「徹底した検挙と効果的な 広報啓発活動」を強力に推進

平成 27 年夏季号
1
201
公益社団法人広島県防犯連合会
『防犯ひろしま』は広島県防犯連合会のホームページ(http://www.enjoy.ne.jp/~bouhan)でも閲覧(印刷)ができます。
倉橋島 波多見:夏の浜
写真提供:広島県
「徹底した検挙と効果的な
広報啓発活動」を強力に推進
広島県警察本部生活安全部長
梶 原 恒 志
回覧
この春の異動で県警察本部生活安全部長に着任いたしまし
た梶原です。
皆様には、平素から、警察業務の各般にわたり深い御理解
と御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、
「 なくそう犯罪 」ひろしま新アクション・プランに
つきましては、平成23年から第3期アクション・プランとし
て、
「 日本一安全・安心な広島県の実現 」を運動目標に5か
年計画でスタートいたしましたが、本年がいよいよ最終年と
なりました。
これまでの運動により、アクション・プラン1年目から4
年連続で、刑法犯の認知件数は戦後最少を更新し、犯罪抑制
という点で大きな成果を挙げているところです。
これもひとえに、県民の皆様による防犯パトロールや子ど
も見守り活動などの持続した防犯活動のほか、行政、事業者、
ボランティア団体等による防犯カメラの設置拡充など、犯罪
の起きにくい社会づくりを積極的に推進していただいた成果
であります。
とりわけ、防犯連合会の皆様におかれましては、地域にお
ける防犯活動のけん引役として取り組んでこられ、その御労
苦に対し、改めて敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
しかしながら、犯罪は全体としては減少傾向にある反面、
子どもや女性対象の声かけ・性犯罪の発生や高齢者を狙った
特殊詐欺は依然、後を絶たないほか、遠隔地から敢行される
サイバー犯罪、危険ドラッグの蔓延など、新たな犯罪による
脅威も台頭しているところです。
特に、特殊詐欺につきましては、昨年、県内の被害額は16
億円を超え、本年に入りましても、未だ猛威をふるっている
状況が続いております。
こうした情勢を踏まえ、県警察といたしましては、県民の
皆様の安全・安心感の醸成を図るため、年間の被害額10億円
以下を目標とした「 なくそう特殊詐欺被害・アンダー10作戦 」
を展開し、特殊詐欺事件取締プロジェクトチームにおける徹
底した検挙活動を実施するとともに、事業者、行政、ボラン
ティア団体等との連携を強化した効果的な広報啓発活動を強
力に推進しているところです。
また、県警察では、第3期アクション・プランを最後まで
全力で取り組むとともに、新たな犯罪脅威の台頭などの社会
情勢の変化に対応するため、これまでの成果を土台とした次
期アクション・プランを策定しているところです。
皆様方におかれましても、引き続き、
「 日本一安全・安心
な広島県の実現 」に向けた取り組みと警察活動への更なる御
支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
2
防 犯 ひ ろ し ま
平成 27 年夏季号
№ 201
平成27年4月1日,広島県警察と広島市が総合的な非行防止対策を行う拠点
として,広島市役所北庁舎別館1階に「少年サポートセンターひろしま」を
開設しました。
「少年サポートセンターひろしま」には,警察職員7人(警察官2人,少年育成官
5 人 ) と 広 島 市 教育 委 員 会職 員 1 3人 が 常 駐し て ,連 携 し た対 応 を 行っ て い ます 。
少年サポートセンターひろしまの主な活動は次のとおりです。
立 ち 直 り 支 援
補導された少年や犯罪の被害を受けた少年及びその保護者に対して,
ボランティアや関係機関と連携し,少年サポートルームを中心に
少年の立ち直りに向けた活動に取り組んでいます。
少
年
相
談
電話や面接等により,非行,友人関係,親子関係,学校問題,犯罪
被害など少年に関する相談を受け,問題の解決策を一緒に見つけ
