寄稿 ESPか らの提言

専 門 日本 語 教 育 研 究 第7号2005
寄稿
ESPか
らの 提 言
野 ロ ジ ュデ ィー
1.は
1980代
じめ に
ESP(Enghsh
for Specific Purpose)と
に な る と、学 習 ス キ ル の 向 上 に 関 心 が 集 ま りま
は 「
特 定 の 目的
した 。 ビ ジ ネ ス 用 の 教 材 開 発 が 進 ん で 文 法 中 心 か ら機
の た めの 英 語 」 で あ り、あ る辞 典 で は 「
明 確 な 目的 と特
能 重 視 へ と方 針 が 変 化 し、 種 々 の 教 授 方 法 が 使 用 され
殊 な ニ ー ズ に よっ て 区別 され る集 団 ま た は個 人 の 学 習 者
ま し た 。1970年
の た めの 言 語 プ ロ グ ラ ム」 と定 義 され て い ま す1)。 し か
ー ス ・ス タ デ ィ ー が 取 り入 れ られ ま した
しこの定 義 だけ では 、「
何 を」 「どの よ うに」教 えれ ば い
は 、Enghsh
い の か は 明 らか で は あ りま せ ん 。本 稿 で は 、ESPの
目的 の 英 語)、Enghsh
実
代 に は ビデ オ 教 材 、1980年
for Occupational
代 には ケ
。1990年
Purposes(EOP、
for Academic
代に
職業
Purposes(EAP、
践 に基 づ い て 、特 定 の 目的 を 持 つ 言 語 教 育 の た め の 「
言
学 術 目的 の 英 語)な ど 、目的 が さ ら に特 化 され る よ うに
語 モ デ ル の 構 築 」と 「
指 導 法 」に つ い て 提 案 を し ま す 。
な り、 ジ ャ ンル 分 析 に よ っ て 様 々 な 環 境 で 使 用 され る
2.言
語 モデ ルの 構築 へ の観 点
特 定 の 目的 の た め の言語 教 育 を行 な うに 当た っ ての
第 一 の課 題は 、言語 モデ ル を定 め る こ とです 。ESPの
目標 モ デル を構 築す るの は英 語 母語 話者 で はな く、各
専 門領域 のデ ィスコース ・コ ミュニテ ィです。デ ィス コ
ー ス ・コ ミュニテ ィ とは あ る専 門 的 な 学 問や 職 業 に携
わ る人 々 の集 団で あ り、そ の メ ンバ ー は社 会 に対 して
貢献 、 改善 、改 変 を行 な うとい う共 通 の 目的 を持 ち固
有 のニ ー ズ を持 っ てい ます。 この共 通 目的 を達 成す る
た め に コ ミュニ テ ィ内 で コ ミュニ ケー シ ョンが行 なわ
れ ます が 、それ に用 い られ る手 段 が繰 り返 し使 用 され
るこ とに よ り「
形」が定 ま り、「
ジャ ンル」とな ります2)。
現 代 のESP研
究 や教 材 開発 が始 まっ たの は1960年
代 で、 それ 以前 に は旅 行 者用 の表 現集 や 海 運従 事者 用
の辞 書 が あった程 度 で した。 第 二次 世界 大戦 後 、植 民
地時 代 が終 わ り国際 的経 済活 動 と科 学 技術 が発 展す る
につ れ て国 際語 の必 要性 が高 ま り、 そ のた め の様 々な
研 究や 教 材 開発 が 行 われ る よ うに な りま した。1950
年 代 か ら60年
代 には文 法や 語 彙(専門用 語 な ど)の分
野 、 即 ち、 ビジネ ス英 語 や科 学 技術 文書 の 特徴 に 関す
る もの が主 で したが 、1970年 代 に な る とコ ミュニ ケー
シ ョンが 重視 され る よ うに な り、科 学技 術 の分 野や ア
カデ ミ ック ・ライ テ ィン グに必要 な定義 ・分類 ・説 明
の文 が練 習 で きる教材 が作 られ ま した。ま た、ESP教
育 は南 米 ・
マ レー シア な ど世 界 各地 へ と広 が りま した。
専 門英語 につ い ての研 究 、例 えば、科 学 技術 のた めの
研 究発 表や 論 文 の特徴 、 法律英 語 、 医療 系環 境で の言
語 活 動 な ど に つ い て の研 究 が 盛 ん に な りま し た3)。
最 新 の 研 究 は 言 語 活 動 の 本 質 を 一 層 深 く 掘 り下 げ
て 探 求 し よ う と して い る よ うで す 。 ジ ャ ンル 分 析 は 北
米 とオ ー ス トラ リア で そ れ ぞ れ 独 自 の 発 展 を 遂 げ ま し
た が 、Bhatia4)はESPの
理 想 と現 実 と の 関 係 を整 理 し
て 、Swales1)が 依 拠 したBakhtin(ロ
シ ア の 哲 学 者)の
