( 地 域 情 勢 報 告 ) 作成年月日 平成28年3月7日 阪 神 北 県 民 局 作 成 部 局 阪神南県民センター 「阪神アグリパーク構想」の平成27年度推進状況 1 趣旨 阪神北県民局及び阪神南県民センターでは、阪神地域全体を「農」と「食」のテーマ パークと見立てた「阪神アグリパーク構想」のもと、都市農業や都市近郊農業の魅力ア ップを促進するため、県民(消費者)、食関連等事業者、農業者が連携して、消費者や観 光客といったデマンドサイドの視点をより意識したプロジェクトに取り組んでいます。 取り組み初年度である平成27年度の推進状況は以下のとおりです。 2 平成27年度の主なプロジェクトの推進状況 (1)都市農業フェアの開催 市町、生産者(JA 等)と連携して、阪神地域の農畜林産物やその加工品のPRや販 売等を行うフェアを開催 ア サマーフェア (ア)開催日 平成27年7月25日(土) (イ)場 所 アクタ西宮2階円形デッキ(阪急西宮北口駅北側) (ウ)来場者数 約4,000人 イ オータムフェア (ア)開催日 平成27年11月7日(土)~8日(日) (サマーフェアの開催状況) 阪神北オータムフェスタ(阪神北県民局主催)、三田市農業まつり(三田市主催)と連携実施 (イ)場 所 JA 兵庫六甲三田支店前 (ウ)来場者数 約20,000人 (2)新たな食づくりプロジェクトの実施 農業者、加工・飲食事業者、消費者が連携して実施する、 地域の農畜林産物を活用した新たな食づくり企画に対して 支援(採択企画数9) ア 開発された主な商品 三田とまと使用とんかつソース(三田市)、 干しいも(伊丹市)、桑茶(宝塚市) ほか (商品開発したとんかつソース) (3)“阪神アグリな100”の選定及び情報発信 「農」や「食」に関する魅力的な場所、農畜林産物、魅力的な取り組みを行う人物 を、 “阪神アグリな100”として選定し、阪神アグリパークポータルサイトを開設し て県民に情報発信 (“阪神アグリな100”は今後、増やしていく予定) ア “阪神アグリな100” (ア)場所:直売所、飲食店、観光農園等 48箇所 例:スマイル阪神(伊丹市)、つりしのぶ園(宝塚市)、イズミヤインショップ(西宮市) (イ)農畜林産物:農畜林産物、加工品 51品目 例:いちじくジャム(伊丹市、川西市)、母子茶(三田市)、尼いも(尼崎市) (ウ)人物:農業者、林業者、シェフ等 19人 例:中村信行氏(猪名川町、観光農園主)、和泉勝代氏(三田市、農園レストラン経営者)、小寺清隆氏(尼崎市、トマト生産者) 1 イ 阪神アグリパークポータルサイト (ア)URL http://hanshin-agripark.com (イ)開設日 平成28年3月8日(火) (阪神アグリパークポータルサイト) (4)その他の取り組み ア 農産物のブランド力アップ支援 パイプハウス等整備 9箇所(西宮市(2)、伊丹市(2)、宝塚市(2)、川西市、三田市(2)) イ 観光農園のグレードアップ支援 4箇所(西宮市、三田市(2)、猪名川町) ウ 次代の担い手育成 農高生等への特別授業やインターンシップの実施 (事業で整備した観光農園看板) 3 平成28年度の取り組み予定 (1)阪神アグリ街道周遊プロジェクト 阪神地域の「農」や「食」の拠点を結ぶ「阪神アグリ街道」開設に向け、旅行業者 を招へいして周遊の拠点施設等の視察を実施し、旅行商品化を図るとともに、県民が 自由に周遊できるコースとして発信 (2)阪神ファーマーズまちなかマルシェプロジェクト 都市農業フェア(平成 27 年度実施)を関係者の自主的運営による継続的なマルシェ に発展させるため、専門家を交えてマルシェを試行的に実施しながら、運営の仕組み を検討 (3)阪神農家×事業者マッチングプロジェクト 県民が阪神地域の「農」や「食」に触れる機会を増やすため、食関連等事業者(シ ェフ、パティシエ)と阪神地域の農業者とのマッチング、阪神地域の農畜林産物を利 用した新たな商品や料理メニュー開発等を支援 <問い合わせ先> 阪神北県民局阪神農林振興事務所農政振興課 同 上 阪神農業改良普及センター地域課 2 ℡079-562-8848 ℡079-562-1393
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