平成 27 年度がはじまる! 新法人の設置をめざして 平成 4 年の創設以来(当時は国立学校財務センター) 、足掛け二十余年、国立 大学財務・経営センターにとって最後の年度となるかもしれません。平成 27 年 3 月 10 日の閣議において「国立大学財務・経営センター」と「大学評価・学位 授与機構」の二つの独立行政法人を統合し、大学の教育研究活動面と経営面の改 革支援を一体的に実施する独立行政法人を設置することが決定されました。今 後、現在開会されている通常国会において、統合法案が審議される予定です。セ ンターがこれまで国立大学附属病院や国立大学法人等に果たしてきた役割が今 回の統合によって生まれる「新法人」に継承されることを祈念します。 私たちは国立大学附属病院の教育、研究、診療、地域貢献・社会貢献、国際化 等の活動を支える業務に取り組んでまいりました。 例えば、国立大学附属病院の再開発・拡張のための資金として財政投融資資金 を調達し、大学附属病院の施設建設、設備購入に必要な資金を貸付けております。 これにより、大学附属病院が果たすべき公的使命・役割を着実に実現し、地域医 療の最後の砦として「地域で信頼される大学附属病院」を目指し、国民の安心・ 安全を確保できるよう支援しております。 附属病院のみならず国立大学等が地域で果たす役割は大きいことから、セン ターでは貸し付けた、あるいは交付した資金がどのように活用され、どのように その施設が利用されているかを現地での調査を踏まえ確認し、我々職員の仕事 に対するモチベーションをも高めながら職務に取り組んでおります。これから も各法人が地域の人々と施設利用者から「国立大学法人等の応援団」としてお力 添えいただけるよう、ご活躍を祈念しております。私たちセンター職員一同、引 き続き国立大学法人等の活動を支えるために奮闘いたします。 平成 27 年 4 月 1 日
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