●●● 岩手県議会議員選挙 候補予定者からの回答(1) 候補者名 TPP交渉について「撤退するべき」か「交渉を続けるべき」か 理由 樋下 正信 福井 せいじ 高橋 但馬 △ 現時点で交渉内容が開示されておらず、その是非について判断できません。何より国益を 守ることが第一義です。それを基本姿勢として注視していきます。 軽石 義則 小野寺 好 盛 岡 斉藤 信 撤退す TPPは「例外なき関税撤廃」が原則。岩手の基幹産業である農林水産業は壊滅的打撃を受 け、復興に逆行。食料品・製造業等地域経済にも重大な打撃。一次産業の本格的再建と食料 るべき 自給率50%台への引き上げこそ重要。 小西 和子 撤退す 日本の農林水産業に壊滅的な打撃を与えるTPPへの参加は断固反対です。 るべき 佐々木 博 吉田 敬子 撤退す 今後の日本の農業をどうしてゆくか、農政について具体的な案や施策が示されていないた るべき め。 千葉 絢子 撤退す なダメージを与えるのみならず、日本では未承認の添加物や農薬などによって食の安全自 るべき 体が脅かされることが容易に予想できるため。 阿部 盛重 撤退す 海外の安価な商品が流入しデフレが起き関税撤廃により安い農産物が流入し日本農業に大 きいダメージを与える。遺伝子組み換え食品等の規制緩和により食の安全が脅かされ、医 るべき 療保険の自由化等により国民皆保険制度の崩壊や医療格差が広がる。 岩手は食糧生産県である。海外から安価な商品が流入することによって日本の農業に大き 宮 古 市 ・ 下 閉 伊 郡 佐々木 宣和 城内 愛彦 大船 渡 田村 誠 花 巻 伊藤 勢至 - 何の情報開示もない中での判断はむずかしいと考える。国会での集団的自衛権の議論にか くれて、秘密のうちに日本に不利なように交渉が進んでいるように感じ、心配しています。 川村 伸浩 撤退す 国会決議のポイントは、重要5品目などの聖域を確保できないと判断した場合は、交渉から るべき の脱退を辞さないとしており、これ以上の交渉をするべきでない。 木村 幸弘 撤退す 政府はTPP交渉の情報公開をしておらずコメ、ムギ、乳製品、牛・豚肉、甘味資源の主要5品 目の扱いが不明確。TPPは医療制度やISD条項の問題で生活破壊となる。安全・安定の食も るべき 確保できない。 佐々木 順一 撤退す TPP締結は、我が国の農林水産業を崩壊させ、地域経済はもとより我が国の社会制度全般 を破壊し、国家主権をグローバル企業にゆだねるものである。まさに「百害あって一利な るべき し」。EPA、FTAで十分である。 名須川 晋 撤退す 大手輸出企業を重視し、農業・農村振興や食の安全といった点について軽視する政策であ り、しかも交渉内容が全く開示されていない状況で決着を見ることは到底受け入れられな るべき いものと考えます。 小田島 峰雄 高橋 孝真 北 上 高橋 元 久保 孝喜 - 交渉内容が開示されていない状況の中、撤退・交渉継続の是非は判断できない。民主党発 議の「情報開示を求める意見書」を今県議会で採択している。 撤退す 米国のアジア戦略に与する以外の何物でもなく、生産者と消費者の双方にとってプラス要 るべき 素は無い。 ●●● 岩手県議会議員選挙 候補者名 北 上 候補予定者からの回答(2) TPP交渉について「撤退するべき」か「交渉を続けるべき」か 理由 小松 久孝 撤退す 特に農業など、甚大な影響をうける。 るべき 関根 敏伸 撤退す 農業はもとより、日本そのものの社会的な仕組や制度、なりたちに、大きな打撃を与える可 るべき 能性があるため。(医療制度,金融制度,食の安心安全などの分野を中心に…) 佐藤 ケイ子 撤退す TPPをはじめとする国際的な経済連携協定は、貿易の自由化を隠れ蓑に、アメリカ・多国 籍企業を一人勝ちさせ、中小・個人事業者、とりわけ、日本国内においては農業者にダメー るべき ジを与え、滅ぼす道に他ならない。 久 慈 嵯峨 壱朗 清水 恭一 中平 均 遠 野 工藤 勝子 - 私は農業者でもあり、撤退すべきと思っています。その中で政府は、重要5品目を守ること を約束していますので守るべきことは守るという信念のもとに、一歩も引かず交渉すべき です。 神﨑 浩之 佐々木 朋和 無回答 交渉内容が開示されておらず、現時点で判断できません。何より国益を守ることが第一。政 府には国民に情報を開示するよう強く求めます。守られなければ、合意に至ったとしても、 脱退を求めることも辞さない強い決意で、注視していきます。 高田 一郎 撤退す TPP交渉自体が、関税撤廃や知的財産権、ISD条項など多くの分野で多国籍企業の利益を 優先するもので国民にとって百害あって一利なし。日本の食糧と農業、農村にとって壊滅的 るべき な打撃を受けるもの。 岩渕 誠 撤退す 食と農はもちろん、雇用や医療制度など幅広い分野での破壊的影響が免れない。また交渉 が秘密で進められるなど、国民的議論がなされる環境にないことから、わが国の主権不在 るべき といっても過言ではない。即時撤退すべき。 