考 え 方 、 即 ち 、 デ ィ ス コ ー ス の 二 面 性(自 己 と非 自 己)
を 認 識 す べ き で あ る とい う こ と を 再 び 強 調 して い ま す 。
つ ま り、 デ ィ ス コー ス か ら生 ま れ る ジ ャ ン ル は そ の デ
ィ ス コ ー ス を 発 信 す る者 と受 信 す る者 と そ の 人 々 の 活
動 して い る環 境 に よ っ て 変 化 す る とい うこ と を認 識 す
る とい うこ と で あ り、 最 近 注 目 を集 め て い る キ ー ワ ー
ドはinterdiscursivity(「
複 線 間 相 互 作 用 」 とで もい い
ま し ょ うか)で す 。2005年8月
で 行 わ れ たThe
15thEuropean
for Special Purposes: New
末 か ら9月
Symposium
に イ タ リア
on Languages
Trends in SpecializedDiscourse5)
に お い て 、Candlinも
同 様 の 主 張 を しま した 。 即 ち 、
text,
participants'
social
action,
social/institutional
perspectives(テ ク ス ト、社 会 的 行 為 、参 加 者 の 社 会 的 観
点 、参 加 者 の 専 門集 団 的 観 点)と い う4つ
を考 慮 しなけ
れ ば な ら な い とい うの で す 。 第 一 の 、テ ク ス ト(書か れ
た 文 書 だ け で な く 、口頭 の も の も含 む)に つ い て 重 要 な
こ とは 、 言 うま で もな く そ の テ ク ス トの 特 徴 で す 。 し
か しそ こ に 留 ま らず 、 そ の テ ク ス トが 社 会 で 行 な うア
ク シ ョ ン を 理 解 しな け れ ば な りませ ん 。 さ ら に 、 こ の
が求 め られ ます。 しか し、ガイ ドや マ ニ ュアル に明記
テ ク ス トに 対 して 発 信 者 と受 信 者 そ れ ぞ れ が 持 つ 観 点
され て い るルー ル を知 るだ け では文 書 を作 成す る には
と、 こ の よ うな デ ィ ス コ ー ス が 発 生 す る環 境 を も視 野
不十 分 で あ り、 ジャ ンル 分 析 に よって そ の領域 の文 書
に 入 れ る こ とが 必 要 で す 。 つ ま り、 言 語 は 社 会 活 動 で
の特 徴 を 明 らか にす る必要 が あ ります 。更 に、 そ のジ
あ り、 そ の 目的 と特 徴 を 正 確 に捉 え る た め に は テ ク ス
ャンル で使 用 され る単語 や表現 を知 る こ とが必要 で す
トだ け を観 察 す る の で は 不 十 分 な の で す 。 一 つ の ジ ャ
が 、それ には コー パ ス言語 学 の ツール を利 用 す るこ と
ン ル の テ ク ス トに は 三 つ の 要 素 が 含 ま れ ま す 。 即 ち 、
が で きます 。ESPコ ー パ ス は 目標 ジャ ンル のデー タベ
action(社 会 へ の 働 き か け)、substance(伝
ー ス の こ とで 、 これ を検 索す るに は コン コー ダ ンス ソ
form(メ
え た い 内 容)、
ッセ ー ジ を発 信 す る た め の 形)で す 。こ の うち 、
専 門 領 域 のsubstanceを
自身 で す 。ESP教
提 供す る の はESPの
育 は 、actionを
学 習者
認 識 した 上 でfbm1
を 学 習 者 に 学 ん で も ら う こ とだ と言 え ま し ょ う。
3.モ
ESPの
デ ル 構 築 に お け るESPの
手 法 の利 用
手 法 は 、言 語 モ デ ル 構 築 に ど の よ うに 利 用 で
き る で し ょ うか?ま
ず 、自然 言 語 を 、パ タ ー ン を持 つ
フ トを使 用 します 。 これ に よっ てそ の ジ ャンル で頻 繁
に使 用 され る単語 や表 現 、文 法 のパ ター ンを明 らか に
す る こ とが で きます。
4.ESP教
育 の手 法
次 に 、ESP教
育 の 具 体 的 方 法 に触 れ た い と思 い ま す 。
前 節 で 述 べ た よ う に ジ ャ ン ル ・テ ク ス トはaction,
substance,formの
三 つ の要 素 を含 ん で い ま す が 、
も の と して 考 え ま し ょ う。 音 の 繰 り返 す パ タ ー ン が 言
substanceは
