仕様書 - 秋田県警察

建築物環境衛生保守委託仕様書
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に定められた事項に関して、庁舎内
環境衛生の向上を図ること。また軽微なものは本仕様書に記載されていない事項でも、
契約担当者が建築物管理上必要と認めた作業については、受託者は契約金額の範囲内
で実施するものとする。
1 委託場所
秋田県警察本部庁舎、第二庁舎及び運転免許センター庁舎
2 委託項目
(1)空気環境の測定
(2)飲料水残留塩素の測定
(3)受水槽、高架水槽の清掃
(4)飲料水の水質検査
(5)建築物内の害虫駆除
3 作業内容
(1)空気環境測定
ア 測定の項目、方法、器具、数値などは法令で定めるとおりとする。
イ 測定は、2ヶ月以内に1回とする。また各項目毎に1日2回測定すること。
ウ 測定日は事前に契約担当者に連絡すること。また作業に際しては在室者の業
務を妨げないようにすること。
エ 測定結果、法令で定める基準以外の数値の場合は、庁舎管理者の立会のもと
に窓の開放などの措置を講ずること。
オ 測定結果は、書面にて報告すること。
(2)飲料水残留塩素の測定
ア 測定器具、方法及び数値などは法令で定めるとおりとする。
イ 測定は、7日以内に1回とする。
ウ 測定日は原則として毎週金曜日とするが、契約担当者又は受託者の都合によ
り変更する場合は事前に連絡をすること。
エ 測定結果、法令で定める基準以外の数値の場合は、滅菌機の注入量変更及び
停止の処置を講ずるよう連絡すること。
オ 測定結果は書面にて報告すること。
(3)受水槽、高架水槽の清掃
ア 貯水槽の清掃は年1回として、期日は事前に連絡すること。
イ 貯水槽清掃の作業従事者は、全員検便のうえ作業に支障のないことようにす
ること。
ウ 槽内の作業に入る場合は、安全を確かめたうえ作業を行うこと。
エ マンホール蓋及びその周辺を清掃した後、槽内に入ること。槽内の沈殿物、
浮遊物、壁面などの付着物は、除去排出すること。
オ 清掃は2回以上繰り返し行うこと。また、清掃に使用した水は完全に排出す
ること。
カ
フート弁、警報装置、各ポンプ、吸込配管、ボールタップ、ボールタップ配
管、槽内梯子などは、テープを取除き清掃後、防食処置を講ずること。
キ 槽内の亀裂など内部点検を行うこと。
ク 槽内清掃後は消毒(次亜塩素酸ナトリウム)を実施すること。消毒実施後は
槽内に立入らないこと。
ケ 清掃に使用する機器、道具類は消毒を実施して使用すること。
コ 槽内の同一箇所の清掃前と清掃後の写真撮影を実施すること。撮影箇所など
は庁舎管理者の指示に従うこと。
サ 清掃後水張りを実施すること。また各階給水栓からの出水の有無、着色など
の異常のないことを確認すること。
シ 清掃実施後は、残留塩素の水質検査を実施すること。
ス 清掃作業終了後は書面にて報告のこと。
(4)飲料水の水質検査
ア 水質検査は、厚生労働省の指定する業者に行わせること。
イ
ウ
貯水槽の清掃後は、残留塩素について測定すること。
その他については年2回実施すること。
・15項目+12項目を1回
・15項目を1回
エ 測定結果は書面にて報告すること。
オ その他庁舎管理者の指示を受けて作業すること。
(5)建築物内の害虫駆除
ア 害虫駆除は年2回とし、期日は事前に連絡すること。
イ 駆除する場所は風呂場、湯沸室、便所、その他庁舎管理者が指定する場所と
する。
ウ 害虫の駆除に適した薬品を使用すること。
エ 使用する薬品及び散布の方法を事前に連絡すること。
オ 薬品の取扱い及び使用、散布する場合は在庁者に危害を及ばさないこと。ま
た、建物内に損傷、変色などの事故を起こさないようにすること。
4
カ その他庁舎管理者の指示を受けて作業をすること。
その他
(1)業務実施にあたっては、事務に支障のないように特に注意すること。
(2)業務実施については、仕様書並びに関係法令、規定等に基づいて、誠
実に実施すること。
(3)現場において使用する機械器具、材料等は常に整理しておくこと。
(4)作業日時は、契約担当者と密に連絡協議して施行すること。
(5)業務用車両の駐車場等は、契約担当者の指定、指示によること。
(6)作業の従事者は身分を証することができる、写真付きの名札を着用す
ること。
(7)各作業の実施にあたっては、契約担当者の指定する庁舎管理者の指示に従うこ
と。また作業の実施時期については、別紙「作業内訳書」によること。
業
務
委
託
共
通
仕
様
書
1
業務実施にあたっては、事務に支障のないように特に注意すること。
2
業務実施については、仕様書並びに労働安全衛生法等関係法令、規定等に基づいて、
誠実に実施すること。
3
既存の建物、設置物等に損傷を与えないように注意すること。損傷を与えた場合は、
直ちに契約担当者に連絡し、請負者の責任において復旧または、弁償すること。
4
業務実施中は、火気、盗難、その他事故の起こらないよう注意し、また協力するこ
と。
5
現場において使用する機械器具、材料等は常に整理しておくこと。
6
作業日時は、契約担当者と密に連絡協議して施行すること。
7
業務施行に際しては、安全、公害、騒音に注意すること。実施場所では、安全帽を
着用のこと。
8
業務用車両の駐車場等は、契約担当者の指定、指示によること。
9
実施場所において使用する電気、水は、契約担当者の指示に従うこと。なお、使用
にあたっては節約に努めること。
10
業務完了後は、速やかに片付けること。手直しの指示があった場合は、実施後報告
し確認を得ること。
11
写真撮影は、実施前、実施中、完成と撮影し、また、手直しがあった場合も同様、
実施前、実施中、完成と撮影すること。施行中で埋め込み、埋設、下地処理等の見え
なくなる場所は確実に写真撮影をし、提出すること。
12
庁舎内に入る場合は、緊急時を除き事前に作業員名簿を提出すること。
また、作業の従事者は身分を証することができる、写真付きの名札を着用すること。
13
契約期間中に故障や不具合が発生した場合は即時に係員を派遣し、点検調整を実施
しこれらの不具合の改善を図ること。
なお、契約担当者の要請に即時に対応できる体制を常に確保しておくこと。
作 業 内 訳 書
警察本部庁舎・第二庁舎
月別
空気測定
4月
○
5月
6月
○
○
○
○
水質検査は15項目
+12項目を実施
○
○
○
○(本部)
○
○
○
1月
2月
○
○
11月
12月
備 考
○
○
9月
10月
害虫駆除
○
7月
8月
残留塩素測定 貯水槽清掃 水質検査
○
○
○
3月
○
水質検査は15項目
○
○
○(第二)
運転免許センター庁舎
月別
空気測定
4月
○
5月
6月
○
○
○
3月
○
○
水質検査は15項目
+12項目を実施
○
○
○
○
○
1月
2月
○
○
11月
12月
備 考
○
○
9月
10月
害虫駆除
○
7月
8月
残留塩素測定 貯水槽清掃 水質検査
○
○
○
○
○
○
○
水質検査は15項目