ていきます。
スクールサポーター制度
生徒指導上の課題を抱える学校に対して,スクールサポーターなど
を派遣して,少年の非行防止や学校支援に取り組んでいます。
街
頭
補
導
子どもたちが集まりやすい場所を見回り,喫煙,怠学,夜遊びを
している子どもに声をかけ,指導を行っています。
○所在地
広島市中区国泰寺町一丁目4番15号
広島市役所北庁舎別館1階
○少年サポートセンターひろしま
少年相談窓口
082-242-7867
○開所時間
平日10:00~17:00
○休所日
土曜日・日曜日・祝日・年末年始・
8月6日
自転車は 登録 鍵かけ 心がけ
居場所づくり,学習支援,
就労支援など
防 犯 ひ ろ し ま
№ 201
平成 27 年夏季号
3
防犯功労の14団体・20人を表彰
27年度県防連定時総会開く
( 公 社 )広 島 県 防 犯 連 合 会 は、 5 月25日( 月 )、
平 成27年 度 定 時 総 会 を 広 島 市 中 区 の メ ル パ ル ク
HIROSHIMAで開催しました。
定時総会には、県内28警察署単位の地区防犯連合会
の代表等約50人が出席しました。議案審議に先立ち、
県知事をはじめ来賓臨席のもとに防犯功労団体10団
防犯功労団体・功労者の表彰式
体、功労ボランティア団体4団体、防犯功労者20人に
の、特殊詐欺被害事件をはじめ、女性・子ども・高齢
対し、広島県警察本部長と広島県防犯連合会長連名に
よる表彰が行われました。
( 下段に受賞団体、受賞者
を掲載 )引き続き開催された総会審議では、平成26年
度事業報告、収支決算書、平成27年度収支予算等につ
いて、報告と審議採決が行われました。
最後に総会決議を採択し、審議を終了しました。総
会決議は、
「 減らそう犯罪 」県民総ぐるみ運動の推進
により、犯罪の発生件数が減少傾向を続けているもの
者が被害となる事件が続発するなど、なお一層の努力
が必要な状況にあり、このため、今後、ますます各地
区防犯連合会をはじめ、県民、ボランティア、事業者、
行政等との連携をより密にし、
「 減らそう犯罪 」県民
総ぐるみ運動の目標である「 日本一安全・安心な広島
県の実現 」に寄与できるよう、一層努力していくこと
を宣言したものです。
広島県警察本部長・公益社団法人広島県防犯連合会長連名表彰(50音順・敬称略)
5月25日・中区メルパルクHIROSHIMA
山県警察署管内少年補導協助員連 ◆防犯功労者( 20名 )
◆防犯功労団体( 10団体 )
甲田町地域振興連合会(安芸高田市)
絡協議会(山県郡)
池田 徹(山県郡)
代表 住吉 二郎
代表 河野 義文
伊崎 富夫(大竹市)
佐方アイラブ自治会(廿日市市)
宇野 耕次(広島市安芸区)
◆功労ボランティア団体( 4団体 )
代表 重村 泰夫
梅津 孝晴(庄原市)
神石高原町シルバー人材センター
大野町商工会青年部(廿日市市)
緒方 卓壮(東広島市)
防犯パトロール隊(神石郡)
代表 川崎 英臣
賀谷 孝則(呉市)
代表 加村 茂樹
鴨ヶ池団地自主防災防犯会(東広島市)
川端満喜雄(福山市)
八本松小学校区防犯パトロール隊(東広島市)
代表 渡橋 誠
國武訓扶衛(広島市西区)
代表 高橋 孝明
東学区安全活動少年団(福山市)
熊原 寛治(広島市東区)
土生町安全推進会議(尾道市)
代表 梅本 公恵
蔵本 恒満(呉市)
代表 須田 修
道上学区生活安全モデル事業推進
桒田 和夫(福山市)
日吉台学区防犯組合(福山市)
委員会(福山市)
佐藤 充美(尾道市)
代表 山口 光男
代表 和田 秀俊
下中 幸司 (呉市)
福田地区防犯パトロール隊(広島市東区)
鉄村 忠基(広島市佐伯区)
代表 百田 曉治
寺尾 一秀(広島市安佐南区)
三次地区防犯組合(三次市)
逸見 恒雄(広島市安佐北区)
代表 守満 秀昭
三和田道公(福山市)
矢野南連合町内会(広島市安芸区)
村上 威(尾道市)
代表 浦野 紀元
諸岡 賢美(呉市)
吉澤 秀雄(広島市中区)
狙われる !! カギのし忘れ 抜き忘れ
防 犯 ひ ろ し ま
平成 27 年夏季号
4
№ 201
特殊詐欺の被害を防ごう!
