1 - オープンカウンター方式による見積合せの公示 次のとおり

オープンカウンター方式による見積合せの公示
次のとおり、オープンカウンター方式による見積合せを実施します。
平成28年3月10日
独立行政法人都市再生機構南東北統括営業事務所
所 長 矢 作 文 敏
1 業務概要
(1) 業務名
平成28年度いわきニュータウンに係る嘱託登記等業務
(地方都市整備事業)
(2) 業務内容(以下、下記①、②をあわせて「業務」という。
)
① 独立行政法人都市再生機構の管轄業務区域(いわきニュータウン)において、地
方都市整備事業に係る土地及び建物の嘱託登記申請に関する業務
② その他①の土地及び建物の嘱託登記等に関する業務に付随する業務
(3) 業務の詳細な説明
別添2業務仕様書のとおり
(4) 契約期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
(5) 見積方法等
基本登記等報酬額表(別添3)の報酬額から割引する率にて見積合せに付す。
(見
積書に記載する割引率は、算用数字及び整数によるものとし、小数点以下の記載があ
った見積りは無効。
)
なお見積りにあたっては別添1の見積り書による。
(別途掲示されている「オープ
ンカウンター方式による見積合せ説明書」に掲載されている見積り書の様式と異なる
ため注意すること。
)
2 参加資格
(1) 独立行政法人都市再生機構会計実施細則(平成16年独立行政法人都市再生機構達第
95号)第331条及び第332条の規定に該当する者でないこと。
(2) 当機構における平成27・28年度東日本地区物品購入等(役務提供)の契約に係
る一般競争(指名競争)参加資格審査において業種区分「役務提供」の競争参加資格
の認定を受けている者であること。
(3) 本公示日から見積合せ日までの期間に、
当機構から本件業務の履行場所を含む区域
を措置対象区域とする指名停止を受けていないこと。
(4) 司法書士法(以下「法」
)第8条に規定する登録を受けている司法書士、法第26条
に規定する司法書士法人又は第68条に規定する公共嘱託司法書士協会であって、見
積合せ時点で法第47条又は48条に規定する処分を受けていない者であること。
(5) 平成25年度以降、
福島県いわき市において法第3条第1項第1号又は第2号に規定
する事務を業として行った実績があること。
(6) 法第8条に規定する登録を受けた司法書士であり、司法書士としての実務経験が5
年以上である者を業務責任者として当該業務に配置できること。
(7) 本公示内容及びオープンカウンター方式による見積合せ説明書等を承諾しているこ
と。
(8) 福島県内に本社又は営業所等を有し、
当該本社又は営業所等に司法書士が常勤してい
ること。
(9) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2
号に規定する暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれに準ずる者又はその構成
員(以下「反社会的勢力」という。
)及び次のイからニに該当する者(以下反社会的勢
力とあわせて「反社会的勢力等」という。
)でないこと。
- 1 -
イ 自己、自社又は第三者の不正の利益を計る目的若しくは第三者に損害を加える目的
を持って反社会的勢力を利用する者
ロ 反社会的勢力に対して資金等を供給し、又は便宜を供与する等直接的あるいは積極
的に反社会的勢力の維持運営に協力している者
ハ 反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有している者
ニ 反社会的勢力であることを知りながらこれを不当に利用している者
(10) 役員(業務を執行する役員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう。
)が反
社会的勢力等でないこと。
(11) 反社会的勢力等に自己又は自社の名義を利用させようとしている者でないこと。
(12) 自ら又は第三者を利用して次の行為をしようとしている者でないこと。
イ 脅迫的な言動または暴力を用いる行為。
ロ 偽計または威力を用いて業務を妨害し、または信用を毀損する行為。
3 見積書等の提出場所等
(1)見積書等の提出場所及び見積手続等に関する問合せ先
〒990-2317 山形県山形市みはらしの丘二丁目3番地
独立行政法人都市再生機構南東北統括営業事務所分譲第1課 電話023-689-1700
(2)見積書等の提出期限及び提出方法
① 提出期限: 平成28年3月16日(水)午後5時まで
