〈美しい街並みの中の良質住宅〉 (56年10月31日オープン) ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★★★ ★ ★ ★ ★★ ★★★★★ は、茨城県竜 崎市北部の丘陵地帯に開発面 宅地開発公団︵現住宅・都市整備公団︶で 共同分譲事業に参加 竜ケ崎ニュータウン 工程写真の展示 ては、別掲宮脇氏の解説を参照されたい。 構成している。この街並み計画の詳細につい なるもので、財団住宅独自の美しい街並みを が、去る10月31日第一次分譲を開始した。 ヶ崎ニュータウンの開発事業を進めていた の工事がどのように行われているかを確かめ て、家が出来上ってからでは見られない部分 完成までの6工程を写真で見せ、これによっ で﹂という工程写真パネルを展示。基礎から 積約670万㎡、計画人口75000人 の財竜 団住宅各棟の前には﹁この家が出来るま が、建物は民間業者が分譲する共同分譲方式 ﹁首都圏における大規模住宅地開発の方向を 竜 崎ニュータウン分譲開始を記念して、 記念シンポジウム開催 ることができるようになっている。 今回の分譲は、宅地は住宅・都市整備公団 をとり= 建住宅247戸が分譲された。 て、ハウスメーカー16社と協力してこの事業 住宅生産振興財団では、その中59戸につい に参加、財団企画の街並み計画にしたがって ﹁美しい街並みの中の良質住宅﹂59棟を完成 展示した。 振興財団と日本経済新聞社の主催で、10月24 日︵土︶午後1時20分から東京大手町の経団 探る﹂住宅・都市シンポジウムが、住宅生産 財団住宅祭を名乗ることは出来なかったが、 連ホールで開催された。後援は建設省、住宅 今回は第一次分譲住宅の一部であったため 実質的には財団住宅祭の内容をもっており、 日本経済新聞社編敢委員 柴崎成忠氏 ・都市整備公団、茨城県。講師は 基調講演 住宅金融公庫理事 山東良文氏 コーディネーター モデル住宅と美しい街並み 〃 住宅・都市整備公団総裁 志村清一氏 想される。 公園の周り︵糾頁配置図参照︶の16棟は、 今後もこのようなケースがでてくることも予 参加16社の代表的住宅一棟ずつを配置した、 パネリスト 東大名誉教授 高山英華氏 〃 茨城県企画部長 三井康寿氏 いわばモデル住宅ゾーンであり、ここで各社 聴衆約三五〇名、盛会であった。 〃都市問題研究センター所長三井敏次氏 なっている。この16棟の周りに各社の住宅43 〃 住宅生産振興財団理事長 田鍋 健氏 住宅の特色をゆっくり比較検討できるように に面した外構植栽の設計は、宮脇檀氏の手に 棟が建っており、この財団住宅ゾーンの道路 一30一
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