7月進研模試について 8月全統模試に向けて

平成 27 年 8 月 21 日(金)
益高進路便り
~自立への道程
1年版~
島根県立益田高等学校
進 路 指 導 部
■7月進研模試について
7月に受けた進研模試の結果が返ってきました。模試は受けることも大切なのですが、受けてか
らの見直し、成績表が返ってきてから振り返りと3回活用するものです。もう見直しもしているで
しょうから、個人成績表をよく読んで今後につなげて下さい。では、個人成績表をどう活用するの
か考えてみましょう?
○全国偏差値
定期試験などは校内でのテスト。模試は全国規模で行われるテストです。これからは全国で自
分がどこら辺にいるのかを意識してみましょう。今回の成績表と一緒に配られた「 100 %振り返
り BOOK」は読みましたか?全国での位置を確認するための数字が全国偏差値です。計算式はこ
れに載ってるから見てみて下さい。全国偏差値とは、全国平均点をとると全国偏差値 50 という
ことになる数値です。素点では平均点にもよるので一律に話がしにくいですが、偏差値なら 50
よりどの程度上か下かによって全国レベルで今の自分の学力の物差しになります。
○教科バランス
成績表が返ってくると良かった悪かったと結果で一喜一憂してしまいがちだが、みんなはまだ
1 年生、これからの取り組み次第で成績は上がったり下がったりするものです。それよりも教科
バランスの三角形がバランスのとれたものになっているかに注目してみましょう。今、正三角形
になってる人はもっと大きい三角形になるよう努力する。とんがった(へこんだ)三角形になって
る人は正三角形に近づけましょう。得意教科をのばすことも必要ですが、苦手な教科は 1 年生の
うちに対策を講じ、克服しておくこと。どうしたらいいか分からない人は教科担当の先生に聞く
などしてまず何かアクションを起こすべし 。「今すべきことをしっかりやる」のです。
○目標設定
月曜日の全統模試は自分自身の志望校を書く欄があります。今回の進研模試の結果を受けて目
標を設定しましょう。個人成績表と一緒に「合格ライン 2015」という冊子も配ってもらったこ
とでしょう。この中には各大学・学部別にその大学に合格した人の 1 年 7 月進研模試の国英数総
合の全国偏差値平均(平均SS)が載っている。これと自分の偏差値を比べて目標を設定するの
です。ただし、 みんなはまだこれから無限の可能性を秘めてるから今の成績に合わせて目標設定
するんじゃなくて 、がんばったら合格できるかもというような目標を設定して欲しいと思います 。
実際、高い目標目指してがんばった方が成績が上がっていくものです。しっかりと高い目標を掲
げ自分を高めて下さい。 ただ、高い目標を掲げただけでは成績は上がりません。目標を掲げそれ
に向かってがんばっていくからこそ上がっていきます。今回の成績が悪かった人。今からがんば
ればいいのです。月曜日の全統には間に合わないかもしれないけど、すぐに目に見えて成績が上
がらないかもしれないけど、まずがんばろう。適当に何となく宿題をこなしてるうちはやらされ
てるだけです。がんばるってことはそんなものでは無いと思います。偏差値を5上げるというけ
れど、実際に上げるのはそんなに簡単なことではありません 。(下がるのはあっという間)
■8月全統模試に向けて
全統模試には志望大学を 3 校書く欄があります。どんな大学を書いたらいいか分からない人や将来
どうするか決めていない人もこの機会に担任の先生と相談するなりして考えてみて下さい。以下に偏
差値による大まかな表を載せとくので参考にして目標設定してみましょう。まずは 3 校埋めて将来を
考えるきっかけにしてみることからです 。(下の表は学部によって大きく違ったりするのであくまで
目安です。3教科総合 SS での話なので国立中心の表になっています 。)
全国偏差値
70 以上
志望校の目安
東京・京都大・医学部など
70 ~ 60
旧帝大(北海道・東北・名古屋・大阪・九州大)など
65 ~ 55
ブロック大(広島・岡山大)など
55 以下
地方大(島根・山口・鳥取大)など