② 提出方法: 持参又は郵送とする。但し、郵送による場合は書留郵便とし、同日
同時刻必着とする。提出場所は3(1)と同じ。見積書は二重封筒、その他の資料等
は外封筒に同封とする。
③ 同封書類
上記2(5)、
(6)及び(8)に掲げる参加資格の証明として、様式1、
様式2及び様式3を同封すること。
(3)見積合せの日時
見積書の提出期限後、遅滞なく実施する。なお、見積参加者の立会は求めない。
4 見積りの無効
本公示に示した競争参加資格のない者の提出した見積り及び見積りに関する条件に違
反した見積りは無効とする。
5 契約の相手方の決定方法
(1) 見積りにおいて、当機構であらかじめ作成した予定割引率の制限の範囲内で最高の
割引率をもって見積りした者を決定者とする。
ただし、決定者となるべき者の見積割引率によっては、その者により当該契約の内
容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を
締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であ
ると認められるときは、予定割引率の制限の範囲内の割引率をもって見積した他の者
のうち最高の割引率をもって見積した者を決定者とすることがある。
6 契約書作成の要否等
(1) 決定者は、別添4単価契約書案により、契約書を作成し、提出しなければならない。
契約単価は基本登記等報酬額表で定める各報酬額に、落札決定となった割引率を反
映させた額(1円未満は切り捨て)とする。
(2) 決定者は、契約書と併せて、別添5個人情報等の保護に関する特約条項を作成し、
提出しなければならない。
7 その他
(1) 決定者は、別添2業務仕様書に業務の対象となる案件の概要が記載されている場合
でも、その依頼が確約されたものではなく、実際の業務量に増減が生じることを、予
め了承すること。
(2) 見積り参加者は、この説明書で定めることの他、別添4単価契約書案を熟読し、遵
守すること。
- 2 -
(3) 決定者が単価契約書に定める解除事由(機構が依頼した業務の実施を辞退及び拒否
した場合、業務の全部又は一部を履行する見込みがない場合等)に該当した場合、機
構の判断により、単価契約書に規定する契約解除等の他に、指名停止措置要領に基づ
く指名停止を行うことがある。
(4) 決定者は、個人情報等の取扱いに関して、個人情報保護法等に基づく、適切な管理
能力を有していること。
(5) 当該業務の実施については、関係法令等を遵守すること。
(6) 競争参加資格の認定を受けていない者の参加
上記2(2)に掲げる競争参加資格の認定を受けていない者も、上記3(2)により見積
書を提出することができるが、競争に参加するためには、見積書の提出と同時に当該
資格審査に係る申請書を提出し、当該資格の認定を受け、かつ、競争参加資格の確認
を受けなければならない。
(7) 当業務は、南東北統括営業事務所が平成27年度末で閉所されることに伴い、平成28
年4月1日付けで、首都圏ニュータウン本部販売営業部に引き継ぐことを予定している。
以 上
- 3 -
(様式1)
業
務
実
績
申
告
書
当該業務の実施にあたり申告する業務実績は、次のとおりです。
平成25年度以降、
「宅地又は建物の不動産登記」の業務実績
年
「宅地又は建物の不動産登記」又は「公正証書作成代理」の実績
平成25年度
件
平成26年度
件
平成27年度
件
※業務が完了し、成果物の引渡しが済んでいるものに限る。
注1) 依頼目的、依頼者、種類、及び価格と賃料の別は問いません。
注2) 以下の書類を添付して下さい。
① 平成25年度以降の事業実績等報告書
業
務
名
発 注 機 関 名
契 約 金 額
履 行 期 限
業 務 の 概 要
注1) 上記記載の実績のうち、代表的な案件について業務の概要を記載すること。
注2) 実績を確認できる書類(依頼書等)を添付すること。
- 4 -
(様式2)
業務責任者の経歴等
①氏名
②所属・役職
(入社年月日:
③司法書士の登録内容
・登録番号:
・登録年月日:
④司法書士としての実務経験(5年以上)
【実務経験の略歴を記載】
- 5 -
年
月
日)
(様式3)
会
社
概
称号又は名称、代表者名
設 立 年 月 日
名称
(在司法書士数)
本
店
所在地
電話番号(FAX)
当該業務を
行う主な事
務所
名称
(在司法書士数)
所在地
電話番号(FAX)
名称
(在司法書士数)
所在地
電話番号(FAX)
業務区域内
の事務所
名称
(在司法書士数)
所在地
電話番号(FAX)
名称
(在司法書士数)
所在地
電話番号(FAX)
注)以下の資料を添付して下さい。
