長 澄人 - 日本呼吸器学会

長
澄人
副学術部会長(次期学術部会長)候補者
学術部会名:臨床諸問題学術部会
氏名: 長 澄人(ちょう すみと)
所属:大阪府済生会吹田病院呼吸器内科
役職:副院長・呼吸器病センター長
年齢:59 歳
(1)写真
(2)略歴
1982 年 3 月 奈良県立医科大学医学部卒業
1982 年 5 月 奈良県立医科大学第二内科研修医
1984 年 7 月 天理市立病院内科医員
1989 年 7 月 奈良県立医科大学第二内科助手
1994 年 7 月 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会吹田病院呼吸器内科医長
2001 年 7 月
同 部長
2005 年 8 月
同 呼吸器内科科長兼内科系診療統括部長
2008年 6 月 大阪府済生会吹田病院呼吸器病センター長
2010 年 8 月
同 副院長
(3)主要文献
1.長 澄人、濱田 薫、鴻池義純ほか. 気管支狭窄による連続性ラ音の音響学
的性状および伝播特性に関する検討:気管支鏡所見との対比において、気管支学.
13: 266-274, 1991
2.長 澄人、塩谷直久、成田亘啓ほか. 気管支喘息患者ラ音の伝播特性の解析:
気管支狭窄による連続性ラ音との対比検討. 日本胸部疾患学会雑誌. 29: 15601568, 1991
3.竹中英昭、長 澄人、生駒行拡ほか. 喘息症状で発見されステントの逆λ型
留置が有効であった腺様嚢胞癌の1例. 日本呼吸器学会雑誌. 36: 106-110,1998
4.岡田あすか、竹中英昭、水野陽花、長 澄人. 明らかな喘息症状を伴わない
気管支肺アスペルギルス症の3症例. 気管支学. 31: 83-88, 2009
長
澄人
5.岡田あすか、平川遼一、山下みお、青野英幸、長 澄人. TBLB で診断した
Intravascular diffuse large B-cell lymphoma の2例. 日本呼吸器学会雑誌. 48:
779-785, 2010
(4)呼吸器学会実務歴
1989 年4月6日入会
1993 年
専門医
1999 年
指導医
2004 年6月~代議員
2005 年4月~臨床諸問題学術部会委員
2015 年5月 近畿支部主催第 16 回「呼吸の日」記念市民公開講座会長
(5)抱負
このたび臨床諸問題学術部会の副部会長に立候補させていただくことにな
りました。
本学術部会は主部会員約 280 名の比較的規模の小さな部会ですが、担当す
る「臨床疫学、喫煙等の広範なまた萌芽的臨床諸問題」には、環境・職業関連疾
患、肺移植、内視鏡ほか極めて多くの分野が含まれます。
私は本学術部会の委員として、第 54 回学術講演会では呼吸器内視鏡学会と
の共同企画「呼吸器内視鏡の進歩」の企画立案に参画し非腫瘍性疾患の鑑別診断
を担当、第 55 回学術講演会においては会長企画「若手医師のための呼吸器診療
スキルアップ、聴診・画像」の企画に携わり長坂行雄先生とともに座長を務めま
した。
「スキルアップ」には若手医師のみならず多くの指導医にもご参加いただ
き、実地呼吸器診療における問診・理学所見・画像などに関する系統的なセミナ
ーを継続的に展開していく必要性を痛感しました。最新の知見を加味したり、症
例検討にリンクさせるなどの工夫も重要かと考えます。地方会などでのセミナ
ーにも積極的に協力していく必要があります。
また、本部会が熱心に取り組んできた禁煙、環境・職業関連肺疾患、臨床疫
学、移植の諸問題もさらに継続していかねばなりません。特に禁煙の推進は本部
会の重要な使命であると思います。
青島部会長の方針を継承・発展させるべく微力を尽くす所存ですのでご支
援よろしくお願い申し上げます。