桑名市国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画) (案)に係るパブリックコメントの実施結果 「桑名市国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画) (案) 」に対して貴重なご意見をいただ き、ありがとうござました。いただいたご意見と、それに対する市の考え方を公表します。 № 1 ご意見 第1章 P.2 7行目 市の考え方 計画期間の問題 平成 27 年 市においては、従来から各種保健事業を推進 度は終わろうとしているが作 してまいりました。今年度実施しております事 ってどうするのか 業に対しても、評価、改善を行い、来年度以降の 事業に反映させていきたいと考えております。 2 第1章 P.2 12 行目 「国保運営協議会」には公募 現在、国保運営協議会には公募して委員にな 委員がおらず、全員参加型の意 られた方はいらっしゃいませんが、国保運営協 見反映とは言えない 議会での協議だけでなく、平成 26 年度中に医療 機関等に受診がなく、特定健康診査に異常がな い方へグループ形式でインタビューを実施しま したこと、パブリックコメントの実施など、市民 の意見を反映する全員参加型の計画づくりに努 めてまいりました。 3 第2章 P.4 被保険者数の減少傾向をど う分析しているのか 8行目 P.4【図 2-1】年齢区分別人口から、75 歳以 上の後期人口は年々増加し、国民健康保険から 後期高齢者医療制度へ移行される方は年々増加 していることがわかります。しかし、0 歳から 14 歳の年少人口は年々減少しております。こうい った少子高齢化の影響により、被保険者数が減 少していると考えております。 4 第2章 P.5 2行目 5 第2章 P.5 同規模自治体とは、分類の 人口 10 万人から 15 万人の市を同規模自治体 「Ⅲの1」のことなのか(人口、 として比較しております。 産業構造) 国保加入率の低さをどう分 析しているのか 4行目 第一次産業構成率が、本市は 2.1%、三重県が 3.9%、同規模団体が 3.9%、全国が 4.2%とな っており、本市の第一次産業の構成率が低いこ とが、加入率が低いことにつながっていると想 定しております。 6 第2章 P.6 6~13 行目 健康寿命の算出方法が、国と 厚生労働省の「健康寿命の算定方法の指針」に 県市と違うのは何故か、全国的 は、3つの算定方法が示されており、介護保険法 にそうなのか の介護認定による算定方法も示されておりま す。それぞれの自治体で算定方法の特徴を考慮 した上で指標を選択することとされておりま す。 № 7 ご意見 第3章 P.8 特定健康指導該当者の実数 は 市の考え方 特定保健指導該当者数については、P.26(6) 特定保健指導の実施状況の【図 4-23】特定保健 18 行目 指導の実施状況に特定保健指導の該当者である 対象者数、終了者数及び実施率をまとめており ます。 8 第3章 P.8 22 行目 ジェネリックの使用促進は 現在、一人当たりの医療費は年々増加してお 止めるべき、新しい薬が使えな り、このまま増え続ければ、国保の財政状況は厳 くなる しくなっていきます。後発医薬品が販売されて いる先発医薬品のうち、先発医薬品から後発医 薬品に切り替えることにより、被保険者自身の 負担が軽減され、国保財政の負担軽減にもなる ことから、今後も、ジェネリックの使用促進を推 進してまいりたいと考えております。 9 第3章 P.8 29 行目 医療費通知の必要性を認め 医療費通知は、被保険者の健康と医療に対す ない、経費削減のため止めるべ る認識を深めていただく機会ととらえ、国民健 きです 康保険事業の健全な運営に資することを目的に 実施しておりますことから、今後も引き続き実 施してまいりたいと考えております。 10 第3章 P.9 17 行目 健康増進法健康診査とは、医 健康増進法健康診査とは、健康増進法で定め 療保険に加入していない方と られ、市の努力義務として実施する健診です。対 は(生保利用者と明記) 象者は、医療保険未加入者となり生活保護受給 者や後期高齢者医療の適用除外とされている方 が想定されます。 なお、健診内容は特定健康診査及び後期高齢 者健康診査と同様になります。 11 第4章 P.10 6行目 桑名市は1人あたりの医療 年代ごとにどの疾病の医療費が高いのかとい 費が三重県や全国より高いと う分析は行いましたが、なぜ、三重県や全国と比 言うがその分析は 較して高いのかということについては、分析を 行っておりません。次期計画を策定する際には、 検討してまいりたいと考えております。 12 第4章 P.22 特定健康診査受診率の地区 分母はそれぞれの地区の健診対象者数です。 別の意義は、分母(対象者数) 地区別の受診率を明らかにし、地区毎での健康 はどうなっているのか 教育などにおいてお示しすることで、健診への 関心を持っていただき、受診者を増やし、市民の 健康増進につなげていきたいと考えておりま す。 № 13 ご意見 第4章 P.26 市の考え方 対策と積極的支援と動機付 ご指摘を踏まえて、修正いたします。また、 け支援(後出)P.51 の図 8-1「特 P.50~P.51 の資料1用語の説明については、 定保健指導の選定基準」は掲載 「(注)」に番号を付し、当該頁下に記載するよう 場所が不適格、この場所に持っ 修正いたします。 てくるべきでは。 14 第4章 介護保険の状況 P.29 たいのか分からない 何を言い 介護認定を受けている方は受けていない方よ り医療費が高く、有病率は心臓病、高血圧が高 く、筋・骨格系は他と比べても高い状況のため、 健康づくり・介護予防を働きかけ、市民の方の健 康増進につなげていきたいと考えております。 ご指摘を踏まえて、≪別紙≫のとおり修正い たします。 15 第4章 P.31~P.32 16 重複受診、頻回受診 医師の 重複受診、頻回受診の適切な受診指導につい 判断もあるのでは、受診抑制に ては、内容を十分検討し、事業を推進していきた ならないように いと考えております。 第4章 P.34 ジェネリック問題 無いも №8に記載。 のは如何する。新薬(新しい薬) の使用制限になる 17 第4章 P.38 「メンタルパートナー養成 メンタルパートナーは、自殺予防について正 講座」とは、どう言うものなの しい知識を持ち、身近な人の変化に気づき、自殺 か を考えている人、悩んでいる人を相談窓口等へ つなぐ役割が期待される人を言います。全国的 な取組であり、全国では「ゲートキーパー」の名 称を使っています。養成講座は DVD の視聴やロ ールプレイングを通してメンタルパートナーの 役割や心がけてほしいことなど自殺予防につい て学びます。 18 第5章 P.39 目的から医療費の適正化は 不健康な生活習慣の継続が、糖尿病など生活 外して下さい。代わりに「糖尿 習慣病の発症を招き、生活習慣の改善がなされ 病の予防」を前面に出しては如 なければ、さらには重症化や合併症が発症しま 何ですか す。こういった生活習慣病の医療費急増を抑え 理由、P.13~P.16 子どもは喘 ていくための重要な施策として、生活習慣病の 息、大人は糖尿病、後期高齢者 重症化予防があります。こういった取組は、医療 は腎不全(人工透析と糖尿病) 費適正化へとつながることから、目的は「健康寿 が問題のようです。対策はこれ を中心にして下さい。 命の延伸及び医療費の適正化」としました。 平成 28 年度から、子どもの喘息については、 喘息を悪化させる遠因と言われている家族の喫 煙率を下げる対策を実施する予定です。また、糖 尿病の重症化予防にも取り組んでいきます。 № 19 ご意見 第6章 P.40 健診の受診勧奨の費用対効 果は 8行目 市の考え方 今回の計画では、そこまでの分析は行ってお りませんが、平成 27 年度に電話による受診勧奨 を実施した、2,798 名の内、703 名(25.1%)の 方が「健診を受ける」または「受診を検討した い」と回答されております。 20 第6章 人間ドックの低価格化を 限られた財源の中で受診体制が整えられるよ P.40 う、人間ドックの項目のうち特定健康診査に該 13 行目 当する部分については、他の特定健康診査受診 者と同様に無料とし、独自事業である人間ドッ クにおける保険者と受診者の自己負担の適正化 に努めております。 21 第6章 P.44 健康講演会の参加人数を明 記 平成 25 年度は 95 人、平成 26 年度は 102 人の 方が参加されました。年1回開催を実施するこ とを評価指標としております。 22 第7章 P.47 国保運営協議会とワーキン 桑名市国民健康保険運営協議会については、 グ会議の公表は実施1週間以 議事要旨をホームページに掲載しており、今後、 内に 開催後早期に掲載できるように努めてまいりま す。 ワーキング会議については、議事録を公表す るのではなく、評価を取りまとめた結果などを 公表させていただきます。 ≪別紙≫ 【№14 に関する修正箇所(計画書 P.29~P.30】 (2)介護認定を受けている方と受けていない方の医療費の状況 平成 26 年度の介護認定を受けている方(以下「認定あり」という。)と受けていない 方(以下「認定なし」という。)の医科・歯科それぞれのレセプト1件当たりの医療費を 本市、三重県、同規模自治体、全国で表しています。(図 4-28、図 4-29) 医科、歯科ともに「認定あり」の方が1件当たりの医療費は高い状況となっています。 とくに医科において、「認定あり」と「認定なし」の方の差が顕著に出ています。 【図 4-28】介護認定状況別の医科医療費比較(平成 26 年度) ※KDB データ 【図 4-29】介護認定状況別の歯科医療費比較(平成 26 年度) ※KDB データ
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