科目コード 学科 学年 科 目 名 単位・時間 必修・選択 単位種別 AG01-2 全学科共通 1年・通年 国語(古典) : Japanese 1(50) 必修 履修単位/COC 教 員 名 山下 航正 : YAMASHITA Kosei 副担当教員 授 前期はまず、古文・漢文の基礎知識を押さえることからスタートする。その後、短めの古文と漢文を読解することにより、日本文化や中国文化の源 業 流を探り、現在の国際社会に対応できる広い視野と素養を養成する。また、我が国や中国の古人独特の物の見方、考え方、感じ方の理解に努め 概 ることによって、コミュニケーション基礎力を養成する。 要 到 達 目 標 (1)古文の品詞や、動詞の識別が理解できる。 (2)漢文の訓読法が理解できる。 (3)我が国や中国の古人の物の見方、考え方、感じ方が理解できる。 学 習 教育目標 授 業 計 画 評 価 方 法 4回の定期試験や、課題の提出状況、小テストの結果、授業態度などを勘 案して、総合的に評価する。割合は、定期試験70%、小テスト+提出課題 +授業態度30%とする。 A-(2), B-(1)(2) 週 COCとの 瀬戸内近郊地域・社会に対する関心や理解を深める。 JABEE基準 関連性 前 期 後 期 項 目 内 容 項 目 内 容 週 1 ガイダンス 2 - シラバスの確認、授業内容・予復習・ 評価方法についての説明 16 古文の基礎④ 活用と活用形のはたらき、動詞の活用 の種類の見分け方 古文の基礎① 五十音図といろは歌 17 古文の基礎⑤ 変格活用(カ変・サ変・ナ変・ラ変)・上 一段活用・下一段活用 3 古文の基礎② 歴史的仮名遣いと発音 18 古文の基礎⑥ 四段活用・上二段活用・下二段活用 4 古文の基礎③ ことばの単位と品詞、品詞分解・自立 語・付属語 19 古文の読解⑤ ○「奥山に猫またといふもの」(徒然 草) 5 古文の読解① 20 古文の読解⑥ ・古文の特徴に注意しながら読解す る。 6 古文の読解② 7 古文の読解③ 8 古文の読解④ 9 漢文の基礎① 10 漢文の基礎② 11 漢文の基礎③ 12 漢文の読解① 授 ○「児のそら寝」(宇治拾遺物語) ・歴史的仮名遣いに注意しながら発音 する ・古文の特徴や、重要単語・文法事項 に注意しながら読解する 業 ・場面に応じた登場人物の心情を把握 する ・口語訳を通じて、我が国の古人の物 の見方、考え方、感じ方を知る 訓読に親しむⅠ(送り仮名と句読点、 計 返り点、訓点と書き下し文) 訓読に親しむⅡ(再読文字と助字) 画 21 古文の読解⑦ ・重要単語・文法事項・動詞の識別を 注意する。 ・作者の批評に関して考察する。 22 古文の読解⑧ 23 漢詩の読解① ・口語訳を通じて、我が国の古人の物 の見方、考え方、感じ方を知る。 ○漢詩(絶句、律詩) 24 漢詩の読解② 25 漢詩の読解③ ・書き下し文を正しく書くことによって、 漢詩に慣れる ・漢詩の法則や基礎知識を理解する ・口語訳を通じて、中国の古人の物の 見方、考え方、感じ方を知る 26 漢詩の読解④ 27 古文の読解⑨ ○「推敲」(唐詩紀事) 13 漢文の読解② ・書き下し文を正しく書くことによって、 漢文に慣れる。 28 古文の読解⑩ 14 漢文の読解③ ・口語訳を通じて、中国の古人の物の 見方、考え方、感じ方を知る。 29 古文の読解⑪ 15 漢文の読解④ 30 総括 ○「芥川」(伊勢物語) ・古文の特徴に注意しながら読解する ・重要単語・文法事項・動詞の識別を 注意する ・登場人物の心情を把握する ・口語訳を通じて、我が国の古人の物 の見方、考え方、感じ方を知る ・故事成語の由来を理解する。 授業方法 注意事項 (自学自習を含む) 教科書・参考書 1年間の学習事項のまとめをする 随時、古典文法や、漢文の訓読に関する小テストを行う。 ノートの取り方は事前に指導するので、毎回、授業範囲分の教科書の本文を写してくること。また、古語辞典や漢 和辞典を持参することが望ましい。 『国語総合』(桐原書店)、『古典文法クリアノート』(尚文出版)。その他、必要に応じて配布する。
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