・会社案内等
- 6 -
要
書
別添1
(見積書の標準例)
見
積
書
%
割引率
(注) 記載する割引率は、算用数字及び整数によるものとする。
小数点以下の記載があった入札は無効とする。
ただし、平成28年度いわきニュータウンに係る嘱託登記等業務
(地方都市整備事業)
上記の割引率で上記の業務を受託したく、上記業務に係るオープンカウン
ター公示内容、及びオープンカウンター方式による見積合せ説明書を承諾の上、
関係書類を添付し、見積書を提出します。
平成
年
月
日
住
所
氏
名
独立行政法人都市再生機構南東北統括営業事務所
所
長
矢 作
文 敏
殿
- 7 -
印
表
(
地
方
都
市
整
備
事
業
)
見
積
書
平
成
2
8
年
度
い
わ
き
ニ
ュ
ー
タ
ウ
ン
に
係
る
嘱
託
登
記
等
業
務
裏
所
長
矢
作
文
敏
殿
独
立
行
政
法
人
都
市
再
生
機
構
南
東
北
統
括
営
業
事
務
所
印
氏会所
社在
名名地
印
印
委任している場合は、代理人の氏名又は印
- 8 -
別添2
業 務 仕 様 書
1 業務名称
平成28年度いわきニュータウンに係る嘱託登記等業務(地方都市整備事業)
2 契約期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
3 業務区域・業務範囲
いわきニュータウン(いわき市中央台飯野・鹿島・高久)の地区内に所在する土地及
び建物のうち、機構が指示する土地及び建物
4 業務の実施内容(以下、下記(1)
、(2)の各業務をあわせて「業務」という。
)
(1) 土地等の嘱託登記に関する以下の業務
① 登記嘱託書の作成
② 委任状の作成
③ 登記原因証明情報の作成
④ 土地評価証明書、住所証明書の取得
⑤ 登録免許税払込用紙の作成
⑥ 土地及び建物の抵当権設定登記承諾書の作成
⑦ 所轄法務局への登記申請
⑧ ⑦により、登記識別情報を所轄法務局から受領し、機構の確認を受けた上、機構に
引き渡すこと、又は、機構の指示する譲受人若しくは事業者から譲り受けた最終譲
受人に金銭債権を有する金融機関等の第三者に引き渡すこと
⑨ その他、①~⑧の業務に付随する業務
(2) その他(1)の土地等の嘱託登記業務に付随する以下の業務
① 登録免許税及び登記手数料の支払口座を指定し、入金確認を行うこと
② 所轄法務局、所管市役所課税担当部局との当該登記に係る事前調整、確認を行うこ
と
③ 登記同時申請を受けている譲受人等、金融機関、事業者、事業者から譲り受けた
最終譲受人との同時登記に係る連絡、調整、書類の授受を行うこと
④ その他、①~③の業務に付随する業務
5 依頼対象物件等
(1) 上記2の契約期間における依頼対象物件の概要は、別表「対象物件一覧表」のとお
り。
- 22 -
(2)
業務の完了日は、業務の依頼の翌日から起算して、1ヶ月以内を原則とする。
(3)
受注者は、当該業務仕様書記載の対象物件の登記依頼が確約されたものではなく、
実際の業務量に増減が生じること、及び当該業務仕様書に記載のない登記申請につ
いて業務を追加し、登記依頼する場合があることを、予め了承すること。
6 用語の定義
(1) 指示者とは、契約図書に定められた範囲内において、受注者又は業務責任者に対す
る指示、承諾又は協議等を行うもので、単価契約書第6条に規定する者をいう。
(2) 業務責任者とは、契約の履行に関する運営(業務の管理及び統括)及び業務を実施
する者で、別に定める資格を有し、単価契約書第7条に規定する者をいう。
7 業務責任者
(1) 業務責任者は、司法書士法(昭和 25 年 5 月 22 日法律第 197 号)第8条に規定する
司法書士の資格を有しなければならない。
(2) 業務責任者は、受注者が法人である場合は、その役員又は使用人、受注者が個人で
ある場合には、その者又はその使用人でなければならない。
(3) 受注者は、契約締結後速やかに、単価契約書第7条により、発注者に業務責任者を
通知し、当該業務責任者が(1)に定める資格を有していることを証する書面を提出し
なければならない。業務責任者を変更する場合も同様とする。
(4) 前項の場合において、
通知された業務責任者が(1)に定める資格を有していると認め
られない場合は、発注者と受注者が協議の上、受注者は速やかに業務責任者を変更し
なければならない。この場合、(1)から(3)までに定めるところに準じて取り扱うもの
とする。
(5) 受注者は、業務責任者が事故等やむを得ない事情により、業務に従事できなくなっ
た場合は、遅滞なくその旨を指示者に通知するとともに、その後の業務の実施につい
