2015 年度 ヒューリアみえ研究報告会

2015 年度 ヒューリアみえ研究報告会
<日 時>2016 年 3 月 8 日(火)13:30~16:30(受付 13:00~)
<会 場>三重県人権センター・大セミナー室
<資料代>1,000 円 ※当日、研究紀要代(一般価格 1,290 円)として徴収させていただきます。
<第 1 講座>解放(人権)保育に関する調査・研究~伊賀市保育所(園)職員対象意識調査結果~
調査・研究員 中村 尚生
解放保育・人権保育は、保育に欠ける状態にある子どもたちに対する子育て支援及び就学前の
学力保障の観点から取組が行われてきました。また、同和地区に発生しているさまざまな諸課題
は、一般地域でも同様に発生しており、保育所(園)・保育士は、様々な実態を共通認識として包
括的に捉えていく必要性が求められています。そこで、今回の調査結果から、現在、伊賀市内の
保育所(園)・保育士が取り組んでいる解放保育・人権保育等の実態を把握し、今後、必要な取組
を見出すことを目的に調査・研究したことを報告します。
<第 2 講座>貧困問題解決に向けた調査・研究Ⅱ~伊賀市児童扶養手当受給世帯の調査から~
調査・研究員 松村 元樹
2 年目を迎えた貧困問題研究では、児童扶養手当を受給している世帯を対象に、子育てや仕事
等の日常生活のなかでの困り事や悩み事、こんな支援があれば助かるというようなニーズ調査を
実施しました。今回の調査では、表面化されにくい「相対的貧困」を、ほんの一部分ですが記述
によって可視化することができてきました。その実態と、今後、貧困問題解決のために何が必要
かについて現時点での取組等を報告します。
<第 3 講座>SR(社会的責任)と人権~人権デューディリジェンスをどう活用するか~
調査・研究員 本江 優子
企業の社会的責任については、経済活動が引き起こす様々な負の側面に対応するように各国に
おいて労働者の権利保護、環境規制、組織統治などの法制度が整備されてきました。このような
中、社会的責任の国際規格である ISO26000 が 2010 年 11 月に発行されて 5 年が経ちました。
今回は、人権課題や各種枠組み・制度の背景を理解し、社会的責任として人権課題に取り組むた
めのデューディリジェンス活用について報告します。
<第4講座>LGBT に関する教職員意識調査の結果から見えてきたも の
研究員 三輪 真裕美
昨今、LGBT 等の性的少数者とよばれる人たちに対する関心や取組が拡がっています。反面、
差別や偏見等の課題もあり、その解決に向けての取組も求められています。
今回の報告会では、2015 年度に県内の教職員を対象とした「LGBT に関するアンケート調査」
の結果をもとにして、誰もが自分らしくありのままに生活できる社会の構築に向けて今できるこ
とはいったい何なのかを共に考えあう機会となるよう報告します。
※手話通訳については現在申請中です。
<主催>公益財団法人反差別・人権研究所みえ(愛称:ヒューリアみえ)
<後援>三重県、三重県教育委員会、三重県市長会、三重県町村会、
公益社団法人三重県人権教育研究協議会、三重県教職員組合
<会場案内>
<問い合わせ先>
公益財団法人反差別・人権研究所みえ(愛称:ヒューリアみえ)
〒514-0113 津市一身田大古曽 693-1 三重県人権センター内
TEL 059-233-5525 / FAX 059-233-5526
<申込方法>
メールまたは FAX で 3 月 2 日(水)までにお申し込みください。
 メールの場合:[email protected]
下記のアドレスにお送りください。件名には「研究報告会申込」とご記入いただき、本文に
①お名前・②連絡先電話番号・③所属等をご記入の上、お申込みください。
 FAXの場合:059-233-5526
下記にご記入の上、お申込みください。
「2015 年度 ヒューリアみえ研究報告会」に参加します。
お
名
前
連絡先電話番号
所
属
等
※上記の個人情報は、研究報告会の連絡のためにお伺いするものです。研究報告会実施後は参加票
の記録を破棄し、上記以外の目的に利用することはありません。
※派遣依頼が必要な場合、その旨を申しつけください。