○特殊詐欺の被害状況
広島県内における昨年( 平成26年 )の特殊詐欺の認知件数は343件、被害額は約16億
3,400万円と過去最高を更新しました。
今年に入っても、被害の多発傾向には歯止めがかかっておらず、4月末現在で150件、
約7億3,800万円の被害が発生しています。
中でも、未公開株・外国通貨などの金融商品の取引を装い、架空会社のパンフレットを送りつけたり、電話を
かけたりして「 必ずもうかります 」
「 名義だけ貸してください 」などと勧誘して、購入代金や名義貸しによるトラ
ブル解決料の名目で現金をだまし取る手口による詐欺の被害が深刻です。
18
件数
800
16
被害額
700
14
600
12
500
10
400
8
300
6
200
4
100
2
0
被害額
件 数
億円
特殊詐欺の被害認知状況
件 900
平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年4月末
732,164 757,047 609,343 678,881 531,344 85,432 48,066 425,185 974,656 1,061,025 1,634,273 738,290
150
718
764
579
595
449
138
81
108
217
256
343
0
※1被害額の単位は千円 2■は4月末での対比
○被害に遭わないために
◦「 現金送れ 」はすべて詐欺!
宅配便やゆうパック・レターパックで現金を送るこ
とは法律や約款で禁止されています。
正規の金融商品取扱業者が、現金を宅配便などで送
るよう指示することは絶対にありません。
「 現金送れ 」という電話は100%詐欺です!
◦即断より相談
被害を免れた人の多くは、現金を振り込んだり送っ
たりする前に、家族や知人、警察等へ相談して詐欺
を見破っています。
一人で判断せず、お金を払う前に必ず誰かに相談し
ましょう。
◦留守番電話で犯人をシャットアウト
詐欺の犯人は、自分の声が録音されて記録に残るの
を嫌がります。
在宅時でも留守番電話をセットしておけば、犯人と
話をしないで済みます。
◦家族の絆で被害防止
家族間で日ごろから被害防止対策について話し合っ
ておきましょう。
母親の誕生日やペットの名前など、本当の家族でな
ければ分からない質問をしましょう。
あらかじめ、電話で話す際の「 合い言葉 」を決めて
おきましょう。
『防犯モデルマンション』の登録
広島県内の登録333棟に
~安全なマンションで安心な暮らしを~
通番
登録番号
所在地
332
第332号
福山市南本庄三丁目
クラース南本庄
マンション名
㈱日本アイコム
申請者
平成27年3月4日
登録年月日
333
第333号
広島市中区東白島町
広島ガーデンシティ
白島城北ウエストタワー
㈱トータテ都市開発
平成27年5月26日
「防犯モデルマンション」制度とは、マンションにおける防犯環境を整備し、防犯意識の高揚と犯罪の予防等を進める
ため、
当連合会が犯罪に遭いにくい構造設備等の基準を満たしていると認められるマンションを
「防犯モデルマンション」
として登録する制度であり、申請を受付中です。 詳しくは当連合会のHP「http://www.enjoy.ne.jp/~bouhan/」へ
自転車のカギは ツーロックで
防 犯 ひ ろ し ま
№ 201
平成 27 年夏季号
5
防犯ポスター・防犯作文の募集
公益社団法人広島県防犯連合会は、広島県警察本部と広島県教育委員会の
後援により、県内の中・高校生から防犯ポスターを、中学生から防犯作文を