て指示者と協議するものとする。
8 協議・報告
(1) 受注者は、業務の実施に当たって、指示者又は指示者が指定する担当者と十分な協
議を行わなければならない。
(2) 業務の経過等について報告を求めたときは、これに応じること。
9 関連法令等の遵守
受注者は、業務の実施に当たっては、関連する関係諸法規及び条例等を遵守しなけれ
ばならない。
- 23 -
10 秘密の保持
受注者は、業務の実施に当たって、正当な理由なく、その業務に関して知りえた秘密
を漏らしてはならない。上記2の契約期間満了後も同様とする。
以 上
- 24 -
(別 表)
対 象 物 件 一 覧 表
種
別
件 数(※1)
対
土
象
地
土地・建物
登記等の目的
所有権移転登記
0
承継登記
1
買戻特約抹消登記
41
抵当権抹消登記
1
賃借権抹消登記
0
抵当権設定登記
0
計
43
※1 発注予定件数のため、実際の業務量は増減が生じます。
- 25 -
別添3
基 本 登 記 等 報 酬 額 表
(単位:円)
種
別
対
象
土
地
土地・建物
基本報酬額
(税別)
登記等の目的
所有権移転登記
12,900
権利者
承継登記
2,160
都市機構
買戻特約抹消登記
2,580
登記承諾者
抵当権抹消登記
2,580
抵当権設定者
賃借権抹消登記
2,580
賃借権者
抵当権設定登記
3,820
抵当権設定者
登記事項証明書交付手数料
業務に伴い発生
費用負担区分
(収入印紙代金)
実費
都市機構
実費
都市機構
する右記費用
固定資産評価証明書発行手数料
(注1)上記単価は、不動産1個について1件の登記申請を行った場合の報酬額であ
り、不動産の個数が1個を超える場合は、1個につき770円(税別)を加
算する。
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別添4
単 価 契 約 書
1
役務の名称
平成28年度いわきニュータウンに係る嘱託登記等業務
(地方都市整備事業)
2
契約期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
発注者独立行政法人都市再生機構と受注者
は頭書の役務(以下「本役務」と
いう。
)に関する請負契約を次のとおり締結する。
この契約締結の証として、本書2通を作成し、発注者と受注者が記名押印の上、各自1
通を保有する。
平成28年
月
発注者 住所
氏名
日
山形県山形市みはらしの丘二丁目3番地
独立行政法人都市再生機構南東北統括営業事務所
所 長
矢 作 文 敏
印
受注者 住所
氏名
印
- 27 -
(総則)
第1条 発注者は、本役務をこの契約に定める条件で発注し、受注者は、これを履行した
上、その目的物(以下「目的物」という。)があるときは、これを発注者に引き渡すも
のとする。
(権利義務の譲渡等の制限)
第2条 受注者は、
この契約によって生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させ
てはならない。ただし、書面による発注者の承諾を得たときは、この限りでない。
(再委託等の制限)
第3条 受注者は、この契約の履行に当たり、第三者にその全部又は一部を委託し、又は請
け負わせてはならない。ただし、書面による発注者の承諾を得たときは、この限りでな
い。
(仕様)
第4条 受注者は、発注者が定めた土地及び建物に対し、各号に掲げる業務(以下「本業
務」という。
)を、別紙1業務仕様書(以下「仕様書」という。
)に従い、本役務を履行
するものとする。
一 土地の嘱託登記に関する業務
二 その他一の土地の嘱託登記に関する業務に付随する業務
(発注手続)
第5条 発注者は、本役務を受注者に発注するときは、その都度、その内容、件数等を記
載した発注者所定の嘱託登記等依頼書(以下「依頼書」
)を受注者に対して発行するも
のとし、受注者はこの依頼書に基づき本役務を履行するものとする。
(指示者)
第6条 発注者は、指示者を置くものとし、その氏名を受注者に通知しなければならない。
指示者を変更したときも同様とする。
2 指示者は、この契約書の他の条項に定めるもの及びこの契約書に基づく発注者の権限
とされる事項のうち、発注者が必要と認めて指示者に委任したもののほか、次に掲げる
権限を有する。
一 契約の履行についての受注者に対する指示、承諾又は協議
二 仕様書に基づく業務の実施のために必要となる図面等の作成及び交付
(業務責任者)
第7条 受注者は、
業務責任者を定めて業務に配置し、その氏名その他必要な事項を発注者
に通知しなければならない。業務責任者を変更したときも同様とする。
