学年 実態 改善策 検証 2 3 4 5 平成26年度 授業改善推進プラン 国語

学年
1
平成26年度 授業改善推進プラン
国語(読むことの指導を中心に)
実態
改善策
検証
「文章の中の大事な言葉や文を
書き抜くこと。」を目指し、目的
文章の中の言葉の意味を正確に
に合わせた内容を教科書の中から
読み取ることに課題が見られる。
書き抜く作業を授業の中で取り入
れる。
ほとんどの児童が「文章の中の
大事な言葉や文を書き抜くこ
と。」に慣れてきたが、自分で見
付け出して書き抜くことはさらに
指導が必要である。
「文章の内容と自分の経験とを結び付
けて、自分の思いや考えをまとめ、発表
し合うこと。」を目指し、文章に触れた
際の初発の感想や、単元の終末などに自
分の考えを書かせる作業を取り入れる。
順序を表す語や接続語を取り上げ、文
のつながりを考えさせる。
「いつ」「どこで」「誰が」「何をし
た」を丁寧に取り上げ、物語の全体をつ
かませる。自分の経験と比べながら、登
場人物の気持ちを考えさせる。
文章に触れた際の初発の感想
や、単元の終末に自分の考えを書
く作業を取り入れることで、文章
の内容と自分の経験とを結び付け
て、自分の思いや考えをまとめ、
発表することに慣れてきた。
場面の様子やその違いに注意し
ながら、登場人物の性格や気持ち
の変化、情景などについて叙述を
もとにして読むことに課題が見ら
れる。
「目的や必要に応じて文章の要
点や細かい点に注意しながら読
み、文章などを引用したり要約し
たりすること」を目指し、授業の
ねらいのポイントとなる重要な箇
所を正確に文章から抜き出す作業
を取り入れる。
本文に線を引いたり、キーワー
ドとなる語彙に着目したりするこ
とで、授業のねらいのポイントと
なる重要な箇所を正確に文章から
抜き出すことができた。
4
文章を読み取り、登場人物の行
動に関して理解する能力は非常に
高いが、どうして行動したかなど
の気持ちを考えることが課題であ
る。
「文章を読んで考えたことを発
表し合い、一人一人の感じ方につ
いて違いのあることに気付くこ
と」を目指し、授業の中で効果的
に発表・検討をさせ、それぞれの
児童の考えのよさを見いだすよう
な授業を展開する。
それぞれの児童の考え方を引き
出し、感じ方の違いについて考え
させることはできたが、考え方の
違いについて、児童間で深く検討
することは難しかった。他の考え
方を理解し、その考え方に寄り
添って検討することが今後の課題
である。
5
読む力を伸ばすために、様々な
長さの文章について、要点をまと
めたりキーセンテンスを見付けた
文章の内容を的確に押さえなが りする活動を多く取り入れてい
ら読んだり、自分の考えを順序立 く。
てて相手に分かりやすく書いたり 書く力を伸ばすために、国語を
することに課題が見られる。
中心とした様々な教科で、短くて
もよいので自分の考えを書かせる
時間を設け、さらに友達との意見
の交流を行うようにする。
教科書の文章を中心に、キー
ワードやキーセンテンスに着目し
要点をまとめる活動を通して、文
章の内容を的確に読む力が付いて
きた。
国語を中心とした様々な教科で
自分の考えを書いたり友達の考え
を聞いたりする活動を取り入れる
ことで、短い時間で自分の考えを
文章にまとめる力が付いてきた。
2
3
説明文では、説明の順序や内容
を考えながら読み、自分の経験と
結び付けて感想をもつことに課題
が見られる。物語文では、場面の
様子について、人物の様子や会話
を中心に想像を広げながら読むこ
とに課題が見られる。
6
筆者の考えについて自分の考え
をまとめ、友達と交流し、自分の
考えを広げたり深めたりすること
に課題が見られる。特に少人数グ
ループでの意見交換は活発だが、
全体での意見交換は活発ではな
い。
「本や文章を読んだことを発表
し合い、自分の考えを広げたり深
めたりすること。」を目指し、共
有させた考えを基にさらに自分の
考えを広げられるよう学習のまと
めを自分で考えさせていく。
話形指導を積極的に行い、表現
力を高めていく。
読む活動では、筆者の考えと自
分の考えをはっきりと区別して具
体的に書くようにアドバイスした
り、友達のよい考え方を発表した
りしたことで一人一人の考えが広
がった。
書く活動や話す・聞くの活動で
は、できるだけ多くの友達の考え
や表現に触れさせたことで、自分
の考えとの違いや共通点を考えさ
せることができた。