募集しています。
応募資格
課題
防犯ポスター
防犯作文
県内の中学校・高等学校に在学する生徒
県内の中学校に在学する生徒
①いじめ、喫煙、万引きなどの少年の非行防止
②薬物乱用防止
③振り込め詐欺などの特殊詐欺の防止
④侵入盗、ひったくり、自転車盗などの盗難防止
⑤暴力団の追放
⑥その他子どもの誘拐防止、銃器根絶、ストーカーの防止などの各種犯罪の防止
作文は上記課題について意見、主張、体験記あるいは中学生としての責任、社会や大人に望むことなど
応募の
きまり
◦1人1点
◦大きさはB3判( 36.4㎝×51.5㎝ )
◦裏面に「 応募用紙 」を貼付
送付先
各地区防犯連合会又は各警察署生活安全( 刑事 )課
締切り
平成27年9月11日( 金 )
◦1人1編
◦400字詰原稿用紙5枚程度
◦題名、学校名、学年、氏名を記入
1 1次審査~各地区防犯連合会において1次審査
2 2次審査
・防犯ポスターは広島県教育委員会の協力を得て行います。
審査・公表
・防犯作文は広島県警察本部の協力を得て行います。
3 応募作品の著作権は主催者に帰属します。
4 入選作品は機関紙「 防犯ひろしま 」及び、ホームページで公表します。
1 防犯ポスター、防犯作文とも
表彰等
◆最優秀賞1名表彰状及び副賞 ◆優秀賞4名表彰状及び副賞
◆佳作5名表彰状及び副賞 ◆応募者全員に粗品を進呈
2 防犯作文の上位5編は広島県代表として、中国防犯作文コンクールに応募します。
主催 公益社団法人 広島県防犯連合会 後援 広島県警察本部 広島県教育委員会
防犯絵手紙も募集しています
( 公社 )広島県防犯連合会と広島県警察は、日本絵
手紙協会の後援により、日頃感じていること、体験し
たことなどを絵手紙として表現することを通じ、防犯
行動が自然にとれる「 意識づくり 」の促進を目的とし
て、防犯絵手紙を募集しています。
★募 集 期 間 平成27年6月8日㈪~9月18日㈮まで
★募集テーマ ○特殊詐欺
○子ども・女性に対する犯罪の防止
○その他防犯に関すること( ひったく
り、自転車盗、万引きなど )
★応 募 資 格 制限はありません。どなたでも応募で
きます。
★作品の規格 手描きの絵手紙( はがきサイズ )
★表 彰 入選作品には、賞状・副賞を贈呈します。
★問い合わせ先 詳しくは、広島県警察のホームページ、
若しくは下記へお問い合わせください。
警察本部安全安心推進課犯罪抑止対策係
☎082-228-0110( 内線705-310 )
防犯登録は あなたの自転車を守ります
6
防 犯 ひ ろ し ま
平成 27 年夏季号
№ 201
もしものときには、護身術で相手から素早く離れて
安全な場所に逃げてください。
女性警察官からの
アドバイス
身近なグッズを護身に
役立てましょう
手に持っているバッグ
や傘、携帯電話、鍵、
髪につけているヘアピ
ンなど護身用具として
使える物はいろいろあ
ります。身近にある物
を利用し、相手を一瞬
ひるませ、その隙に安
全な場所に逃げましょ
う。
ちかん追放を呼びかけ
~女性警察官が相談に応じています~
これから夏場にかけて女性の服装も軽装になるこ
とから、列車内における痴漢被害の増加が懸念され
ます。5月11日から13日までの3日間、JR広島駅、
五日市駅、海田市駅において警察、JR西日本、中
国運輸局、3駅に近接する高校女子生徒、広島県防
犯連合会等が協働し、
「 ちかん追放キャンペーン 」
を実施し、ちかんに対する防犯意識の向上やちかん
に関する相談、届け出の促進などを広く呼びかけま
した。