2 業務責任者は、この契約の履行に関し、その運営、取締りを行うほか、依頼書に示
す期限の変更、代金の請求及び受領並びにこの契約の解除に係る権限を除き、この契約
に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。
3 受注者は、前項の規定にかかわらず、自己の有する権限のうち、業務責任者に委任せ
- 28 -
ず自ら行使しようとするものがあるときは、あらかじめ、当該権限の内容を発注者に通
知しなければならない。
(履行期限の延長)
第8条 受注者は、天災その他の不可抗力により、依頼書に指定された履行期限(以下「履行
期限」という。)内に、当該依頼書に基づく本役務を完了することができないときは、あらかじ
め、発注者に届け出て、履行期限を延長することができる。ただし、その延長日数は、発注者
と受注者とが協議して定めるものとする。
(危険負担)
第9条 本役務の履行に当たり、次条第1項の発注者の確認(同条第3項の再検査がある場合
には、当該再検査)の前に生じた損害は、受注者がこれを負担するものとする。
(検査)
第10条 受注者は、依頼書に基づく本役務の履行後、直ちに発注者に届け出て、その履行結果
について、発注者の確認を受けなければならない。
2 発注者は、前項の確認(以下「検査」という。)を同項の規定による届出を受けたのち、登記
識別情報の受領若しくは発注者の指示する登記識別情報の代理受領者への交付(郵送交
付含む)の日から起算して10日以内に行うものとする。
3 受注者は、検査の結果、不合格となり、発注者から修正又はやり直しを命ぜられたときは、
発注者の指定する日までに当該修正又はやり直しを行い発注者の再検査を受けなければな
らない。この場合、再検査の期限については、前項の規定を準用する。
4 検査又は前項の再検査に合格した日をもって、依頼書に基づく本役務は完了したものとし、
目的物があるときは、当該目的物は、同日をもって発注者に引き渡されたものとする。
(瑕疵担保責任)
第11条 受注者は、前条第4項に規定する依頼書に基づく本役務の完了の日から1年間当該本
役務の瑕疵を補修するものとする。
(請負代金)
第12条 発注者は、第10条第4項の規定により本役務が完了したときは、当該本役務の対価
(以下「請負代金」という。)として、別紙2の単価表に基づき算定した額を受注者に支払うもの
とする。
2 受注者は、請負代金については、当月分を取りまとめ、翌月1日以降その支払請求書を発
注者に提出するものとし、発注者は、当該請求書を受理した日から起算して30日以内にこれ
を受注者に支払うものとする。
3 発注者がその責めに帰すべき理由により第10条第2項の期限内に検査又は同条第3項の
再検査を行わないときは、その期間を満了した日の翌日から当該検査又は再検査を行った
日までの日数は、前項の期間(以下「約定期間」という。)の日数から差し引くものとする。この
場合において、その遅延日数が約定期間の日数を超えるときは、約定期間は、遅延日数が
約定期間の日数を超えた日において満了したものとみなす。
- 29 -
(延滞金)
第13条 受注者の責めに帰する理由により受注者が履行期限内に依頼書に基づく本役務を完
了しない場合において、履行期限経過後相当期間内に完了する見込みがあると発注者が認
めたときは、発注者は、受注者から延滞金を微収して、当該履行期限を延長することができ
る。
2 前項の延滞金は、その延滞日数に応じ、同項の注文書に基づく請負代金に対し、年(365日
当たり)5パーセントの割合で計算した金額とする。
(談合等不正行為があった場合の違約金等)
第13条の2 受注者が、次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、受注者は、発注者の請
求に基づき、本契約期間中に発注した総額の10分の1に相当する額を違約金として発注者
の指定期間内に支払わなければならない。
一 この契約に関し、受注者が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22
年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定に違反し、又は受注者が構成事
業者である事業者団体が独占禁止法第8条第1項第1号の規定に違反したことにより、公
正取引委員会が受注者に対し、独占禁止法第7条の2第1項(独占禁止法第8条の3にお
いて準用する場合を含む。)の規定に基づく課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)
