 又 川 や樽 沢 では EC の上 昇 が見 られた。今 回 の調 査 で は、濁 川 や王 滝 川 の地 点 では前 回 に続 き水 の濁 りが薄 く、pH も 7.0 前 後 、EC も似 通 った値 を示 した。 御 岳 湖 より下 流 はやはり火 山 噴 出 物 の影 響 が出 ている。加 えて前 回 EC が上 昇 した地 点 の一 部 では さらなる値 の上 昇 も見 られた。 キーワード : 御嶽山, 噴火, 火山噴出物, 電気伝導度, 降雪 Ⅰ はじめに 当研究室では御嶽山噴火による水環境の変化 を確かめるために、10 月 8 日に第 1 回目の御嶽 山周辺河川の調査を実施し、以降月 1 回の継続観 測をしている。今回は第 5 回目の調査となる 2014 年 12 月末に実施した第 4 回の調査の結果、 噴火口の南側に位置する濁川とこの支流の合流 点から下流の王滝川は引き続き白濁していたが、 噴火当初と比べると濁りが薄くなり、粗い噴出物 は入っていない様子が確認できた。そして水質に も変化が見られ、pH が 7.0 に近い値を示していた。 EC に関しては依然として値は大きいものの、噴 火当初と比べれば、値は低下傾向にある。その一 方で、御岳湖より下流の地点は pH が低く、EC も比較的大きいことから、御岳湖内の火山噴出物 の影響が引き続き王滝川下流に表れていること が明らかとなった。このほか、新大又橋(大又川) や樽沢橋(樽沢)、御嶽山東側の白川の地点では EC の上昇が見られた。この EC 上昇の要因につい ては今後の分析で明らかにする必要がある。 Ⅱ 調査方法 調査日は 2015 年 1 月 26 日で、調査メンバーは 浅見、小寺の 2 名である。今回の調査地点数は全 部で 31 地点あり、御嶽山の南側と東側を流れる 河川を中心に調査している。なお、積雪の影響に より一部調査できなかった地点もある。現地では AT、WT、pH、RpH、EC の測定を行ったほか、 一部地点では ALEC を使用して WT、EC、濁度 の鉛直測定も実施した。それから採水してサンプ 1/12 ルを持ち帰り、TOC の分析を行っており、今後さ らに ICP やイオンクロによる溶存成分の分析を 行う予定である。 また、木曽町の方で 2015 年 1 月 19 日に採水し てもらった水についても分析を行っている。 Ⅲ 調査結果 1.河川の様子 噴火口のほぼ真南に位置すると思われる濁川 と、濁川合流後から御岳湖までの区間の王滝川の 水は引き続き白濁していたが、噴火直後と比べて 火山噴出物が細かくなっており、前回と同じく濁 りが薄まっている様子が観察できた。山の東側の 河川については変化が見られない。 2.水温 測定の結果、水温に関しては火山噴出物の影響 による違いは表れていない。御嶽山周辺はすでに 積雪があり、調査日当日も雨が降るなどして気温 が上がらず、水温は全体的に低く 4℃前後であっ た。また、自然湖や大岩橋(御岳湖)では昨年 12 月 に引き続き結氷していた。 3.pH pH は南側と東側のほとんどの地点で 7.0 前後 の値が測定された。白濁していた濁川や王滝川の 地点についても、前回同様いずれも 7.0 に近い値 を示していた。降雨から降雪に変わったことから、 河川に流入する火山噴出物の量が減ったものと 考えられる。前回値が低かった御岳湖より下流の 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 浅見 和希 六段橋や、西野川合流する直前の藪原橋では、そ れぞれ 6.2、6.2 と値が上昇した。 出物は少なかった。水質についても、前回と同じ く pH は 7.0 に近い値を示し、EC も同じような値 であった。ただ、これは降雨から降雪になり、火 山噴出物が雪に混じって陸に堆積するようにな ったため小さくなったとも考えられる。雪解けの 時期に値がどう変化するのか引き続き観測を続 ける必要がある。 また、前回 EC の値が大きくなっていた新大又 橋(大又川)や樽沢橋(樽沢)では今回さらなる 値の上昇が確認され、今後この要因の解明が求め られる。 当研究室の今後の方針としては、まずは先にも 触れたようにサンプルの溶存成分の分析が終了 していないため、一刻も早く分析を行っていき、 その上で結果をまとめていきたい。 