JR 海田市駅で行ったちかん追放キャンペーン
★鉄道警察隊ちかん被害相談所( JR広島駅新幹
線ビル2階・082-263-0300 )のほか、最寄りの
JR駅前交番で女性警察官が相談に応じています。
買ったらすぐつけよう 防犯登録
防 犯 ひ ろ し ま
№ 201
平成 27 年夏季号
7
平成25年9月2日に佐伯警察署が開庁され、そ
できるようになりましたことは感慨無量でござい
れに伴い佐伯区防犯連合会を発足いたしました
ます。
が、まだ歴史も浅く、新鮮な気持ちで防犯活動を
さて、当連合会の管内は瀬戸内海に面した五日
行っています。
市の海岸線から中山間部の湯来温泉までの南北に
思い起こせば佐伯区が誕生しましたのが、昭和
長く広範囲な地形であり、そのため、防犯活動に
60年で、その間、18学区の佐伯区防犯団体は1区
は青パトが必要との強い要望により、青パト購入
1警察署の願いを抱きながら防犯活動に勤しみ励
の寄付集めが初の仕事となりました。
んでまいりました。 地区防連会長エッセー
防犯面では佐伯警
当時、その願いを
察署のパトカーが日
安心して住める佐伯区へ
抱きながら、佐伯区
夜、頻繁に巡回を実
では平成19年に「 安
施され、また、当会
佐伯区防犯連合会
全安心なまちづくり
もパトロール活動や
連絡協議会 」を設立
会 長 杉 田 精 司 街頭防犯活動、そし
され、佐伯区内の自
て、各学区での子ど
主防犯団体間の情報交換を通じて団体相互の連絡
もの見守りや声かけ活動などを行っており、これ
強化と活動の活性化を図り、誰もが安心して暮ら
まで大きな事件もなく今日に至っていますが、今
せる安全な佐伯区の実現に寄与することを開始し
後、いつ、どこで、どんな事件が起こるかわかり
ました。現在もこの連絡協議会は、佐伯区防犯連
ません。
合会と連携を取りながら活動を推進されていま
気を緩めることなく、警察・区役所・地域が連
す。
携を取り、三位一体となって防犯活動を推進し、
このような状況を経て、長年にわたりお世話に
今後も犯罪の起こらない明るく安心して住める佐
なりました広島西防犯組合連合会と平成26年4月
伯区の実現に取り組んでまいりたいと存じます。
に分離し、待望の佐伯警察署管内での防犯活動が
がんばっています
防犯ボランティア
団体紹介
「いつも笑顔で気軽に声を掛ける」をモットーに
37
代表(世羅郡世羅町)
宇津戸地区地域安全
パトロール隊
田 坂 喜 正
私たちの宇津戸地区では、近年の小学校統
合による通学路の変更や高速道路の開通によ
る社会情勢の変化に伴い、子どもへの悪質な
声掛け事案や高齢者を狙った特殊詐欺など
の犯罪被害を危惧する声が高まっていまし
た。そこで平成23年4月、地元有志6人によ
り宇津戸地区地域安全パ
トロール隊を結成しまし
た。
わたしたちのパト
ロ ー ル 隊 は「 い つ も 笑
顔で気軽に声をかける 」
をモットーに青色パト
ロールによる巡回や防犯
意識高揚のための声掛け
活動を行っています。
青色パトロールについ
て は、 隊 員 の 自 家 用 車
の青色パトロール車で子
どもの登下校の見守り活
動や駐在所と連携した夜
間巡回などを行っていま
す。特に盗難事件などが連続発生した場合は、
駐在所などから情報提供を受け、重点的な警
戒活動に取り組んでいます。
声掛け活動については、祭りなどの地区民
の集まる行事での防犯広報活動のほか、車上
狙い防止のため参加者の駐車車両の施錠確認
や留守となったお宅の空き巣狙いの被害防止
のため、地区内を防犯パトロール車で警戒を
行い、犯罪被害防止や防
犯意識の高揚を目指して
