自社保有技術の棚卸による 『コア技術』設定の考え方・進め方 ~自社の強みとすべき技術を知り、新事業・新製品を創造する技術マネジメントの視点~ 1 月 22 日 金曜日 13:00 ~ 17:00 ■日 時■ 2016 年 ■会 場■ 東京・麹町 ■講 師■ ベクター・コンサルティング株式会社 一般社団法人 企業研究会 セミナールーム 代表取締役社長 浪江 一公 氏 大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)㈱、㈱フュージョンアンドイノベーション等を経て、現在ベクター・ コンサルティング(株) 代表取締役社長 経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて 20 年以上 の経験を有す。日本工業大学大学院 技術経営研究科教授を兼任。 北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒 著書・訳書に「プロフィット・ピラミッド超高収益を 実現する 14 のシンプルな法則」(著書) ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)、「エマソン 妥協なき経営」 (訳書) ダイヤモンド社、その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数近著(翻訳):「ステージゲート法 製造業のイノベー ションマネジメント」(原著「Winning at New Products」 ロバート・クーパー著) 英治出版 2013 年 ■本セミナーの特徴■ コア技術設定は自社の技術戦略の要となる、極めて重要な戦略的な意思決定です。しかし、大企業を含めて多くの 企業において、個別製品での重要技術の設定にとどまり、長期に渡り自社として新規事業を含め事業の成長の根幹とし 今後とも継続的な強化が必要とされるような技術、すなわちコア技術は明確に設定されていません。このような企業におい ては、1 つ 1 つの技術開発に大きな不確実性を抱え、加えてますます大きな投資が必要となる環境下において、技術戦略 が不在もしくは不備と言われてもしかたがありません。 本セミナーにおいては、コア技術を明確に定義し、その定義に基づきコア技術を設定する方法論、すなわち、どのような評 価基準でコア技術を設定するのか、そしてどのようなプロセスでコア技術の設定を行うかを学んでいただきます。 前者については、コア技術を長期的かつ継続的に自社の収益拡大に直接的に寄与する視点から、複数のコア技術の選 定軸を提示し、コア技術を定義します。 後者においては、自社の現状の保有技術の棚卸を最初に行います。技術の棚卸とは、自社が全社として保有する技術は どのようなものなのか、それは自社の他社との相対的な技術水準を含め、どのような特徴を持つのかにより、自社の保有技術 を俯瞰的に捉えることを目的として進めるものです。 本セミナーでは、講義の後に自転車を題材に技術の棚卸とコア技術設定のグループ別演習を行っていただきます。 ■ご参加対象■ 研究開発部門、研究開発企画、技術企画、 経営企画などの部門の方々で、 -自社が保有する技術を俯瞰的に把握したい方 -適正な技術戦略を構築したい方 -技術資源のポートフォリオ管理をきちんと行いたいと考えている方 など ●受講料●1名〈消費税8%込み、資料代含む〉 正会員 32,400 円 本体価格 30,000 円 一 35,640 円 本体価格 33,000 円 般 ●申込書に所定事項ご記入の上、下記担当者あてに FAX いただくか、当会ホームページからお申し込みく ださい。後日(開催日1週間~10日前までに)受講票・ 請求書をお送り致します。 ●申込書をFAXにてご送信いただく際は、FAX番 号をお間違えないようご注意下さい。 ●会員企業のご確認、その他セミナーに関するご不明な 点につきましては、当会ホームページより 〔TOP〕→〔公開セミナー〕→〔よくあるご質問〕を ご参照下さい。https://www.bri.or.jp ●最少催行人数に満たない場合は、中止とさせていた だくこともありますので、ご了承下さい。 一般社団法人 企業研究会 担当:早瀬 E-mail:[email protected] 151789-1010※ 16・1・22 自社保有技術の棚卸とコア技術設定の考え方・進め方 会社名 〒 - 住 所 TEL FAX フリガナ 部課 役職 お名前 e-mail 〒102-0083 千代田区麹町 5-7-2 麹町 M-SQUARE 2F TEL 03-5215-3512 FAX : 03-5215-0951 ※お客様の個人情報は、本研究会に関する確認・連絡および当会主催の ご案内をお送りする際に利用させていただきます。 13:00 1. 最初に (1) コア技術設定の難しさ:クレハの例 (2) コア技術設定の目的:長期的・継続的収益の拡大 (3) コア技術は機械的に設定できるものではない 2. コア技術設定の重要な拠り所:「価値づくり」 (1) なぜ「価値づくり」か? (2) ものづくり vs. 価値づくり (3) 「価値づくり」における収益拡大のメカニズム (4) 「価値づくり」を目指した三位一体の技術戦略とコア技術の位置付 ≪休憩≫ 3. コア技術とは (1) コア技術戦略 (2) 「範囲の経済性」実現手段としてのコア技術戦略 (3) コア技術は自社にとっての将来の収益の柱 (4) 長期的視点でのコア技術の変更の必要性 4. コア技術設定の企業事例 (1) コア技術設定の企業事例:3M、クレハ、富士フイルム (2) コア技術のその他の定義 5. コア技術の選定軸 (1) コア技術の選定軸とその背景 (2) 「自社の独自性追求」軸の設定の注意点 6. コア技術設定の全体プロセスと注意点 (1) コア技術設定の全体プロセス (2) コア技術を設定する上での注意点 ≪休憩≫ 7. ステップ 1:技術棚卸の大分類の設定 (1) 技術の棚卸の大分類とは (2) 技術の棚卸の大分類の設定事例 8. ステップ 2:技術棚卸素案の設定 9. ステップ 3:技術棚卸素案の各部門での修正と評価 (1) 技術棚卸素案の各部門での修正と評価の具体的作業 (2) 評価項目の全体像と「コア技術の選定軸」との関係 (3) 各評価項目の説明 10. ステップ 4:各部門での追加・評価の統合 11. ステップ 5:ステップ 4 に基づくコア技術の設定 (1)コア技術設定の 2 つのタスク (2) タスク 1:グループ化によるコア技術候補の設定 (3) タスク 2:コア技術候補の評価・選択 12. (グループ演習)技術の棚卸:自転車を例に 13. 17:00 最後に 《質疑応答は講義中に随時・適時承ります》 ※講師と同業企業、同職種の方のご参加は頂けない場合がございます。
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