最後に木曽町の方にお願いですが、第 3 回調査 時に依頼した毎月中旬の採水を引き続き行って いただければと思います。 4.電気伝導度(EC) 電気伝導度(EC)は、白濁した水が流れている地 点では前回とほぼ似通った値を示した。一方、前 回値の上昇が見られた新大又橋(大又川)や樽沢 橋(樽沢)、白川の地点では、さらに値が上昇し ていることが明らかとなった。この要因について は分析を続けて明らかにする必要がある。 Ⅳ おわりに 御嶽山での噴火に伴う周辺河川の水環境に変 化について確かめるために、法政大学では月 1 回 の継続調査を実施しており、今回は第 5 回目の調 査である。結果、噴火口の南側に位置する濁川と この支流との合流点から下流の王滝川は白濁し ているものの前回に引き続き濁りが薄く、粗い噴 (℃) 6 5 4 3 2 0 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 1 水温の空間分布(2015 年 1 月 26 日) 2/12 4km 15/02/23 法政大学水文地理学研究室 pH 7.0 6.8 6.6 6.4 6.2 6.0 RpH-pH 0.4 0.2 0.1 0 4km 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 2 pH の空間分布(2015 年 1 月 26 日) EC (μS/cm) 400 200 100 50 25 TOC 2(mg/l) 1.5 1 0.5 0 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 3 EC と TOC の空間分布(2015 年 1 月 26 日) 3/12 4km 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 141008 浅見 和希 141031 141126-27 141228-30 150126 2 TOC (mg/l) 1.5 1 0.5 0 10 100 EC (μS/cm) 図 4 EC と TOC の相関 図 5 地点番号 4/12 1000 15/02/23 法政大学水文地理学研究室 平均 8 141008 150126 7.5 7 6.5 pH 6 5.5 5 4.5 4 3.5 3 ① 上 黒 沢 橋 ② 滝 越 橋 ③ 白 川 左 沢 橋 ④ 自 然 湖 橋 ⑤ 下 黒 沢 橋 ⑥ 濁 川 橋 ⑦ 氷 ヶ 瀬 橋 ⑧ 池 ノ 越 橋 ⑨ 松 原 橋 ⑩ 鈴 ヶ 沢 橋 ⑪ 溝 口 川 橋 ⑫ 大 岩 橋 ⑬ 新 滝 ・ 清 滝 ⑭ 新 大 又 橋 ⑮ 瀬 戸 川 橋 ⑯ 樽 沢 上 流 橋 ⑰ 樽 沢 橋 ⑱ 六 段 橋 ⑲ 藪 原 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 ㊱ 小 島 橋 ㊲ 三 尾 発 電 所 横 橋 ㊳ 三 尾 橋 ⑲ 藪 原 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 ㊱ 小 島 橋 ㊲ 三 尾 発 電 所 横 橋 ㊳ 三 尾 橋 図 6 各地点の pH の変動(王滝川とその支流) 平均 1800 141008 150126 1600 1400 EC (μS/cm) 1200 1000 800 600 400 200 0 ① 上 黒 沢 橋 ② 滝 越 橋 ③ 白 川 左 沢 橋 ④ 自 然 湖 橋 ⑤ 下 黒 沢 橋 ⑥ 濁 川 橋 ⑦ 氷 ヶ 瀬 橋 ⑧ 池 ノ 越 橋 ⑨ 松 原 橋 ⑩ 鈴 ヶ 沢 橋 ⑪ 溝 口 川 橋 ⑫ 大 岩 橋 ⑬ 新 滝 ・ 清 滝 ⑭ 新 大 又 橋 ⑮ 瀬 戸 川 橋 ⑯ 樽 沢 上 流 橋 ⑰ 樽 沢 橋 ⑱ 六 段 橋 図 7 各地点の EC の変動(王滝川とその支流) 5/12 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 浅見 和希 平均 8 141008 150126 7.5 7 6.5 pH 6 5.5 5 4.5 4 3.5 3 ⑳ 西 野 橋 ㉑ 西 又 川 橋 ㉒ 冷 川 橋 ㉓ 御 岳 橋 ㉔ 木 曽 カ ン ト リ ー 橋 ㉕ 鹿 ノ 瀬 橋 ㉖ 猿 橋 ㉗ 鹿 ノ 瀬 温 泉 橋 ㉘ 信 長 橋 ㉙ 湯 川 橋 ㉚ 西 野 川 橋 ㉛ こ も れ び の 滝 ㉜ 赤 岩 巣 