います。車両の施錠確認
では、無施錠やキーを付
けっぱなしの車両も散見
されました。
宇津戸地区は、穏やか
でのどかな里山の広がる
地域であり、日頃からお
ろそかになりがちな住民
の防犯意識が高まり、宇
津戸地区が「 犯罪が入り
込めない地域 」となるよ
うに願いながら、これか
らも活動を充実させたい
と思っています。
外出先では 明るい場所に駐輪を
【 廿日市 】 桜まつりでキャンペーン( 4月5日 )
今年で26回目を迎える「 はつかいち桜まつり 」
では、桜を楽しむ約3万3千人の人出で賑わい、
この会場で各種キャンペーンを行いました。こ
のキャンペーンでは当連合会が暴力追放協会、
警察署等と協力し、犯罪防止や交通安全、暴力
追放を呼びかけました。
地 区 防 連 だ よ り
【 山 県 】 「 ゼロゼロ山県 」作戦をPR( 4月3日 )
当連合会では交通安全協会と共同し、特殊詐欺
被害・交通死亡事故ゼロを目標とした「 ゼロゼロ
山県 」作戦の運動を展開しており、専用ロゴ「 00
y 」のマグネットシートを作成し、町役場や防犯
ボランティア団体の協力を得て、同団体等の所
有する車両に貼り付けてPR活動を行っていま
す。
【 世 羅 】新入学生に「 防犯ブザー 」等を寄贈( 4月3日 )
当連合会は、小学校や中学校等の新入学生の安
全確保や防犯意識向上のため、世羅町教育委員
会に対し、
「 防犯ブザー 」と「 自転車ワイヤーロッ
ク 」を寄贈しました。
「 防犯ブザー 」は小学1年生
124名に、
「 自転車ワイヤーロック 」は中学1年
生136名に配布され、その他、世羅高校の高校1
年生115名にも配布されました。
【大 竹】 のぼり旗で特殊詐欺被害防止を
(4月15日)
当連合会では警察署や金融機関防犯組合、コン
ビニエンスストア等と連携し、多発する特殊詐欺
被害を未然に防止するため、
「 なくそう特殊犯罪
被害・アンダー10作戦 」と銘うって、市内の金
融機関やコンビニエンスストア等に「 振り込め詐
欺に注意! 」と書かれたのぼり旗を贈呈し、店頭
に掲出してもらい被害防止を呼びかけています。
【 広島西 】
町内会の合同パトロールを行う(4月17日)
【 安佐南 】 自転車マナーアップを指導( 5月1日 )
観音学区では、小規模で行われている町内会の
最近、自転車による問題事案が多く発生している
防犯パトロールについて効果的な運用を図るた
ことから、毎月、最初の登校日の朝に、区役所員、
め、複数の町内会による合同での防犯パトロー
警察官、防犯組合員の4~5名が自転車マナー
ルを試みました。その結果、規模拡大によるメ 「減らそう犯罪」
アップ指導員として区内の主要交差点数カ所に立
リットやデメリットが確認でき、今後の合同の 県民総ぐるみ運動
ち、自転車通学の高校生を中心に並列進行や信号
防犯パトロールに向けての有意義な活動となり マスコットキャラクター
遵守などの自転車のマナーアップの指導を行って
「モシカ」
ました。
います。
賛助会員を募集しています
公益社団法人広島県防犯連合会は、犯罪や非行のない安全で安心して暮らせ
る地域社会の実現を目指し、防犯意識の普及啓発等の事業に取り組んでいます。
当会の目的と活動にご賛同いただける企業、団体、個人の皆様の賛助会員へ
の加入をお待ちしています。
◆当連合会の賛助会費は、公益法人への寄附金として、税制優遇措置(税額控除又は損金 算入)の対象となります。
◆賛助会費は、企業、団体、個人とも年額1万円(1口)以上です。◆入会のお問い合わせは、082-221-0642 です。