を行い、当該納付命令が確定したとき(確定した当該納付命令が独占禁止法第63条第2項
の規定により取り消された場合を含む。)。
二 納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除措置命令(これ
らの命令が受注者又は受注者が構成事業者である事業者団体(以下「受注者等」という。)
に対して行われたときは、受注者等に対する命令で確定したものをいい、受注者等に対し
て行われていないときは、各名宛人に対する命令すべてが確定した場合における当該命
令をいう。次号において「納付命令又は排除措置命令」という。)において、この契約に関し、
独占禁止法第3条又は第8条第1項第1号の規定に違反する行為の実行としての事業活
動があったとされたとき。
三 納付命令又は排除措置命令により、受注者等に独占禁止法第3条又は第8条第1項第
1号の規定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった
取引分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件につ
いて、公正取引委員会が受注者に対し納付命令を行い、これが確定したときは、当該納付
命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間を除く。)に入札
(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分野に該当するものであ
るとき。
四 この契約に関し、受注者(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑法(明治
40年法律第45号)第96条の6又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号に
規定する刑が確定したとき。
2 受注者が前項の違約金を発注者の指定する期間内に支払わないときは、受注者は、当該
- 30 -
期間を経過した日から支払いをする日までの日数に応じ、年5パーセントの割合で計算した
額の遅延利息を発注者に支払わなければならない。
(支払遅延利息)
第14条 受注者は、発注者がその責めに帰する理由により約定期間を超えて請負代金の支払
いを行った場合には、その遅延日数に応じ、当該支払額に対し、年(365日当たり)2.9パーセ
ントの割合で計算した額を、遅延利息として、発注者に請求することができる。
(損害賠償義務)
第15条 本役務の履行に当たり、発注者又は第三者に及ぼした損害は、受注者が賠償するも
のとする。ただし、受注者の責めに帰さない理由による損害については、この限りでない。
(更正)
第 16 条 乙の過失により事実と異なった登記がなされた場合、
又は事実と異なった公正証
書が作成された場合の更正に要する費用は乙の負担とする。
(発注者の解除権)
第17条 発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、催告によらない
で、この契約を解除することができる。
一 受注者の責めに帰する理由により、履行期限内又は履行期限経過後相当期間内に依頼
書に基づく本役務を完了する見込みがないとき。
二 第2条、第3条又は第11条の規定に違反したとき。
三 第15条に規定する賠償義務を怠ったとき。
四 受注者が司法書士法に基づく処分を受けたとき。
五 その他この契約に違反し、その違反によりこの契約の目的を達することができないとき。
六 受注者が次のいずれかに該当するとき。
イ 役員等(受注者が個人である場合にはその者を、受注者が法人である場合にはその
役員又はその支店若しくは常時業務委託の契約を締結する事務所の代表者をいう。以
下この号において同じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3
年法律第77号。以下「暴力団対策法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下こ
の号において「暴力団員」という。)であると認められるとき。
ロ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この号において同
じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められるとき。(チ)
ハ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加
