校長通信 第 8号( 6月10日)

亀ケ崎小学校
校長通信「子どもを見つめて」8号
平成27年6月10日
校長
大谷
智之
新聞大魔王・論語・カルタ・怪人二十面相・モップ
〇今、「新聞大魔王」という毎日小学生新聞の記事を活用したプリントを30枚印刷し、ほしい子
どもたちが自由に持って帰れるようにしてます。30枚という枚数は、私が丸付けすることを考え
ての枚数です。子どもたちは、校長室に持って来たり、私を見かけて手渡したりします。丸付けが
終わると教室に届けに行きます。低学年から中学年にかけて、このプリントに取り組んでいるよう
です。
〇2年生の教室から、論語を素読する声が聞こえてきます。数日前に、新聞大魔王で紹介した論語
です。先生が読み、その次に子どもたちが読みます。先生が、何度も何度も読み、子どもたちもそ
れに続けて読んでいます。教室の近くでその子どもたちの声を聞いていました。
「子曰く
仁遠からんや
我仁を欲すれば
斯に仁至る
し
いわく
われ
じん
とおからんや
じんをほっすれば
ここに
じん
いたる」
意味:先生が言ったこと。私が「仁」と名付けた「人の道」は、はるか遠くにある理想なのだ
ろうか?いや、そうではない。それを欲しいと思った人ならば、すぐに、たどり着ける。それ
ぞれの人の中にあるものだからだ。
2年生以外にもおぼえた人がいます。ぜひ、おうちの人にきかせましょう。
〇1年生の1クラスの子どもたちがホールで、グループ対抗のカルタ取り大会をしています。先週
もしていたので、これで何回目かになるはずです。次第にルールをおぼえ楽しそうに取り組んでい
ます。最初の頃は、楽しさのあまりホールに大きな声が響いていましたが、回数を重ねるごとに成
長し、比較的静かにできるようになりました。
〇図書室に行くと、入り口の所に新しく入った本が並べてあります。男の子がどの本を選ぶか、迷
っていました。
「マイルールの本、無いんだよな。」
朝会で紹介した「マイルール」の本が何冊かあるのですが、人気があって借りられてしまっている
ようです。そこで、「怪人二十面相」の新刊をすすめました。
「この本は絶対おもしろいよ。」
と私が言うと、その男の子は中をパラパラパラとめくり、その本を選んでくれました。
ルパンやホームズを読み終えたあなたに、おすすめは「怪人二十面相シリーズ」です。
〇6月9日(火)この日は朝、雨が降っていました。朝、挨拶を終え、昇降口から体育館の方を見
ていると、全校朝会に向けてステージの上をモップをかけている子どもの姿が見えます。朝会が終
わってからも、また、ステージの上をきれいにモップがけをしてくれる子どもたちがいました。学
校をきれいにしている子どもたちの姿をみると、とてもうれしい気持ちになります。学校をきれい
にすることは、学校を大切にしたいという気持ちのあらわれです。