図書館だより 7月号

2014年 7月発行
小鮎中学校 図書室
こどもブックライフサポーター 手塚
7
夏休みが近づいてきました!日頃読めない長編や新しいジャンルに挑戦したり、良質
の本を読んだりして、心に栄養を与えましょう。
①夏休み長期貸出受付は、
7/10(木), 11(金) の昼休みに行います。
②夏休み中は、1人5冊まで借りることができます。
③本の返却は9/5(金)までにお願いします。
2014年夏休み読書感想文コンクールの課題図書の紹介です。
※課題図書は図書室に1冊ずつしかないため、長期貸出はできません。展示
のみになります。
『星空ロック』
那須田淳/あすなろ書房
「レオ、おまえは、おまえのロックをやれ!」亡き友の言葉を胸に、夏休みにひとり、ベルリン
にやってきたレオ。右も左もわからない街で、レオは友との約束を果たすことができるの
か?
『語りつぐ者』 パトリシア・ライリ・ギフ/さえら書房
父親の仕事の都合で、叔母にあずけられたエリザベス。気詰まりな生活の中で、エリザ
ベスは自分そっくりの少女の肖像画にひかれていく。絵の少女は200年以上も前の
エリザベスの祖先ズィーだった・・・。
『ホタルの光は、なぞだらけ』
大場裕一/くもん出版
ホタルをはじめとする発光生物。その光るしくみや光の役割、どうして光るように進化し
たのかなど、わかっていないことがたくさんある。発光生物のなぞや疑問を解こうとす
る研究を紹介しながら、科学のおもしろさを伝える。
今日は何の日?
<7月6日はサラダ記念日>
『サラダ記念日』
俵万智/ 河出書房新社
俵万智の歌集『サラダ記念日』の中の一首「この味がいいねと君が言ったから七月六
日はサラダ記念日」にちなむ日です。記念日という言葉はこの短歌によって定着したた
め、この日は「記念日の日」ともされています。
夏休みに読みたい本
もうすぐ夏休み。普段は忙しくて本を読む時間がとれない人も夏休みを機会に本を手に取ってゆっくり読
んでみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見や出会いがあるはずです。
『夏の庭』
湯本香樹実/著
新潮文庫
おじいさんが僕たちに教えてくれたのは、心の中にしまっていた花の名前や花火の
色、そして様々な記憶…。3人の少年と老人のかけがえのない夏を描く。児童文学者
協会新人賞他受賞作。
<本当のともだちって??>
『きみの友だち』
重松清/新潮社
わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる・・・・。
友だちってなんだろう。本当の意味をさがす連作長編。
『赤毛のアン』
モンゴメリ/偕成社
豊かな想像力とあたたかい心をもった女の子、アン。時にはとんでもない騒動をおこすけ
れども、アンのおかげで、まわりの人々の心がいやされていきます。
<執筆百年で話題を呼ぶ名作>
『こころ』
夏目漱石/新潮社
「私は淋しい人間ですが、ことによると貴方も淋しい人間じゃないですか。・・・・・」
自由とは何か。自己とは何か。『こころ』は、今の若者たちも必ず直面する普遍的なテーマを
描いた、《大ドラマチック小説》なのです。
『十五歳の残像』
江國香織/新潮社
大人と子どもの間で揺れる、どっちつかずの少年時代。格好いい大人たちは、どんな
15歳を過ごしてきたのか?江國香織の暖かなまなざしが、22人の思春期を鮮やかに甦
らせる。
<8月15日は終戦記念日>
『永遠の0(ゼロ)』
百田尚樹/講談社文庫
娘のため、妻のため、「必ず生きて帰る」と約束した男は、なぜ特攻で命を落としたのか。
終戦から60年目の夏、健太郎は亡くなった祖父の足跡を追って戦友たちを訪ねる。次第に
明らかになる真実とは。