える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。
ニ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど
直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認めら
れるとき。
ホ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認めら
れるとき。
- 31 -
ヘ 再委託契約その他の契約にあたり、その相手方がイからホまでのいずれかに該当す
ることを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。
ト 受注者が、イからホまでのいずれかに該当する者を再委託契約その他の契約の相手
方としていた場合(ヘに該当する場合を除く。)に、発注者が受注者に対して当該契約の
解除を求め、受注者がこれに従わなかったとき。
七 破産の申立て(自己申立てを含む。)を受け、又は解散したとき。
(違約金)
第18条 受注者は前条第1号から第4号までのいずれかに該当してこの契約が解除されたとき
は、契約単価に予定数量を乗じた額の10分の1に相当する額を、違約金として発注者の指定
する期間内に発注者に支払わなければならない。
(発注者の都合による解除)
第19条 発注者は、第17条各号の場合のほか、発注者の都合により、この契約を解除すること
ができる。
2 発注者は、前項の規定により契約を解除するときは、少なくとも1か月前までに、書面により
受注者に通知しなければならない。
3 第1項の規定によりこの契約が解除された場合において、受注者が損害を被ったときは、発
注者は、これを賠償しなければならない。ただし、その賠償額は、発注者と受注者とが協議し
て定めるものとする。
(相殺)
第20条 発注者は、受注者に対して支払うべき金銭債務と受注者が発注者に対して支払うべき
金銭債務とを相殺し、なお不足を生ずるときは、更に追徴するものとする。
第21条 この契約に定めがない事項又は疑義を生じた事項については、発注者と受注者とが協
議して定めるものとする。
別紙1 (仕様書)
別紙2 (単価表)
以 上
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単価契約書別紙2
基本登記等報酬額表(単価表)
(単位:円)
種
対
別
象
基本報酬額
(税別)
登記等の目的
所有権移転登記
権利者
承継登記
土
地
土地・建物
都市機構
買戻特約抹消登記
権利者
抵当権抹消登記
抵当権設定者
賃借権抹消登記
賃借権者
抵当権設定登記
抵当権設定者
登記事項証明書交付手数料
業務に伴い発生
費用負担区分
(収入印紙代金)
実費
都市機構
実費
都市機構
する右記費用
固定資産評価証明書発行手数料
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別添5
個人情報等の保護に関する特約条項
別添2
発注者及び受注者が平成28年3月 日付けで締結した平成28年度いわきニュータウンに
係る嘱託登記等業務(地方都市整備事業)の契約(以下「本契約」という。
)に関し、受注
者が、本契約に基づく業務等(以下「業務等」という。
)を実施するに当たっての個人情報
等の取扱いについては、本特約条項によるものとする。
(定義)
第1条 本特約条項における個人情報等とは、発注者が提供及び受注者が収集する情報のう
ち、次に掲げるものをいう。
一 個人情報(独立行政法人の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第59
号)第2条第2項に規定する個人情報をいう。
)
二 業務に関連して知りえた顧客情報及び個人情報
三 その他、通常公表されていない発注者に関する情報
(個人情報等の取扱い)
第2条 受注者は、個人情報等の保護の重要性を認識し、業務等の実施に当たっては、個人及
び発注者の権利利益を侵害することのないよう、個人情報等の取扱いを適正に行わなければ
ならない。
(管理体制等の報告)
第3条 受注者は、個人情報等について、取扱責任者及び担当者を定め、管理及び実施体制を
書面(別紙様式1)により報告し、発注者の確認を受けなければならない。また、報告内容
に変更が生じたときも同様とする。
(秘密の保持)
第4条 受注者は、個人情報等を第三者に漏らしてはならない。また、本契約が終了し、又は
解除された後も同様とする。
(適正な管理のための措置)
