労働安全衛生に関する考え方 グループ一体となった安全へ

キユーピーと社会
従業員とのかかわり:労働安全衛生
● 労 働安全衛生に関する考え方
キユーピーグループは生産部門が中心となって
毎年 6 月には、生産工場の安全担当者が一堂に
労働安全衛生活動を推進し、全従業員が健康で安
会するグループ安全会議を開催し、これまでの反省
全な職場生活を送ることのできる快適な職場環境
を行い、新たな活動指針を決定しています。
づくりに努めています。
グループ労働安全衛生経営理念
私たちキユーピー・アヲハタ・関連グループは労働安全衛生活動を推進し、全従業員が健康で安全な
職場生活を送れる快適な職場環境を作ります
労働安全衛生活動指針( 2014 年 6 月∼ 2015 年 5 月)
•『 転倒災害ゼロをみんなで達成します!』
•『 グループ一丸となって安全第一の風土を築く』
対象:当社グループ国内工場
● グ ル ープ 一 体となった安 全 へ の 取り組 み
当社グループでは、予防型の安全活動を進めてお
社の社長から安全衛生担当者までその都度公開し
り、そのためには、リスクアセスメントの実施と安全
ています。そうした情報開示を通じて、グループ全
教育の徹底、そしてグループ独自に定めた「 キユー
体で問題点や優れた取り組みの共有化、活動レベ
ピー、アヲハタグループ労働安全に関する共通取り
ルの反省などを行い、常に点検改善する意識付け
決め 」
(QBSS = QP BF SAFETY STANDARD)
に
を行っています。
基づいた点検が重要と考えています。
また、問題点については、改善計画から結果確認
毎年、事業所ごとの自主監査のほか、専任担当者
までの推移も常時公開することで、グループ全体で
による海外事業所を含めたグループ内全事業所の
安全な職場の維持・改善に努めています。
共通監査を実施しており、その結果はグループ各
2010 年度
2011 年度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
11
8
13
15
12
度数率
0.51
0.36
0.56
0.72
0.56
強度率
0.018
0.024
0.024
0.035
0.018
災害件数
対象:当社グループ国内工場
※度数率=労働災害による死傷者数/延べ実労働時間× 1,000,000
※強度率=労働損失日数/延べ実労働時間× 1,000
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キユーピーと社会
従業員とのかかわり:労働安全衛生
●従業員の健康管理
キユーピーでは、従業員が心と体の両面で健康
ア指導、ラインケアの実施、産業医による健康指導
維持を図れるよう取り組みを進めています。
などのカウンセリングを行っています。産業医によ
メンタルヘルスケアについては、早期発見と事前
る直接レクチャーも、新入社員研修や基幹職(管理
予防をめざし、専任カウンセラーによる従業員から
職)研修などのほかに、全国の支店でも基幹職を対
の電話相談や面談をはじめ、事業所ごとにセルフケ
象に行っています。
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