効能・効果、用法・用量の追加及び使用上の注意

――医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。――
効能・効果、用法・用量の追加及び使用上の注意改訂のお知らせ
2015 年 5~6 月
製造販売元
販 売
元
処方箋医薬品 注意-医師等の処方箋により使用すること
こ の 度 、標 記 製 品 に つ き ま し て 、効 能・効 果 及 び 用 法・用 量 が 追 加 と な り ま し た 。そ れ に 伴 い 、
下記のとおり添付文書を改訂致しましたので、ご案内申し上げます。
な お 、新 し い 添 付 文 書 を 封 入 し た 製 品 が お 手 元 に 届 く ま で に は 若 干 の 日 時 を 要 し ま す の で 、今
後のご使用に際しましては、下記内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。
記
1.改訂内容(下線
部:追記箇所、 下線
部:削除箇所)
1)
「効能・効果」及び「用法・用量」
改
訂
後(2015 年 5 月改訂)
改
訂
前
効能・効果
効能・効果
単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)
の発症抑制
帯状疱疹
水痘
性器ヘルペスの再発抑制
単純疱疹
帯状疱疹
性器ヘルペスの再発抑制
水痘
用法・用量
用法・用量
[成人]
単純疱疹: 省略(現行のとおり)
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)
の発症抑制:
通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回造血幹
細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで経口投与する。
帯状疱疹: 省略(現行のとおり)
水痘:
通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 1000mg を 1 日 3 回経口
投与する。
性器ヘルペスの再発抑制:
通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 1 回経口投
与する。なお、HIV 感染症の患者(CD4 リンパ球数 100/mm3 以上)に
はバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回経口投与する。
単純疱疹: 省略
帯状疱疹: 省略
性器ヘルペスの再発抑制:
通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 1 回経口投
与する。なお、HIV 感染症の成人(CD4 リンパ球数 100/mm3 以上)に
はバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回経口投与する。
水痘:通常、成人および体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビル
として 1 回 1000mg を 1 日 3 回経口投与する。
[小児]
単純疱疹:
通常、体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビルとして 1 回 500mg
を 1 日 2 回経口投与する。
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)
の発症抑制:
通常、体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビルとして 1 回 500mg
を 1 日 2 回造血幹細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで経口投
与する。
改
訂
後(2015 年 5 月改訂)
改
訂
前
帯状疱疹:
通常、体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビルとして 1 回 1000mg
を 1 日 3 回経口投与する。
水痘:
通常、体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビルとして 1 回 1000mg
を 1 日 3 回経口投与する。
性器ヘルペスの再発抑制:
通常、体重 40kg 以上の小児にはバラシクロビルとして 1 回 500mg
を 1 日 1 回経口投与する。なお、HIV 感染症の患者(CD4 リンパ球
数 100/mm3 以上)にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回
経口投与する。
2)
「用法・用量に関連する使用上の注意」(下線
改
訂
部:追記箇所、 下線
後(2015 年 5 月改訂)
(2) 省略(現行のとおり)
≧50
単純疱疹/造 500mgを12時
血幹細胞移 間毎
植における
単純ヘルペ
スウイルス
感染症(単
純疱疹)の
発症抑制
30~49
500mgを12時
間毎
10~29
500mgを24時
間毎
<10
500mgを24時
間毎
帯状疱疹
/水痘
性器ヘルペ
スの再発抑
制
1000mgを12時
間毎
500mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の患者
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを12時
間毎
1000mgを24時
間毎
250mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の患者
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを24時
間毎
500mgを24時
間毎
250mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の患者
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを24時
間毎
省略(現行のとおり)
訂
前
(2) 省略
クレアチニンクリアランス(mL/min)
1000mgを8時
間毎
500mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の患者
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを12時
間毎
部:削除箇所)
改
クレアチニンクリアランス(mL/min)
単純疱疹
帯状疱疹
水痘(成人)
性器ヘルペ
スの再発抑
制
≧50
500mgを12時
間毎
30~49
500mgを12時
間毎
10~29
500mgを24時
間毎
<10
500mgを24時
間毎
1000mgを8時
間毎
500mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の成人
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを12時
間毎
1000mgを12時
間毎
500mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の成人
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを12時
間毎
1000mgを24時
間毎
250mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の成人
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを24時
間毎
500mgを24時
間毎
250mgを24時
間毎
なお、HIV感
染症の成人
(CD4リンパ
球数100/mm3
以上)には、
500mgを24時
間毎
省略
2.改訂理由
承 認 事 項 の 一 部 変 更 承 認 に 基 づ き 、成 人 及 び 小 児 に お け る「 造 血 幹 細 胞 移 植 に お け る 単 純 ヘ ル
ペ ス ウ イ ル ス 感 染 症( 単 純 疱 疹 )の 発 症 抑 制 」の「 効 能・効 果 」及 び「 用 法・用 量 」が 追 加 承 認
さ れ ま し た 。ま た 、小 児 に お け る「 単 純 疱 疹 」、「 帯 状 疱 疹 」及 び「 性器 ヘ ル ペ ス の 再 発 抑 制 」の
「用法・用量」も追加承認されました。
以 上 の 追 加 承 認 に 伴 い 、「 使 用 上 の 注 意 」 を 上 記 の 通 り 改 訂 致 し ま し た 。
改訂内容につきましては、
「DRUG SAFETY UPDATE 医薬品安全対策情報№240」(2015 年 6 月下旬発送予定)に掲載される予
定です。なお、改訂後の添付文書は弊社ホームページ http:// kowa-souyaku.co.jp/ 及び医薬品医療機器総合機構ホー
ムページ「医薬品に関する情報」http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html に最新添付文書が掲
載されます。併せてご利用下さい。
製品情報お問い合わせ先
興和株式会社 医薬事業部 くすり相談センター
電話 0120-347-021
03-3279-7021
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日を除く)