二次案内 2015 第10回 働くもののいのちと健康を守る東北セミナーは、10回目を迎えることができました。 今年度は、東日本大震災の被災地の岩手県が開催地となります。あの日から4年5ヶ月を過ぎましたが、被災 地の復興は、住居の確保も生業の再建もまだ道半ばです。働く人々の状況も、雇用の回復の遅れや過酷労災事故 の急増、心身の健康の問題も深刻さを増しています。 しかし、政府は、復興予算の一部地元負担を強いたり、被災者への直接支援の打ち切りを打ち出したりと被災 地の願いに逆行するばかりです。また、働くものには、労働者派遣法の改悪や労働時間規制を緩和する労基法の 改悪など、ますます自己責任と犠牲を強いる「世界で一番企業が活躍しやすい国」づくりが進められています。 このセミナーで、学び交流して「人間らしく働きやすい職場」をつくる力をつけましょう。 岩手県花巻温泉でお待ちしています。多くの皆さんの参加を期待します。 記念講演 被災地住民、及び自治体労働者の健康状況について - 被災地の診療所医師の目から - 講師:佐々木 道夫 さん (大船渡市国民健康保険越喜来診療所長、大船渡市役所嘱託産業医) 日時:10月3日(土)、4日(日) 日程: 1日目 開会集会 13:00 2日目 記念講演 分科会 15:40~17:00 分科会 9:00~11:00 会場:花巻温泉 13:45~15:30 交流会 18:00~20:00 閉会集会 11:10~12:00 ホテル紅葉館 〒025-0304 岩手県花巻市湯本1-125 TEL.0198-37-2140 送迎バス時刻表 JR新幹線「新花巻」駅発着 行き 10月3日 12:00発 12:30着 帰り 10月4日 12:30発 13:00着 ※ 乗り継ぎの新幹線の時刻は各自確かめてください。昼 FAX.0198-27-4445 当日の事務局の連絡先は、こちらの携帯 にしてください。芳賀まで 080-6003-5774 食も各自確保してください。新花巻駅周辺には飲食店 が少ないです。 参加費:15,000円(全日程参加、宿泊) 11,500円(日帰り、交流会参加) 3,000円(日帰り) 2,000円(1日目のみ日帰り) 「働くもののいのちと健康を守る東北セミナー」実行委員会 連絡先・TEL:022(268)3684(宮城県労連内/働くもののいのちと健康を守る宮城県センター) FAX:022(211)7004 E-mail:[email protected] URL:http://inoken-miyagi.jimdo.com/東北セミナーニュース/ 分科会 働き過ぎと健康 第1分科会 講師:坂戸 慶一郎 医師(津軽保健生協 健生黒石診療所所長) 担当:青森県 過労死等防止対策推進法が成立し、国は「過労死等防止対策大綱」を作成して、「過労 死ゼロ」をめざすと目標を掲げ、長時間労働と働くものの健康についての実態調査と研 究を進めることをやっと打ち出しました。 この分科会では、昨年に引き続いて、医学的見地からお話をいただいて学習をして、今 後の職場での取り組みに活かすための討議をしたいと思います。 メンタルヘルスとパワハラ・いじめ 第2分科会 講師:菅原 保 医師(医療法人 健友会副理事長 本間病院院長) 講師:齋藤 慶史 医師(仙台錦町診療所・産業医学センター所長) 担当:山形県 いま、職場の中でなかなか解決が難しく深刻な問題となっている、メンタルヘルスにつ いて、医師の立場から原因や対策についての学習と、職場での取り組みの交流をしたい と思います。 職場の労安活動を生き生きと 第3分科会 基調報告:「みやぎ生協」での労安活動の報告(宮城一般みやぎ生協支部) 担当:宮城県 快適な職場を作るためには、「職場安全衛生委員会」を基礎として、労働者と使用者が 共通の基盤に立って取り組むことが重要になっています。 「みやぎ生協」の職場での取り組みの報告を聞いて、各職場での取り組みの報告や悩み を出し合い、労安活動の活性化に活かすことを期待します。 女性の働き方と健康問題を考える 第4分科会 担当:秋田県 助言者:末次 エリカ さん(秋田県医労連副委員長・市立横手病院労組委員長) 安倍首相は「女性が輝く社会」と言って、女性の労働力の活用を促していますが、本当 に今の職場の働き方で健康で働き続けられるかと不安を抱えながら働いている女性が多 いと思います。特に、医療や福祉職場での深夜長時間労働が女性の健康に及ぼす影響に ついて考えます。 この分科会は、女性が抱える問題について考える分科会ですが、男性の理解が大事なの で男性の積極的な参加を期待します。 被災地の労働者・住民の健康 第5分科会 岩手、宮城、福島の現地からの報告 担当:福島県 東日本大震災から、4年6月経過しましたが、労働者・住民の健康はどうなっているの でしょうか? 記念講演で、佐々木道夫先生から大船渡の実態について医師の立場から 報告を受けて、実際に現場で働いている人々から生の声を聞いて、これから何が必要な のか一緒に考えたいと思います。被災地以外の方の参加を期待します。 参加申し込みは、各県の県労連・県民医連事務局までお願いします。 参 加 申 込 書 氏 名 性 別 所属・団体名 分科会 番号 宿泊 有無 〆切り 9月15日 日帰り 交流会参 加有無 喫煙 有無 送迎バス 有無 その他
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