第8号 平成27年6月8日発行 廿日市市立廿日市中学校 3学年 担当 進路指導主事 光本清隆 ■オープンスクール,学校公開等の案内 学校名 実施日 校内締切 広島市立美鈴が丘 7月17日 高等学校『放課後見 申込不要 (金) 学会』 瀬戸内高等学校 個別説明会・学校公開 6月 20 日 (土)他 教室掲示の 申込不要 プリント参 照 広島国泰寺高等学 プリント参 校地域別学校説明 照 会 広 島 県 立 廿 日 市 西 8月30日 7月8日 高等学校 (日) (水) 7月28日 広 島 県 立 広 島 工 業 (火) 高等学校 7月29日 (水) 7月11日 比 治 山 女 子 高 等 学 (土) 校 7月12日 (日) 6月19日 (金) 6月19日 (金) 広 島 修 道 大 学 付 属 7月12日 6月30日 鈴峯女子高等学校 (日) (火) 内容 日程 詳細は教室に掲示されているプリン ト参照 日程 9:00~12:00 当日,高校にて受付 ※オープンスクールについては,後日 案内します。 プリント参照 申込を希望される生徒・保護者の方は 光本まで申出てください。参加申込用 紙をわたします。 8:30 受付 9:00~12:00 学校紹介・模擬授業・部活見学・相談 コーナー 詳細は,配布したプリント参照 申込は,配布したプリントの下にある 参加申込書に必要事項を記入の上,担 任に提出 [内容] 配布した実施要項を参照 申込は,実施要項についている申込書 に必要事項を記入の上,担任に提出 [内容] 配布した実施要項を参照 申込は,配布した案内についている申 込書に必要事項を記入の上,担任に提 出 広島県立廿日市西 高 等 学 校 文 化 祭 一 6月13日 申込不要 般公開 (土) [内容] 配布した実施要項を参照 申込は,配布した案内についている申 込書に必要事項を記入の上,担任に提 出 時間:9:30~14:00 上履き・スリッパ持参,当日循環バス があるそうです。利用する人は、光本 まで。 保護者の方へ 7月8日(金)の5・6校時に高校説明会(実際に高校の先生方に来ていただいて,各 学校の説明をしていただくもので,5校時は私立高等学校,6校時は公立高等学校を予 定しています。)を行ないます。詳しい内容,案内は,後日お配りします。多数の参加 をお願い致します。 ■復習は大切だといいますが・・・・・・ 「復習をしっかりやりなさい」 「復習をやらないと,忘れてしまって定着しません」 ・・・ と先生方からよく言われていると思いますが,どのような復習をすれば結果につながる のでしょうか。1つのヒントになる実験を紹介します。 新しい単語を40個覚えてもらうというテストです。みんなは新しい単語を覚えるとき, どう暗記しますか。実験では,四つのグループ1~4に分かれて,別々の記憶法が試さ れました。 グループ1 テストで満点が取れなかったら,再度40個のリストを全部見直して,もう一度40問 のテストに挑戦する。それでも満点が取れなければ,また40個を見直し,またテスト します。こうしてテストで満点が取れるまで,この「学習&確認テスト」のセットを繰 り返す。 グループ2 ちょっと手抜きをします。全部見直すのは面倒なので,テストで間違ったところだけを 見直して,さきほどの40問テストに再トライする。また間違えたら,そこだけを見直 して,ふたたびテストに臨みます。満点が取れるまで繰り返します。 グループ3 グループ2の裏バージョンです。見直しは40個全部きちんとやります。でもテストは 間違えたところだけを解きます。また間違えてしまったら,また一から全部見直し,そ して,先ほど間違えたところだけをテストします。こうして間違える箇所がなくなるま で繰り返します。 グループ4 見直しは全部しません。間違ったところだけを見直して,そこだけを再テストするとい う方法。そして,間違いがゼロになるまで繰り返す。 暗記し直す単語 テストする単語 グループ1 すべての単語 すべての単語 グループ2 間違えた単語のみ すべての単語 グループ3 すべての単語 間違えた単語のみ グループ4 間違えた単語のみ 間違えた単語のみ さて,この四つのグループ。覚えるのがもっとも早かったのはどのグループでしょうか。 実は,グループ間の差はなく,覚えるまでの繰り返し数は,どのグループも同じだった のです。 なぁ~だと思わないでください。 ところが,ここからがポイントですが,一週間後に同じテストをすると,意外なほど点 数に差が開きました。どうなったと思いますか。どのグループが一番いい点数をとった と思いますか。考えてみてください。 グループ1と2は約八十点,グループ3と4はなんとほぼ三十五点しか取れなかったの です。これは一体どういうことなのでしょうか。 成績の良かったグループ1と2で共通している部分に着目してみてください。グループ 1と2では,確認テストを全問繰り返しています。グループ3は,見直しは全部やって いますが,テストは間違えたところしかやっていません。ここが最大のポイントです。 実験結果の意味していることは,記憶するには,覚えたことを頭の中から引きだす作業, つまりテストを,手を抜かずにやったほうが良いということです。覚えることは大切で す。覚えないと話になりません。が,覚えたことを引き出す作業,覚えたことを使う作 業が大切だということです。ですから,「詰め込み型」の勉強法よりも,「知識活用型」 の勉強法のほうが,効率的だということになります。 みなさんの日ごろの勉強法に応用するのであれば,教科書や参考書を何度も見直すよ りも,問題集を何度も解くような復習法のほうが,効率的に学習できるということで す。
© Copyright 2024 ExpyDoc