報道関係者各位 平成 27 年 8 月 6 日 News Release シニア女性誌 発行部数 No.1* シニア女性の「子どもとお金の問題」に関する調査 子どもに金銭援助をしているシニアは 6 割 ひと月あたりの援助金額は… 50 代からの女性の生きかた暮らしかた応援雑誌「いきいき」(発行部数 20 万部)を発行するいきい き株式会社(本社:東京都新宿区、社長:宮澤孝夫)は、シニア女性に対し「子どもとお金の問題」 についてアンケートを実施しました。 *日本雑誌協会データより 「子どもとお金の問題」に関する調査 【調査概要】 調査方法 : 郵送調査 調査対象 : 60~74 歳の女性、「いきいき」定期購読者 有効回答 : 469 人 (集計は「子どもがいる」と回答した 428 人) 実施期間 : 2015 年 5 月~6 月 調査結果まとめ ① 子どもに対する心配ごと、トップは「貯金が(少)ない」こと ② 6 割の人が子どもに金銭援助をしている ③ ひと月あたりの援助金額は平均 3 万 6 千円。年収の 5 分の 1 を援助している世帯も ■ 調査背景 シニア世代は成人した子どもに対して経済的援助をし、それが老後破産の引き金になっているケースもあ ると言われています。 今回は、親と子どものお金に関する問題を顕在化すべく、雑誌「いきいき」の読者にご協力いただき調査を 実施しました。 ※ 詳しい調査結果は雑誌「いきいき」9 月号に掲載しています。 <このリリースに関するお問い合わせ先> いきいき株式会社 広報担当 今成 【 TEL 】 03-3261-1321 【 FAX 】 03-3261-1377 【E-mail】 [email protected] 【所在地】 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-2 共同ビル神保町 6 階 【公式サイト】 http://www.e-ikiiki.co.jp/ 1 ① 子どもに対する心配ごと、トップは「貯金が(少)ない」こと 「子どもに対して心配なことはありますか?」と聞いたところ、428 人中 256 人、60%の人が「ある」と回答し ました。 また、心配ごとの内容について聞いたところ、トップは「貯金が(少)ない」で 45%。次いで「働きすぎ」が 38%。その後は、「結婚する気はあるが、縁に恵まれない」「結婚する気がない」という結婚に関する心配ご とが続きます。 子どもに対する心配ごとの内容(トップ10) MA/n=256 0% 10% 20% 30% 40% 貯金が(少)ない 50% 45.3% 働きすぎ(休みがない、残業が多いなど) 37.5% 結婚する気はあるが、縁に恵まれない 34.8% 結婚する気がない 30.9% 正社員だが、収入が少ない 28.1% 健康に不安がある 26.6% 借金(ローン)がある 20.7% 18.8% 非正規雇用(アルバイトを含む) 子どもを持つ気がない 17.2% 子どもがほしいが、子宝に恵まれない 17.2% ② 6 割の人が子どもに金銭援助をしている 「子どもに対してお金を出すことはありますか?」と聞いたところ、こちらも60%の人が「ある」と回答。高度 成長期の親世代に比べ、非正規雇用で働くことも当たり前になった昨今。経済的に不安定な子どもに対し、 金銭援助をしている人は多いようです。 一方、「子どもからお金をもらうことはありますか?」との質問には、72%の人が「ない」と答えています。 親が子どもに援助してもらいながら老後を過ごすという時代はもう終わったのかもしれません。 子どもに対する金銭援助の有無 不明 2.1% SA/n=428 子どもからの金銭援助の有無 不明 2.6% SA/n=428 ある 25.9% ない 37.6% ある 60.3% ない 71.5% 2 ③ ひと月あたりの援助金額は平均 3 万 6 千円。年収の 5 分の 1 を援助している世帯も 世帯年収と援助金額を回答したのは 191 人。その半数以上の人の援助金額は「3 万円未満」ですが、ひと 月に「5 万円以上」援助している人が 5 人に 1 人という結果が出ました。 世帯年収が 300 万円未満の場合、ひと月に 5 万円援助すると、年換算では実に年収の 5 分の 1 を子ども に渡していることになります。 ひと月あたりの援助金額 FA/n=191 0% 全体 (n=191) 300万円未満 (n=48) 300~500万円 (n=77) 500万円以上 (n=66) 20% 16.2% 40% 40.8% 27.0% 11.7% 13.6% %6 1万円未満 60% 80% 21.5% 41.7% 41.6% 39.4% 1~3万円未満 100% 21.5% 10.4% 20.8% 27.3% 22.7% 3~5万円未満 19.5% 24.2% 5万円以上 雑誌「いきいき」9 月号では、特集「夫との距離、子どものお金、みんなどうしてる?」にて、さらに詳しいア ンケート結果を掲載しています。「子どものために何にお金を出しているのか」、「子どもに金銭援助すること を負担に感じないか」など、シニア女性のリアルな声が満載です。 特集記事では、ノンフィクション作家の吉永みち子さんとこのアンケート結果を見ながら、「お金のことにお ける、子どもとの向き合い方」について考えました。ご自身も 4 人のお子さんをもつ吉永さん。親が金銭援助 せざるを得ない状況にある子どもが増えてきている、と指摘したうえで、お金についてはきちんと線引きをす るべきとおっしゃっています。 また、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんには、アンケー ト結果を受けて「年金世帯を襲う老後破産を防ぐ 5 か条」を伺いまし た。アンケートでは子どものために進んである程度の金銭援助をす る親が多いという結果が出ましたが、畠中さんはそんな親たちに対 し警鐘を鳴らしています。「今後の人生で自由に使えるお金」の計算 式をもとに、子どもに援助してよい金額の出し方も具体的に教えて いただきました。 そのほかにも、結婚しない子どもの問題、ストレスになる夫を変え るための作戦やストレスを減らす家の間取りの変え方など、子ども や夫に関するお悩みに向き合う記事がたくさん詰まった「いきいき」9 月号。現在発売中です。 3
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