企画提案仕様書

企画提案仕様書
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業 務 名
大型 MICE 受入環境整備検討業務
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履行期間
契約の日から平成 28 年7月 31 日まで
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業務の目的
大型 MICE 施設は、西原町(東崎地区)と与那原町(東浜地区)にまたがる敷地に
整備が計画されており、両町のみならず本島中南部の東海岸における新たな都市機能
として地域の活力向上に資することが期待される。
また、大型 MICE 施設の運営にあたっては、大型 MICE 施設周辺の賑わいのある街づ
くりも重要であることから、本業務では、大型 MICE 受入環境の整備を図ることを目
的とする。
なお、業務を進めるにあたっては、関係部局との連携を図り、地元自治体と一体と
なった街づくりの検討を進め、MICE エリア周辺一帯を対象とした街づくりビジョンの
策定等を行うこととする。
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業務の範囲
大型 MICE 施設周辺一帯
5 業務の内容
(1)前提条件の整理
1)土地利用状況の整理
中城湾港マリンタウン地区(東崎・東浜)及び周辺地区の土地利用状況(土地使
用の有無のチェックを含む)、土地利用法規制状況について整理を行う。
2)MICE 関連計画等の整理
大型 MICE 施設整備に係るこれまでの経緯、関連計画等について整理し、街づく
りの視点から MICE エリア街づくりの位置づけを確認する。また、必要に応じて地
元関係者の意向把握を行う。
(2)街づくりビジョンの策定
1)街づくりのアイディア募集
街づくりビジョンの作成にあたり、民間事業者等からアイディア募集を行う。今
回の業務範囲のなかで活用可能な区域について、新たに配置する機能、規模等につ
いて、公募によりアイディアを募集する。
2)土地利用構想
MICE エリアは、既に住宅地や商業地として利用されている区域があり、これらの
状況を踏まえて、大型 MICE 施設に関連するホテルや商業施設等の配置について検討
を行う。
これら新たな施設の規模については、土地利用法規制の状況等から想定を行う。
土地利用構想は、第1ステージでマリンタウン地区(東崎・東浜)を基本とし、第
2ステージでは、外の区域も含めてゾーニングを行うものとする。
3)街づくりビジョンの策定
関連計画等やこれまでの経緯等を踏まえて、MICE エリアの街づくりビジョンを作
成する。
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第1ステージ及び第2ステージで、マリンタウン地区及びその周囲の土地利用構
想を示し、第3ステージでは、東海岸地域における MICE 機能との連携を図る都市機
能及び都市構造を定め、広域的な街づくりの方向性(将来像)を示すものとする。
(3)検討委員会の開催
MICE エリア街づくりにあたり情報共有を図ることを目的として、大型 MICE 施設が
整備される西原町と与那原町及び関係機関である沖縄県観振光興課、港湾課、都市計
画・モノレール課等に有識者を加え検討委員会を組織する。
MICE エリア街づくりビジョンに関する助言を頂くものとして、3回程度開催するも
のとする。
(4)MICE 受入・活用に関する住民意識の醸成
街づくりビジョン(案)を作成した時点で、MICE エリアの活用に関して、住民意識
の醸成を図ることと、住民意見を聞くことを目的として、住民説明会を行う。
(5)打合せ協議
業務の実施にあたっては、業務実施日程表を作成し、計画的に行うこと。
作業打合せ簿を作成し、担当職員に確認を行うこと。
発注者と委託者の打合せ協議を業務着手時、中間時(4 回)、業務完了時の計 6 回程
度行う。
6 成果品
(1)報告書・・・・・・・・・・100 部(A4 版、くるみ製本)
(2)住民意識醸成用リーフレット・・・ 1000 部(展開 A3 版)
(3)電子データ・・・・・・・・ 1 部
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業務の再委託についての留意事項
契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ
ない。また、以下業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、その履行
を第三者に委任し、又は請負わせることができない。ただし、これにより難い特別な
事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと異なる取扱いをす
ることがある。
① 契約金額の 50%を超える業務
② 街づくりビジョンの策定
(2)再委託の相手方の制限
本契約の公募参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはでき
ない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有す
る者に契約の履行を委任し、又は請負わせることができない。
(3)再委託の範囲
本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委託し、又は請負わせることのでき
る業務等の範囲は以下のとおりとする。
1)リーフレットの内容検討
2)その他再委託によって、合理的、効率的に業務を遂行することが可能な場合
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(4)再委託の承認
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面に
よる県の承認を得なければならない。ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」
業務を第三者に委任し、又は請負わせるときは、この限りではない。
① 資料の収集・整理
② 複写・印刷・製本
③ 原稿・複写・印刷・製本
8.その他
(1)本業務の完了後において瑕疵が発見された場合は修正、又は再作業を行うものと
する。
(2)本業務の成果品は、全て県の管理及び帰属とする。
(3)本仕様書に定める事項について疑義が生じた場合、及び本仕様書に定めのない事
項については、県と受託者との協議の上、決定するものとする。
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