平成27年度 洋野町立大野小学校 《発行日 : 平成27年 6月 1日》 校報 № 22 地域の人にすごく協力してもらった運動会 ~「輪と和、笑」がいっぱいの運動会~ 〈運動会シリーズ・パー ト 前回の校報「大野っ子」に掲載した6年生の感想の中に「地域の人にすごく協力してもらっ Ⅲ 〉 た運動会だと思いました。」というものがありました。その事は毎年感じていましたが、今年 は強風という悪条件もあって、そのことを特に感じた運動会となりました。 そのせいもあって、今年も運動会も強風にも負けず140周年の節目に相応しい、会場いっ ぱいの「輪」と「和」、「笑い」があふれる素晴らしい運動会となりました。 今年も幼児レースに …輪と和、笑… も多くの幼児が参加 し、風にも負けずに お菓子をめざし一目 散に走りだしまし た。 チャンスレースに親子での種目が多かった今年の 運動会では、親子の輪と和、笑が多くありました 140 周年を記念してのPTAレース「足並み揃えてムカデ リレ―」では、輪と和、笑が絶えませんでした。 地域のみんなで 1 つの「輪」と なって「和」と「笑」でいっぱ いとなったナニャドラヤ 悪条件の中でも、普段の力をきちんと発揮し全力を出し切り、達成感と充実感を味わった今年 の大運動会。この日を成功させようと、時には笑い時には泣き(?)、時には青色吐息(?)をつきな がら、練習に励んで来ました。そこには「運動会の日だけできればいい」といったような気持ち や「勝てばいい」という気持ちではなく、一層の『高みをめざし』ながら、切磋琢磨している個々 の、集団の奮闘する姿がありました。裏面にその一部を紹介します。 地域の皆さんの思い … 運動会成功の陰には、地域や保護者の皆さんの熱い思いや願いがありました! 暑さで体調を崩さないよう、より良いコンデ ィションで、子ども達に運動会をしてもらい たいと、保護者の方々が前日から児童陣地に テントを設営していただきました。 運動会当日には、強風対策として支柱の 固定もしっかりと行ってくれました。 校庭の一番目立つ、高い 場 所に児 童会ス ロー ガ ン や得点 版を掲 げて い た だきま した。 おか げ で、子ども達は最後まで 「全力」で競技ができま した。 あまりの強風に、昼休みには地域の皆さんが校庭に放水してくれま した。おかげで、子ども達は最後まで「全力」で競技ができました。 地域の方が6名来校し、ナニャドラヤの PT A会長も コ 踊り方を丁寧に教えていただきました。 ミカルな格好で、 おかげでどの子も自信を持って踊り、 運動 会を盛り 上 地域の一員としてみんなと一緒に活動 げてくれました。 する楽しさも知ることができました。 運動会成功の陰には、子ども達の熱い思いや願いもありました! 子どもの思い 黙々と校庭の石を拾う子ども達 初めて参加する1年生に、教室まで出向き、 応援の仕方を優しく繰り返し教えていた チアリーダー達。 運動会の朝、早く登校してきた子ども 達も会場準備のお手伝いをしました。 「緊張する、緊張する」と言いながら 手伝う子もいました… 運動会練習最中であっても、教室は整頓されていました。見通しのない、「自転車操業」では なく、計画的で充実した練習によって、子ども達が頑張れた事が伝わって来ます。 大運動会スローガン「敢然~~140 年の大野っ子として全力を出して Lets' GO~」を掲げ、日々 切磋琢磨を続けた大野小の子どもたち。強風、夏日という悪条件にもかかわらず、子ども達がい つも通りの力を発揮できたのには、PTA の皆さんを始め「地域の力」による事が大きかった今年 の運動会でした。そのおかげで、子ども達が今年も達成感・充足感を味わい生活意欲の高まりと 士気の高揚が図られ、努力を惜しまず裏表のない健全な自尊心を持った子どもが育っている事で す。子ども達が「成功したし、次もやりたい!」、「失敗したが、次もやりたい!」と感じる事が できた有意義な今回の運動会は、地域の方々と保護者、子ども、指導者のこだわりと思いが一致 したからできた事ですね。今後とも本校の教育活動にご協力・ご支援をお願申し上げます。
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