一 関 飯沢 匡 千葉 進 陸前 高田 釜 石 二 戸 撤退す 国内外の農業経営規模に格段の差があり、結果として農産物の価格差が大きく、主要農作 物5品目を例外とする国会決議を順守できなければ、日本農業の壊滅につながり、ひいて るべき は地域社会の崩壊への道となりかねないので、TPPから即時撤退すべきです。 佐々木 茂光 岩崎 友一 小野 共 工藤 篤 五日市 王 交渉を 続ける 守るべきは守り、攻めるべきは攻め、国益を最大限に実現してほしい。 べき 工藤 誠 八 幡 平 千葉 伝 工藤 勝博 交渉を 続ける べき 交渉を 続ける べき TPP交渉は農業問題のみならず、自動車部品、工業製品等多くの分野で行われており、日 本の農業を守るための農業生産5品目を関税撤廃の例外扱いを求めるためにも、粘り強く 交渉すべき。 国益の最大限と農産物の重要品目の聖域確保を求める国会決議を守って交渉すること 菅原 勝一 奥 州 千田 美津子 撤退す TPP交渉自体が、関税撤廃や知的財産権、ISD条項など多くの分野で多国籍企業の利益を 優先するもので、国民にとって百害あって一利なし。日本の食糧と農業、農村にとって壊滅 るべき 的な打撃を受けるもの。 ●●● 岩手県議会議員選挙 候補者名 及川 幸子 候補予定者からの回答(3) TPP交渉について「撤退するべき」か「交渉を続けるべき」か 理由 撤退す 日本農業が危機を迎えている今、足元から農業のあるべき姿を追究していく時。他国から迫 るべき られるのは全くおかしい話である。 郷右近 浩 奥 州 後藤 完 撤退す 本協定は、国民のくらしや農業の振興にとって大変な犠牲を強いるものであります。国際競 争に勝つものとしてすすめていますが、その対抗策が打ち出せない状況では、交渉を続け るべき るべきではないと考える。 渡辺 幸貫 交渉を続 報道によれば交渉は最終段階にある。貿易立国である以上、政府間交渉を安易に離脱はで けざるを きない。岩手の産業は農業であると同時に自動車産業をはじめとした労働人口の大半を占 得ない める就業の確保も大切である。 佐々木 努 撤退す 農林水産物の国内生産額が3兆円も減ると言われているTPPへの参加は、日本の農林水産 業に大きな打撃を与えることは明白です。岩手の基幹産業である農林水産業を守っていく るべき ためにも撤退すべきと考えます。 菅野 博典 撤退す 今の農業政策に一番欠落している事は日本の食糧の危機管理を基本にすえた農業政策の 展開になっていない点が最大の問題です。この事が徹底的に展開されない中で、TPPに参 るべき 加する事は今後の国民の生命を守るための農業を完全に崩壊させてしまう暴挙である。 柳村 岩見 滝 沢 ハクセル 美穂子 撤退す 現在の国内農業の状況では、完全なる関税の撤廃による国際競争の場にさらされても太刀 打ちが出来ない体制であり、まず、国内農業が国際競争化で十分に力を発揮できるような るべき 体制を整備しつつ交渉に望むべきであると考えるからである。 柳村 一 撤退す 様々な問題点があるため。 るべき 高橋 盛佳 交渉を 問題の多いTPPではあるが、既に具体的な交渉過程にある現在、今すぐに「撤退」すべきで 続ける はなく、農産物に対するアメリカの安全基準の問題等の改善などの交渉を強める等、今後 べき の交渉結果を見てから、撤退等の判断をすべき。 幅 秀哉 田村 勝則 紫 波 高橋 進 臼沢 勉 九戸 交渉を 妥結を急がず、国益確保を大前提に交渉していくべき。但し、TPPに関しては国民への情報 続ける 提供が十分ではないので、国内で適切な議論がなされていると思えない。この点は政府に べき 一考を求めたい。 ・TPP協定は、農林水産業や医療など地域経済に大きな影響を及ぼすことが懸念される。 ・今後の交渉に当たり、食料安全保障の観点から、農林水産業が将来にわたり持続的に発展 していける再生・強化に向けた施策を講ずるべき。 - 工藤 大輔 ≪県議候補予定者 「TPPについて」 回答 集計結果≫ 回答数(61人中) 35 ※設問「1」(TPPについて)以外の回答についての集計結果 詳報版(A 撤退するべき 23 交渉を続けるべき そのほか 5 7 3×12ページ)は、web(「いわて食・農ネットblog」)に掲載いたしま す。また、ご希望の方には郵送でお送りします。事務局へご一報下さい。 「岩手県知事・県議会議員選挙にむけての TPP・農業と食についての 政策アンケート」回答集(簡易版) 発行:2015年7月29日 いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク(いわて食・農ネット) 〒020-0690 滝沢市土沢220-3 岩手県生協連内 電話:019-684-2225 E-mail : [email protected] / fax:019-684-2227 いわて食・農ネットは、食の安全・地域の農業を守る県民の運動組織です。 【構成団体】いわて生協,岩手県生協連,岩手県消団連,岩手県農民連,岩手県農民連農産物供給センター, 岩手県農協労組,岩手自治労連,いわて労連,岩手農民大学,岩手医労連,いわて生協労組,岩手県商工団体連合会, 岩手県母親連絡会,岩手県保険医協会,岩手県国公共闘,盛岡医療生協,新日本婦人の会岩手県本部, 湯田牛乳公社
© Copyright 2025 ExpyDoc