橋 ㉝ 白 川 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 ㉜ 赤 岩 巣 橋 ㉝ 白 川 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 図 8 各地点の pH の変動(西野川とその支流) 平均 1800 141008 150126 1600 1400 EC (μS/cm) 1200 1000 800 600 400 200 0 ⑳ 西 野 橋 ㉑ 西 又 川 橋 ㉒ 冷 川 橋 ㉓ 御 岳 橋 ㉔ 木 曽 カ ン ト リ ー 橋 ㉕ 鹿 ノ 瀬 橋 ㉖ 猿 橋 ㉗ 鹿 ノ 瀬 温 泉 橋 ㉘ 信 長 橋 ㉙ 湯 川 橋 ㉚ 西 野 川 橋 ㉛ こ も れ び の 滝 図 9 各地点の EC の変動(西野川とその支流) 6/12 15/02/23 法政大学水文地理学研究室 平均 8 141008 150126 7.5 7 6.5 pH 6 5.5 5 4.5 4 3.5 3 ⑱ 六 段 橋 ⑲ 藪 原 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 ㊱ 小 島 橋 ㊲ 三 尾 発 電 所 横 橋 ㊳ 三 尾 橋 図 10 各地点の pH の変動(王滝川・西野川合流前と合流後) 平均 1800 141008 150126 1600 1400 EC (μS/cm) 1200 1000 800 600 400 200 0 ⑱ 六 段 橋 ⑲ 藪 原 橋 ㉞ 本 社 橋 ㉟ 本 洞 川 橋 ㊱ 小 島 橋 ㊲ 三 尾 発 電 所 横 橋 図 10 各地点の EC の変動(王滝川・西野川合流前と合流後) 7/12 ㊳ 三 尾 橋 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 浅見 和希 表 1 2015 年 1 月 19 日採水分析結果表 地点番号 19 34 地点名 藪原橋 本社橋 河川名 王滝川 西野川 気温 ℃ 水温 ℃ 4 3 pH 5 4 6.1 7.2 RpH 6.8 8 RpH-pH EC μ S/cm 0.7 230 0.8 210 TOC mg/l 0.6949 0.4744 表 2 2015 年 1 月 26 日調査結果表 地点番号 地点名 1 2 5 6 7 8 9 10 11 13 14 15 17 18 19 20 21 22 23 24 25 27 29 30 32 33 34 35 36 37 38 上黒沢橋 滝越橋 下黒沢橋 濁川橋 氷ヶ瀬橋 池ノ越橋 松原橋 鈴ヶ沢橋 溝口川橋 清滝 新大又橋 瀬戸川橋 樽沢橋 六段橋 藪原橋 西野橋 西又川橋 冷川橋 御岳橋 木曽カントリー橋 鹿ノ瀬橋 鹿ノ瀬温泉橋 湯川橋 西野川橋 赤岩巣橋 白川橋 本社橋 本洞川橋 小島橋 三尾発電所横 三尾橋 河川名 上黒沢 王滝川 下黒沢 濁川 王滝川 王滝川 王滝川 鈴ヶ沢 溝口川 清滝 大又川 瀬戸川 樽沢 王滝川 王滝川 西野川 西又川 冷川 西野川 末川 鹿ノ瀬川 湯川左沢 湯川 西野川 白川 白川 西野川 本洞川 王滝川 入川 王滝川 気温 ℃ -3.0 -3.0 -3.0 -3.0 2.5 2.8 2.3 3.9 5.0 3.0 6.1 3.1 5.0 7.4 8.0 3.8 2.5 1.3 4.4 3.3 1.3 2.8 3.0 2.1 4.8 2.9 2.8 2.5 2.1 2.5 3.2 水温 ℃ 2.1 2.5 2.1 3.6 2.8 2.3 3.0 4.3 3.2 1.8 3.6 1.5 1.4 3.5 4.0 6.1 3.6 4.0 4.1 6.8 3.4 5.1 3.0 5.0 4.1 4.6 5.0 4.1 3.9 4.1 3.8 8/12 pH 6.9 6.8 6.8 7.0 7.0 6.8 6.9 7.2 7.2 7.0 7.3 6.8 7.2 6.2 6.2 7.1 7.0 6.9 7.0 6.9 7.0 7.2 7.1 6.6 7.4 7.7 7.0 7.3 6.1 7.1 6.6 RpH 7.0 7.0 7.0 7.2 7.1 7.1 7.1 7.3 7.4 7.4 7.6 7.0 7.6 6.6 6.6 7.2 7.2 7.2 7.2 7.1 7.2 7.4 7.3 7.0 7.7 7.9 7.5 7.4 7.2 7.4 7.2 RpH-pH 