社会・地歴・公民科 社会・地歴・公民科の目標 身近におこる社会的な問題に興味・関心をもち、主体的に学習をする姿勢を養うとともに、国際化が 進み、複雑さを増す社会に対応できるように、幅広い教養を身につけることをめざします。 ① 学習内容を単に暗記するだけではなく、自らが調べ、分析し、様々な角度から物事を考えるこ とができる力をつけます。 ② 多くの選択科目を余裕ある時間数で学習することにより、高度で幅広い知識と教養を身につけ ます。 6年間の学習の流れ 基 礎 ・ 基 本 期 1回生 2回生 3回生 4回生 社 会【123】 (3.5時間/週) 社 会【123】 (3.5時間/週) 社 会【157】 (4.5時間/週) 社会z(3単位) 公民的分野 地 理 的 分 野 ※ 歴 史 的 分 野 歴 史 的 分 野 ※ は必履修、 教科・科目名の後の【 地 理 的 分 野 現代社会 政 治 分 野 は選択必履修、 経 済 分 野 国 際 分 野 世 界 史 A 世 界 史 A 現 代 社 会 は自由選択科目を示す。 】内の数字は前期課程の年間授業時数を、( ) 内の数字は後期課程の週単位数を示す。 【1・2回生では】 地理的分野と歴史的分野を学習します が、最初に地理的分野「世界のさまざまな 地域」を学習し、国際化に対応する知識を 早い段階から身につけます。地理的分野で の調べ学習や資料・写真・グラフの読み取 り、そして地図学習を生かして、歴史的分 野の学習を深めていきます。課題解決学習 を通して、思考力・判断力・表現力を身に つけ、3回生の公民的分野の学習に発展し て、取り組めるようにします。 【3回生では】 中学校の公民的分野と 高校の「現代社会」は重 複する部分が多いので両 者を結びつけて「現代社 会」を公民的分野として 勉強します。また、授業 時数が標準時数より多い ので、高校の科目である 「世界史A」にも入りま す。 【4回生では】 社会zという他 の学校にはない教 科で、まず、近現 代を中心とした世 界の歴史を学び、 次に、現代社会が 抱える様々な問題 について歴史的な 視点から考えてい きます。 「基礎・基本期」における「社会」 「社会z」 (1~4回生) 1回生「社会」から4回生「社会z」までを一つの継続した教科として考え、内容を精選・再配列して 効果的に学習を進め、この期間に中学校の社会科と高校の「世界史A」「現代社会」の内容まで学習しま す。特に「社会z」は本校独自の教科で「世界史A」と「現代社会」の現代社会の特質の内容を含んでい ます。これにより、5回生以降、自らの進路に適した科目を余裕ある授業時数で選択することが可能にな ります。 10 学習のポイント ・授業のポイント 漠然と先生の話を聞き、黒板に書かれたことをノートに写すような受け身的な授業の受け方では、社 会科の授業は面白くありません。社会科ほど日常生活に結びついた教科はありません。新聞・TV・書 籍などを通じて様々な出来事に関心をもち、興味をもって主体的に授業に取り組めるようにしましょう。 ・家庭学習のポイント 日頃から、社会科に関係することに様々なメディアを通じて興味・関心をもっておくことが重要です。 また、定期テストの前には、学習した内容を反復して頭の中に整理していくことが重要です。 充 実 ・ 発 展 5回生 期 6回生 進 路 日本史Bまたは地理B (4+2 単位) 世界史B (4+2 単位) 政治・経済 (2 単位) 倫 国公立大学文系 理 (2 単位) 私立大学文系 現代社会(2 単位) 国公立大学理系 日本史Bまたは地理B (4+2 単位) 現代社会 (2 単位) 私立大学理系 日本史Bまたは地理B (4+2 単位) 短期大学 世界史B (4+2 単位) 政治・経済 (2 単位) 倫 理 (2 単位) その他 現代社会(2 単位) 【5・6回生では】 日本史か地理を必ず選択することになりますが、それ以外は、自らの興味・関心や進路目標 に応じて多くの選択科目の中から自由に選択し、学習を進めることができます。地歴科では、 文系で世界史が選択できます。また、公民科では5回生で「政治・経済」 、6回生で「現代社会」、 「倫理」の両方を履修することも可能になります。 11
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