中国・山西師範大学訪問の報告

中国・山西師範大学訪問の報告
経済学部: 許 霽
2015 年 10 月 25 日
山西師範大学との協定締結
この度協定締結のため、冨士副学長とともに中国山西省にある山西師範大学を訪問しました。 10 月 21 日
に飛行機で上海から西安に入り、さらに新幹線に乗り継いで、14 時間をかけてようやく中国山西省臨汾市に
到着しました。 ここは尭帝の故郷で、三皇五帝は伝説上の人物と考えられていましたが、最近 4500 年前の
尭帝都の跡地が見つかったことで、三皇五帝は実在した人物であることが証明され、中華文明の起源の地と
して実に歴史のある場所であることが確認されました。
三晋の地・山西省
翌日の午前、薛副学長をはじめ、劉外事処長らと今後の交流について歓談し、無事協定締結に至りました。
その後の見学では、学内の戯劇博物館の規模に驚きました。
収蔵品の多さはとても大学レベルとは思え
ないもので、研究者の熱心さとその長年の苦労がうかがえました。
紹介します。
山西師範大学のキャンパスを写真でご
また何よりもうれしかったのは、山西師範大学で日本語教員を担当している永田奏先生が、本学経済学部
卒業生であるということを偶然にも知ったことでした。
欧米留学した際に、語学の勉強で多くの方々に親
切にしてもらった経験から、自らも日本語を教えることで多くの人に感動を与えたいと思い、上海で 7 年間日
本語を教えたのち、山西師範大学に来られ、そろそろ 3 年目になるそうです。 私が福山大学に赴任する前
の卒業生で、面識こそないもののその活躍ぶりにとても感動しました。
左から許、冨士副学長、永田先生
10 月 23 日の午前中に日本語学科で留学説明会を行ったところ、1,2,4 年生の 100 名以上が参加して大盛
況であった。 特に 4 年生から、「経済学の勉強に数学の知識はいるのか?」、「事前学習は何をすればよいの
か?」などの真剣な質問が多く、卒業間近の緊張感と真剣さが感じ取れました。
説明会後は、冨士副学長による経済與管理学院での講演『バブル崩壊後の日本経済―長期停滞からの脱
出とアベノミクス―』が行われました。
た。
会議室は教員と学生であふれ、皆さん、とても熱心に聞いていまし
講演後の交流時間では、「日本での頻繁な首相更迭は経済への影響はないのか?」「アベノミクスの新
たな三本の矢における女性による社会進出への具体的な支援策は?」などの多くの質問が次々と出され、予
定時間だけではとても答えきれず、残念でならないという皆さんの声の中、仕方なく打ち切ることとなりま
した。
「聞きたいことがまだたくさんあるので、ぜひまた講演に来てください!」という見送りの声に囲ま
れ、山西師範大学訪問は無事に終了しました。