0.1 0.2 0.2 0.2 0.1 0.3 0.2 0.1 0.2 0.4 0.3 0.2 0.4 0.4 0.4 0.1 0.2 0.3 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.4 0.3 0.2 0.5 0.1 1.1 0.3 0.6 EC μ S/cm 28 25 31 610 420 350 320 48 68 49 230 78 134 230 230 53 46 49 52 35 78 68 92 192 195 230 220 171 172 59 125 TOC mg/l 1.202 1.784 1.634 0.839 1.014 0.7678 0.752 0.6436 0.6972 0.7005 0.8527 0.7624 0.8086 0.4977 0.7163 0.6427 1.007 0.6951 0.9497 0.8676 0.5812 0.875 0.7932 0.4948 0.9443 0.468 0.9622 1.415 0.5942 0.8935 1.026 15/02/23 法政大学水文地理学研究室 Ⅴ 1979 年噴火時の水質調査 御嶽山の噴火は 1979 年 10 月 28 日にも発生し ているが、この噴火の際に行われた周辺河川の水 質の調査結果が掲載されている調査報告書を見 つけることができた。ここでは 1979 年の水質調 査からわかることをまとめてみようと思う。 調査が実施されたのは噴火から約 1 か月後の 1979 年 12 月 3 日~5 日である。pH の観測結果 を見ると、1979 年の際も御嶽山南側の濁川で酸 性の値になっているほか、御岳湖でも pH が低く なっている。水質組成を見ると、pH の低い濁川 や御岳湖ではカルシウムイオン(Ca2+)と硫酸イオ ン(SO42−)、塩化物イオン(Cl−)の濃度が高く、重炭 酸イオン(HCO3−)の濃度が極端に低くなっている。 今回の噴火発生から約 1 か月後の 10 月 31 日の 調査時に得た水のサンプルおよび 11 月 8 日に採 水された御嶽山上の水のサンプルの分析結果と 比較すると、河川水が白濁している地点や御岳湖、 御嶽山頂の雨水や二ノ池の水質組成と 1979 年の 濁川や御岳湖の水質組成は似通っており、1979 年の噴火時と同様の水質変化が今回も起こって いることが示唆された。 参考文献 吉岡龍馬・奥田節夫・諏訪浩(1980):御岳噴火後 の周辺渓流における水質特性, 御岳山 1979 年 火山活動および災害の調査研究報告, 124-134. 北野康・金森暢子(1980):木曽御岳山噴火と天然 水および堆積物中の重金属元素, 御岳山 1979 年火山活動および災害の調査研究報告, 135-145. 表 3 1979 年 12 月 3-5 日調査結果表 地点名 T-1 T-2 Y S N-1 N-2 N-3 O Na mg/l 2.5 2.2 11.9 10.4 12.6 45 16.1 4.6 K mg/l 0.83 0.87 1.95 2.03 2.12 5.8 2.83 1.09 Ca mg/l 3.8 2.6 8.9 10.7 6.1 61.5 30.8 12.6 Mg mg/l 1.5 3 6.3 6.2 4.8 3.4 8.9 4.3 Cl mg/l 0.5 0.4 8.7 5.6 11.3 130 27.7 14.8 出典:「御岳噴火後の周辺渓流における水質特性」より 図 11 1979 年調査地点 9/12 HCO3 mg/l 9.1 10.2 42.2 31.6 29.7 0 0 0 SO4 mg/l 8.9 3.1 21.1 36.5 21.5 411 104.5 34 SiO2 mg/l 23.2 18 29.2 30.7 36.6 49.3 23 12.1 pH 7.25 7.08 7.3 6.98 7.11 3.08 4.72 5.38 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 浅見 和希 pH 7 6 5 4 pH 7 5 3 0 4km 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 12 pH の空間分布(1979 年 12 月 3-5 日) pH 7 6 5 4 pH 7 5 