第5条 受注者は、個人情報等について、漏えい、滅失及びき損の防止その他の適正な管理の
ための必要な措置を講じなければならない。
(収集の方法)
第6条 受注者は、業務等を処理するために個人情報等を収集するときは、必要な範囲内で、
適正かつ公正な手段により収集しなければならない。
(目的外利用等の禁止)
第7条 受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、個人情報等を、本契約の目的外
に利用し、又は第三者に提供してはならない。
(個人情報等の持出し等の禁止)
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第8条 受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、個人情報等を受注者の事業所か
ら送付及び持ち出し等してはならない。
(複写等の禁止)
第9条 受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、個人情報等が記録された電磁的
記録又は書類等を複写し、又は複製してはならない。
(再委託の制限等)
第10条 受注者は、発注者の承諾があるときを除き、個人情報等を取扱う業務等について、他
に委託してはならない。
2 受注者は、前項の規定に基づき他に委託する場合には、その委託を受ける者に対して、本
特約条項に規定する受注者の義務を負わせなければならない。
3 前2項の規定は、第1項の規定に基づき委託を受けた者が更に他に委託する場合、その委
託を受けた者が更に他に委託する場合及びそれ以降も同様に適用する。
(返還等)
第11条 受注者は、発注者から提供を受け、又は受注者自らが収集し、若しくは作成した個人
情報等が記録された電磁的記録又は書類等について、不要となったときは速やかに、本契約
終了後は直ちに発注者に返還し又は引渡さなければならない。
2 受注者は、個人情報等が記録された電磁的記録又は書類等について、発注者の指示又は承
諾により消去又は廃棄する場合には、復元又は判読が不可能な方法により行わなければなら
ない。
(事故等の報告)
第12条 受注者は、本特約条項に違反する事態が生じた、又は生じるおそれのあるときは、直
ちに発注者に報告し、発注者の指示に従わなければならない。
(管理状況の報告等)
第13条 受注者は、個人情報等の管理の状況について、発注者が報告を求めたときは速やかに、
本契約の契約期間が1年以上の場合においては契約の始期から6か月後の月末までに(以降
は、直近の報告から1年後の月末までに)、書面(別紙様式2)により報告しなければなら
ない。
2 発注者は、必要があると認めるときは、前項の報告その他個人情報等の管理の状況につい
て調査することができ、受注者はそれに協力しなければならない。
3 受注者は、第1項の報告の確認又は前項の調査の結果、個人情報等の管理の状況について、
発注者が不適切と認めたときは、直ちに是正しなければならない。
(取扱手順書)
第14条 受注者は、本特約条項に定めるもののほか、別添「個人情報等に係る取扱手順書」に
従い個人情報等を取扱わなければならない。
(契約解除及び損害賠償)
第15条 発注者は、受注者が本特約条項に違反していると認めたときは、本契約の解除及び損
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害賠償の請求をすることができる。
本特約条項締結の証として本書2通を作成し、発注者と受注者が記名押印の上、各自1通を
保有する。
平成28年3月 日
発注者
住所
氏名
山形県山形市みはらしの丘二丁目3番地
独立行政法人都市再生機構南東北統括営業事務所
所 長
受注者
矢 作
文 敏
印
住所
氏名
印
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別添6
(文例)
○○-○
平○.○.○
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿
独立行政法人都市再生機構
首都圏ニュータウン本部
本部長 ○○ ○○
嘱託登記等依頼書
単価契約第5条の規定により、いわきニュータウン地区に係る嘱託登記等を、下記により依
頼します。
記
1 依頼内容
種
別
件 数
対
象
登記等の目的
所有権移転登記
承継登記
土
地
買戻特約抹消登記
抵当権抹消登記
賃借権抹消登記
土地・建物
抵当権設定登記
2 対象内訳
別添のとおり
以 上
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