パソコン入力補助装置の活用 ㈱コムフレンド 代替キーボード「フレキシボード」 の活用 文字入力用 50 音 オーバーレイシート をセットしたところ ◎機能概要 フレキシブルな A3 サイズの大型代替キーボード。128 個の感圧面を自由にレイアウトして独自のキ ーボードを作成することができます。A3 サイズのオーバーレイシートを本体上に置き、オーバーレ イシート上のキーを押して入力します。 ◎特長 通常のキーボードやマウス操作が困難な方にも使いやすいキーボードです。キーボードやマウス でできることはフレキシボードですべてできます。 A3 サイズのオーバーレイシートをフレキシボード上に置くだけで、自動的にプログラムが動いて使 用することができます。 キーの感圧設定は7段階あるので、圧力感度を調節したり繰り返しパラメータを設定したりすること によって、使う人の運動機能に適応させるとともに、誤入力を少なくして操作性を高めることができ ます。 キーの配列を表示するオーバーレイシートには絵や写真等シンボルを割り当てることができるので、 上肢障害の方だけでなく知的障害をもつ方に対しても使いやすく、また、キーの表示の大きさやコ ントラストを自由にレイアウトできるので弱視の方に対しても見やすいキーボードです。 ◎困っていること・解決したい状況 上肢障害や知的障害などにより通常のキーボード操作やマウス操作が難しく、パソコンを使うことに 大変不便な状況。 ◎使用目的・目標 大型のキーボードを使用することで、障害があるために行うことのできなかったパソコン作業(メー ルやインターネット、ゲームなど)を行うことができるようにする。そのことによって余暇支援やコミュ ニケーション支援につなげる。 ◎使用方法 オーバーレイシートをフレキシボード上に置くだけで、自動的にプログラムが動いて使用することが できます。たとえば以下のメール用オーバーレイシートをフレキシボード上に置いた場合、左上のメ ールのマークを押せばメールが起動し、メッセージの作成や送信、ファイルの添付など、通常マウ スやキーボードを使って行っている操作を、すべてフレキシボード上でできます。文字入力も、日 本語入力のオーバーレイシートを使用し行います。 (メール用オーバーレイシート例) (インターネット用オーバーレイシート例) (日本語入力用オーバーレイシート例) (マウス操作用オーバーレイシート) シートにはゲームのような遊びの場面で使うことのできるものもあります。そのようなものを使用し、ま ずは楽しみながら取り組むことのできるものからはじめることで、機器に対する信頼感が芽生え、 「他のこともやってみたい」という意欲につながっていきます。 女の子をタッチすると「いないいないばぁ」をします。 左の女の子をタッチすると風船が少しずつ膨らんでいきます。 大きく膨らませすぎると風船は破れてしまいます。 好きなところをタッチすると、楽器を使って演奏します。 このようなシートを使用することで、「○○をすれば、△△が起こる」、たとえば“女の子 をタッチすれば、 「いないいないばぁ」をする”という因果関係が理解できるようになりま す。 フレキシボードを使うことに慣れてくると、次は足し算・引き算など学習教材へと発展さ せることができます。 ◎効果 キーの感圧設定は 7 段階あり、筋肉の緊張等による意図しないキー押しの程度をコントロールでき ます。キーの配列を表示するオーバーレイシートには、絵や写真、シンボル等を割り当てることがで きるので、知的障害の方でも理解しやすいオーバーレイシートとなっています。このように、標準の マウスやキーボード操作が困難な方でもパソコンを使った作業ができるようになるということは、本 人の生活面や精神面においてプラスに働き、大きな意味をもちます。 ☆「フレキシボード」のお問合せは、㈱コムフレンドまで お気軽にどうぞ 〒601-8141 京都市南区上鳥羽卯ノ花 69-2 TEL:075-672-8400 FAX:075-672-8401 E-mail:[email protected] URL:http://www.com-friend.co.jp
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