(16) 特定非営利活動法人 沖縄音楽文化交流機構 琉球交響楽団 団体概要 2006 年 5 月に「琉球交響楽団」の支援母体として設立 組織体制 役員は理事長ほか理事 10 名、監事 1 名 会 員 正会員 70 名 賛助会員 108 名 (法人会員 0) 2015 年 2 月現在 当法人は琉球交響楽団の活動を支援することを通して、沖縄県の音楽文化の普及及び振興、 国際交流及び人材育成事業を行い、豊かな県民生活に寄与することを目的としている。 琉球交響楽団は 2001 年に設立され、団員は沖縄県立芸術大学の卒業生を中心に県内外で活 動する演奏家で構成し、設立当初からミュージックアドバイザーとして、国際的指揮者の大 友直人氏を迎えている。現在、団員 43 名。 現状分析 1.ミッションとビジョンの共有 ・全団員にミッションとビジョンが共有されていない ・ステークホルダーが把握されていない ・外部環境の分析がなされていない 2.組織体制・財務分析 ・特定非営利活動法人沖縄音楽文化交流機構=琉球交響楽団の構図が不明確 ・決定権がどこにあるのかあいまい ・団員規約がない ・事業計画の数値目標が設定されていない 3.マーケティング、ファンドレイジングの必要性 ・マーケティング目標が立てられていない ・助成金申請の活用が少ない ・企業との関係を構築できていない ・会員を継続していただくための活動が弱い 中長期計画策定に向けて 1.ミッションとビジョンの共有、組織体制の強化 . ・法人名称を「特定非営利活動法人 琉球交響楽団」に変更 ・団員でミッション・ビジョンの共有を図る 2.事業計画における数値目標の設定 ・収入支出の動向分析をし、具体的な数値目標を設定する ・自主公演 2回/年(今年度実績)→10回/年(来年度目標) ・学校公演 8回/年(今年度実績)→15回/年(来年度目標) 3.ファンドレイジングの強化 ・マーケティング目標をたてて、収入と利益の最大化を図る ・ステークホルダーの関係の強化 ・会員特典の見直し ・企業会員を増やす ・助成金等の活用を積極的に行っていく
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