自然災害から命とくらしを守る

今回のまとめ
さい
がい
自然災害から命とくらしを守る
さい がい
自然災害の多い日本の国土の様子や、近年起こった災害を教訓に、
ぼうさい たい さく
ち いき
防災対策を進める地域の取り組みを調べ、大切なことは何か考えよう。
じ しん
1 日本は地震の多い国
がん ばん
日本列島は、4つのプレート、岩盤がぶつかり合って
いる場所にあります。そのため、地震が起こりやすく、体に感じ
る地震は、
1年間に1000回以上。
世界で発生する大きな地震のうち、5回に1回は日本で起きて
います。
2 日本で起こるさまざまな自然災害
ふん か
ひ がい
自然災害が多い日本。火山も多く、噴火による被害が
たびたび出ています。
たつ まき
また、とつぜんおそいかかる竜巻、冬に降るたくさんの雪が、
人々のくらしをさまたげます。台風も多くやってきます。
はん らん
こう ずい
さらに、たくさんの雨が一度に降ると川が氾濫し、洪水が
起きることもあります。
3 国や都道府県の取り組み
ふせ
自然災害を防ぐために、国や都道府県では、
てい ぼう
堤防やダムを作ったり、どこでどんな被害がでるかを
予測したハザードマップを作ったり、さまざまな
よ そく
対策を行っています。
今回のまとめ
4 地域の取り組み
たよ
国や都道府県などの取り組みだけに頼らず、地域の人々が
へ
協力して、被害を減らす活動を行っている地域があり
ます。
地元の人が町を歩いて作る「防災マップ」や、
災害が起きたことを想定して行う
「防災訓練」など、
地域の人たちで助け合います。
こう じょ
きょうじょ
じ じょ
5 公助・共助・自助
自然災害の被害を少しでも減らすためには、
国や都道府県などの防災の取り組み「公助」。
地域の人々がみんなで助け合う「共助」。
一人一人が、自分の身を守る「自助」。
この3つの取り組みが大切です。