everRun VM leaflet

Marathon everRun VM
サーバー仮想化環境におけるフォールトトレラントソリューション
仮想化と可用性を橋渡しする
現在、積極的に導入が検討されているサーバー仮想化には、サーバーの効率的な利用や柔軟な運
用管理、レガシーシステムの継続利用などの数多くの利点があります。 しかし、実際にはサーバ
ー仮想化は数%のシステムでしか利用されておらず、本当に重要なシステムでの採用には至ってい
ません。 なぜでしょうか?
サーバーの障害によって発生する損失は、サーバーを仮想化し集約することによって増大するた
め、多くの企業が仮想化環境の可用性に不安を抱いています。 しかしながら、従来の高可用性ソリ
ューションは、非常に基本的なレベルの可用性ソリューションであったり、物理環境向けの高可用
性ソリューションを仮想化環境上で稼動させるために、非常に複雑な構築/運用管理を強いるもの
でしかありませんでした。
マラソンの everRun VM は、仮想化と可用性との間にある、この技術の溝を埋め橋渡しすること
で、企業による仮想化導入を成功に導きます。
everRun VM の特徴
everRun VM を利用することで、Citrix XenServer™上に構築された仮想マシン (VM) を、わずか
数クリックの簡単な操作で、個々の仮想マシンの可用性ニーズに合わせた最適な可用性レベルで保
護することが出来ます。
仮想マシンやサーバー全体の障害時に別サーバー上で仮想マシンを再起動する最低限の可用性を
確保したい場合には、マラソンテクノロジーズがシトリックス社と共同開発し、XenServer 5
Enterprise Edition に標準装備されるベーシックフェイルオーバー(レベル 1)。 比較的障害の発生
しやすい I/O コンポーネント(ディスク、ネット
LVL3
LVL3
ワーク)を完全に二重化することで、コンポーネ
ントレベルの障害発生時にも連続稼動を実現する
LVL2
LVL2
コンポーネントレベルフォールトトレランス(レ
LVL1
ベル 2)。CPU、メモリをも二重化し、いかなるサ
VM
ーバー障害時にも連続稼動を実現するシステムレ
ベルフォールトトレランス(レベル 3)。
everRun
everRun
また、従来のクラスタシステムとは異なり、シ
XenServer
XenServer
ングルシステムイメージを提供しているため、従
来必要とされてきたクラスタに関わる高度な運用
管理スキルを必要としません。
企業における仮想化の本格採用を阻んできた障壁を取り除き、仮想化の導入を成功に導くまさに
キーファクターと言えます。
本カタログに記載されている内容は将来提供される機能の説明を含んでおり、その機能/仕様は予告無く変更されることがあります。
VM
ダイアラブル アベイラビリティ
everRun VM では、アプリケーションごとの可用性(アベイラビリティ)要件にあわせて、障害発生時の仮想マシン再起動から、連続可用性ま
で、必要な可用性レベルを自由に選べます。
ホスト障害時の保護
Level 1
Level 2
Level 3
ベーシック フェイルオーバ
コンポーネント レベル FT
システム レベル FT
(Citrix XenServer HA)
(everRun VM)
(ロックステップオプション)
●
●
●
他のホストで仮想マシンを再起動
他のホストで仮想マシンを再起動
中断なしに仮想マシンを継続動作
●
●
●
同一ホスト上で仮想マシンを再起動
他のホストで仮想マシンを再起動
中断なしに仮想マシンを継続動作※1
I/O 障害時の保護
●
●
コンポーネントの能動的検証
(アクティブバリデーション※2)
●
●
ディザスタトレラント構成
●
●
任意のディスク
任意のディスク
仮想マシン障害時の保護
ストレージ
共有ディスク必須
ホスト間でデータをミラーリング可能 ホスト間でデータをミラーリング可能
サポート OS
Windows, Linux
Windows
Windows
※1 仮想マシン上の OS 障害の場合には、仮想マシンの再起動が発生します。
※2 待機ホスト上のコンポーネントの健全性を常に確認しておくことにより、切替処理を確実にするための手法。
シンプルな管理ツール
Web ベースの管理ツールによって、リソースプール内の仮想マシン群を集中管理すること
が出来ます。分かりやすいインターフェースによって、障害がある場合にも、障害発生コン
ポーネントを探し出すのも容易です。また、アプリケーションの可用性ニーズが高まり、仮
想マシンを保護する場合も、わずか数クリックの簡単な操作によって、好みの可用性レベル
に設定することができます。
everRun VM を選ぶ理由

最高レベルの高可用性
I/O やシステム障害時の連続可用性

「信頼」できるリカバリ
データパスの深部での障害検出/リソース予約/アクティブバリデーション(リソース検証)

シンプル - IT 管理者の特別なスキル不要
内蔵されたポリシー/自動化/スクリプト作成・アプリケーション変更不要
【Marathon Technologies社日本代理店】
【販売代理店】
〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町8番 アセンド神田紺屋町ビル
TEL.03-5256-0877 FAX.03-5256-0878
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2008 年 12 月
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