3 0 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 13 pH の空間分布(2014 年 10 月 31 日) 10/12 4km 15/02/23 法政大学水文地理学研究室 me/l 3 2 1 0 1 凡 例 pH 3倍 試料名 Na+K me/l 3 2 7 6 5 4 Cl Ca HCO3 Mg SO4 (+NO3 ) pH 7 5 3 0 国土地理院 地理院地図(標準地図) 4km 図 14 水質の空間分布(1979 年 12 月 3-5 日) 凡 例 2倍 試料名 Na+K 18: 御嶽明神橋 19: 冷川橋 Cl 10倍 Ca HCO3 Mg SO4 (+NO3 ) 23: 信長橋 me/l 3 me/l 2 1 0 1 2 20: 鹿ノ瀬橋 3 31: 行場山荘 33: 二ノ池 21: 猿橋 24: 湯川橋 22: 鹿ノ瀬温泉橋 32: 女人堂前 (μS/cm) 700 200 100 50 25 25: 西野川橋 15: 樽沢上流橋 7: 池ノ越橋 26: 白川橋 8: 松原橋 27: 本社橋 13: 清滝 6: 氷ヶ瀬橋 1: 上黒沢橋 5: 濁川橋 28: 本洞川橋 14: 新大又橋 16: 樽沢橋 29: 小島橋 30: 三尾橋 9: 鈴ヶ沢橋 10: 溝口川橋 3: 滝越橋 17: 六段橋 2: 白川左沢橋 11: 瀬戸川橋 4: 自然湖橋 12: 大岩橋 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 15 水質の空間分布(2014 年 10 月 31 日) 11/12 0 4km 第 5 回御嶽山周辺河川調査報告 浅見 和希 T-2 T-1 Y N-3 N-2 S N-1 O 0 4km 国土地理院 地理院地図(標準地図) 図 16 トリリニアダイヤグラム(1979 年 12 月 3-5 日) 100% ● 1: ● 2: ● 3: ● 4: ● 5: ● 6: ● 7: ● 8: ■ 9: ■ 10: ■ 11: ● 12: ● 13: ● 14: ● 15: ● 16: ● 17: ◆ 18: ◆ 19: ◆ 20: 上黒沢橋 白川左沢橋 滝越橋 自然湖橋 濁川橋 氷ヶ瀬橋 池ノ越橋 松原橋 鈴ヶ沢橋 溝口川橋 瀬戸川橋 大岩橋 清滝 新大又橋 樽沢上流橋 樽沢橋 六段橋 御嶽明神橋 冷川橋 鹿ノ瀬橋 ▲33 ▲32 ◆ ▲ 2331 ◆18 15 1 3 4 2 5 6 7 ●29 ◆19 ◆ ◆26 ◆ 22 24 ◆ 20 ■9 ●2 ●16 ◆ ■ ● 28◆ 3● ●10 27 15 4 ◆ ● 25 1● ◆21 14 ◆ ■10◆ ●16 ◆ ●14 ◆21 ◆ 24 25 27 22 ● 26 ● ● 28 ● ● ◆ ● ■30 5● 15 ● ●13▲ 29 ● 9 ◆ ◆ 8620 13 7● ● ● 19 ●42 ▲32 3118 1712 ▲33 ■11 ◆23 0% 100% Ca 100% 0% 100% 0% ◆18 ●30 ◆19 ◆20 ●29 ◆ 22 ◆ ●24 2 ◆ ◆ 26 ■● 21 3● 9◆ ◆ ■ 27 4 ●● ● 25 10 1 15 13 ●16 ◆ ●28 14 Cl 図 17 トリリニアダイヤグラム(2014 年 10 月 31 日) 12/12 28 13 16 17 29 10 30 9 11 8 12 4km ◆ 21: ◆ 22: ◆ 23: ◆ 24: ◆ 25: ◆ 26: ◆ 27: ◆ 28: ● 29: ● 30: ▲ 31: ▲ 32: ▲ 33: 猿橋 鹿ノ瀬温泉橋 信長橋 湯川橋 西野川橋 白川橋 本社橋 本洞川橋 小島橋 三尾橋 行場山荘 女人堂前 二ノ池 ◆23 ▲ 31 ▲ 32 ▲33 ● 12 ■ ●1711 ● ● 87 ● 65 HCO3 100% 25 27 0 0% Mg 14 国土地理院 地理院地図(標準地図) ●30 Na+K 24 26 ●13 0% 21 22 23 19 18 33 32 ● ●17 12 ■11● ● 5 7 ● 86 Ca+Mg Cl+SO4 +NO3 100% 0% 0% 100% 20 31 SO4 +NO3 0% 100%
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