野焼きの注意について

野焼きに関する注意喚起
須賀川消防署鏡石分署
TEL 0248-62-4511
春先は野焼きの不注意により、 火災が多発します。野
焼きは危険と隣り合わせの作業であることを常に意識して
ください。また、身の安全や延焼拡大を防止するうえで、
強風時や空気が乾燥しているときには実施しないようにし
ましょう。
1 野焼き実施前の注意点について
(1)一人では行わず、必ず複数の人と協力して実施する。また、
高齢者のみでは行わない。
(2)水バケツやスコップなど消火用具を事前に準備する。
(3)厚手の生地の衣類を着るなど、着火しにくい服装とする。
(4)開始前に消防署へ電話連絡する。
2 野焼きの特徴
(1)火をつけると風が起こる。また風向きが急に変わることがあ
る。
(2)傾斜地では、炎の速度が非常に早くなる。地形や風向きに
注意し緊急時にはどちらに逃げるかを考える。
(3)尾根の上では、下から炎が勢いよく上がってくる時がある。
(4)風が強く乾燥している場合は、他に飛び火し延焼拡大する。
3 野焼き実施時の注意事項
(1)建物やビニールハウスなどの近くでは実施しないこと。
(2)一度に大きな野焼きや、小規模でも一度に数箇所の野焼
きはせず、少しずつ行うこと。
(3)飛び火を防止するため、分散して人を配置する こと。
(4)火をつけたら消火するまでその場を離れないこと。
(5)野焼きが終わったら、確実に消火すること。
4 着衣に着火してしまった場合の対応
(1)止まる(走ると風が起こり勢いを大きくする)
(2)倒れる(燃えているところを地面に押し付ける)
(3)転がる(地面に倒れ左右に転がり、窒息消火する)
5 火災が発生した場合
(1)無理に消そうとせず、速やかに消防署へ119番通報する。