気候について 古座川町の気候の特徴は、とにかく雨が多いということ。年間の降水量は約3,500㎜ 前後。これは日本の平均降水量の約2倍、世界と比べると約4倍の降水量ということにな ります。この多雨に古座川町の自然は支えられています。 また、古座川町の位置する紀南地方は台風の通り道でもあります。古座川の自然を支える 恵みの雨が厳しい一面をのぞかせる時です。普段はおだやかで澄んだ川が水かさを増し、 濁流となります。雨量によっては川は氾濫、低い場所の家などは浸水することさえあるの です。豊かな自然を超えた過剰な自然がときにあらわれるのです。 そういった台風時などをのぞけば、気候は概して穏やかです。年間の平均気温は15℃前 後。霜がおりたり、氷が張ったりすることはあっても、雪が積もることはめったにありま せん。雪が積もらないというのも古座川の気候の特徴の一つでしょう。 最近5カ年の主な気象データ ~気象庁観測データより~ 年 降水量(㎜) 平均気温(℃) 最高気温(℃) 最低気温(℃) 積雪量(㎝) 2002 3029 14.9 34.6 -4.7 0 2003 3890 14.8 34.7 -5.6 0 2004 4054 15.5 36.4 -4.8 0 2005 2199 14.6 36.1 -4.3 0 2006 3651 15.0 35.9 -5.2 0
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