ID通信におけるリンク障害復旧に関する検証 ID通信ネットワーク HIMALIS p 通信にIDを導入することで、IPアドレス等の位置情報 (ロケータ) が変化しても通信継続 可能 (モビリティ、マルチホーム、異種ネットワークプロトコル間通信)。 p IDと非対称鍵暗号を用いたホスト認証ならびにデータセキュリティ機能を実現する識別 層により、ロケータ非依存の安全な通信を実現。 ホスト HIMALIS gateway (HG) Application Transport Identity Network Link PHY 識別層とIDセッション ID・ロケータ管理サーバ群 (DNR/HNR) ホスト • 通信開始時に識別層でホストの 相互認証・セッション構築。 HG Identity Net Net Link Link PHY PHY Application Transport Identity Network Link PHY Identity Net Net Link Link PHY PHY L3 Router Network Link Link PHY PHY IPv4 • HGと連携。ハンドオーバ・通信 障害検知サポート。 • パケット送受信状況モニタリン グにより、通信路障害を検知。 通信可能な経路を探し、通信路 を切替える。 IPv6 エッジネットワーク エッジネットワーク トランジットネットワーク HIMALISの経路障害検知・経路切替機能 p 識別層で通信状況のモニタリングを行 い、経路障害を検知。 p 通信可能な経路を探し、IDセッション を別経路に切替える。 p TCP、UDP通信中の経路障害に対応。 サイトマルチホーム HG ホストマルチホーム 経路候補 HG HG ホスト エッジネットワーク HG トランジットネットワーク ホスト エッジネットワーク StarBED設備を利用した実験ネットワーク構築 Transit Network IPv4 HNR DNR リンク断、ルータ 故障を想定した障 害を生成 Router Router IPv4 AAR Edge network eth0 Router HG HG HG Router HG IPv4 IPv6 LNS AAR Edge network HG HG LNS AAR Edge network LNS eth1 MH (idecho client) CH (idecho server) TCP通信時の経路障害復帰 光ネットワーク研究所 ネットワークアーキテクチャ研究室 Network Architecture Laboratory, Photonic Network Research Institute p 経路障害検知・経路切替えの仕組み を実機で動作検証ならびに問題点の 洗い出しを行う。 p 実機120台 (18台でネットワーク構 築、102台で2,000ホスト構築) を 利用し、ホストがサイトマルチホー ムならびにホストマルチホーム接続 環境を構築。 * AAR ... ホスト接続時の認証サーバ LNS ... ローカルレゾルバ UDP通信時の経路障害復帰 E-mail: [email protected] TEL : 042-327-6925 FAX : 042-327-6680
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