科 目 名 作曲理論3B[旧:吹奏楽法] 授業期間 通 年 担当教員 中橋愛生 科目No. MCO3324 受講対象 授業形態 講義および実習 1 専攻科目・専門基礎科目・専門共通科目 目 標 / 概 要 作曲「芸術音楽コース」3・4年 目標:吹奏楽の書法および知識を身につける。このことを通じ、多様な現場やニーズに関する理解を深め、最終 的には吹奏楽に留まらず学生諸氏それぞれが「誰かのために」「何を」書くのか、という作曲家としての 方向を見据えることを目標とする。 概要:身近なあまり知っているつもりになりがちな吹奏楽に関する知識。アマチュアが中心であるが故に様々な 「音楽以外」の要因による制限がある中での創作法。これらを教示することにより、社会と自らの創作活 動との関係に考えが及ぶように指導する。 前 期 授 業 計 画 1 ガイダンス―吹奏楽とは 2 吹奏楽の諸形態と歴史1(ミリタリーバンド様式) 3 吹奏楽の諸形態と歴史2(ハルモニームジーク) 4 吹奏楽の諸形態と歴史3(管楽オーケストラ) 5 吹奏楽の諸形態と歴史4(ウインドアンサンブル) 6 吹奏楽の諸形態と歴史5(英国式ブラスバンド、ファンファーレオルケスト) 7 吹奏楽の諸形態と歴史6(マーチング、DCI) 8 吹奏楽の諸形態と歴史7(ポップスの系譜) 9 吹奏楽の現場と作曲家へのニーズ 10 アマチュアを想定した各楽器論1(総論) 11 アマチュアを想定した各楽器論2(フルート属) 12 アマチュアを想定した各楽器論3(ダブルリード楽器) 13 アマチュアを想定した各楽器論4(クラリネット属) 14 アマチュアを想定した各楽器論5(サクソフォーン属) 15 総括 後 期 1 アマチュアを想定した各楽器論6(トロンボーン属) 2 アマチュアを想定した各楽器論7(トランペット属) 3 アマチュアを想定した各楽器論8(ホルン属、ユーフォニアム) 4 アマチュアを想定した各楽器論9(テューバ属、サクソルン属) 5 アマチュアを想定した各楽器論 10(打楽器、編入楽器、特殊奏法) 6 オーケストレーション実践1(垂直的考察) 7 オーケストレーション実践2(水平的考察) 8 実践的編曲法1(管弦楽からのトランスクリプション) 9 実践的編曲法2(ピアノ曲等からのアレンジメント、団体歌等の編曲法) 10 レパートリー研究1(マーチの諸相) 11 レパートリー研究2(教育用作品とは) 12 レパートリー研究3(ヒストリカルな作品) 13 レパートリー研究4(コンテンポラリーな作品) 14 実習およびレッスン 15 総括 準備学習 の 内 容 履 修 上 の 注 意 あらかじめ、各自可能な限り多くの音源に触れておき、自分なりの認識および考えを持って授業にのぞむこと。 作曲理論ⅠおよびⅡにおける管弦楽法の内容を修得していることを前提に行なわれる。 試 験 課題(レポート含) 補 足 授業中に指示された課題楽曲について中学校の吹奏楽部を想定して編曲を行なったものを、最終 講義時に提出させる。この提出課題については、後期授業期間内にレッスン形式の日も設ける。 50% 評価方法 教 材 等 108 発 表 平常点 その他 50% 佐伯茂樹(著)「カラー図解 楽器から見る吹奏楽の世界」河出書房新社(2,100 円) 合 計 100%
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