葉 と な り(単語)、 言 葉 の 繰 り返 す パ タ ー ン が 句 や 節 と
や 表 現 が 違 うだ け で な く 、 記 述 方 法 に も分 野 特 有 の形
な り、 句 や 節 の パ タ ー ン が 文 章 とな り(文 法)、 文 章 パ
が 使 わ れ る こ とが あ りま す 。 と は言 え 、 特 定 のaction
タ ー ン が テ ク ス トと な り、 テ ク ス トの パ タ ー ン が ジ ャ
を起 こす た め のテ ク ス トで あ れ ば 似 たformを
ンル とな りま す 。 こ の ジ ャ ンル の パ タ ー ン は 上 記 の デ
に な りま す 。 例 え ば 、 学 術 論 文 は分 野 を 問 わ ず 類 似 した
ィ ス コー ス ・コ ミ ュ ニ テ ィ が繰 り返 し利 用 す る こ とに
formを
よ っ て 定 ま っ た 形 とな っ て い き ま す 。 も ち ろ ん 、 一 般
習 者 は 自分 のsubstanceを
的な英 語 のル ール が基盤 に なっ てい るのです が 、 その
利 用 す る こ とが で き る わ け で す 。ESP教
専 門 領 域 特 有 の 特 徴 が 数 多 く存 在 しま す 。 例 え ば 、 単
で は な くfbrmを
語 や フ レー ズ(however,such asな
ど)の 用 法 、 動 詞 の
専 門 領 域 に よ っ て 異 な りま す 。 専 門 用 語
と ります 。 従 っ て こ のformを
Formを
とるこ と
特 定 で き れ ば 、学
発 信 す る た め に そ のformを
育 はsubstanoe
中心 とす る教 育 方 法 な の で す 。
認 識 し利 用 す る た め の 手 が か り と な る の が 、
時 制(現 在 形 や 現 在 完 了 形)の 示 唆 す る意 味 な ど は 、 領
OCHAとPAILで
域 に よ っ て 微 妙 な違 い が 見 られ ま す 。
を取 っ た 省 略 語 で 、 踏 む べ き手 順 を 示 し て い ま す 。
領 域 特 有 の 特 徴 を 知 る に は3つ
の 方 法 が あ りま す 。
す 。OCHAは
Observe観
察す る
(1)ス タ イ ル マ ニ ュ ア ル ・ガ イ ド ・参 考 書 を 参 照 す る こ
Class晦
と、(2)ジ ャ ン ル 分 析 を す る こ と、(3)コ ー パ ス 言 語 学 の
Hypothesize分
観 察 され た も の を 分 類 す る
ツ ー ル を利 用 す る こ とで す 。 辞 書 や 文 法 書 の利 用 価 値
は よ く知 られ て お り広 く使 わ れ て い ま す が 、 ス タ イ ル
マ ニ ュ ア ル や ガ イ ドは 案 外 見 落 と され が ち で す 。 主 に
ア カ デ ミ ッ ク 文 書 を作 成 す る た め の よ く知 られ て い る
ガ イ ドと して は 、The
Publication Manual,
Guide
and Manual
Chicago
The Modern
Manual
Language
of Style, APA
Association
to Scholarly Publicationな
どを 挙 げ
る こ とが で き ま す 。 学 術 誌 に は 通 常 そ れ ぞ れ 独 自 の マ
ニ ュアル が あ って、 それ に従 って文 書 を作成 す るこ と
以 下 の要 素 の頭 文字
類 され た も の か ら使 い 方 に 関
す る 仮 説 を 引 き 出す
Apply仮
説 を 利 用 して 創 造 す る
観 察 す る対 象 を ま と め た の がPAIL(同
じ く次 の 頭
文 字 か らの 省 略 語)で す 。
Purposeこ
の テ ク ス トの 目的
Audience想
定す る聞 き手 、読 み手
Information伝
えたい情 報
Language
ャ ン ル に 合 う言 語 特 徴
featuresジ
観 察 す べ き 言 語 特 徴 に は 、Rhetoricalな
も の備 報 の
内容 や 提 示 順 序 の 特 徴)、Grammaticalな
も の(文 法 的 特
ク ラ ス全 員 の もの を 一 つ の フ ァイ ル に ま とめ る と
徴)、1」exicalなも の(用 語 の 扱 い に 関 す る特 徴)、Tbclmica1
ジ ャ ンル や 専 門 領 域 の 特 徴 が 明 らか に な り、 読 み 手 に
な も の(パ ン クチ ュ エ ー シ ョン 、 フォ ー マ ッ トな ど)、音
内 容 の 展 開 を伝 え る の に どの よ うな 表 現 や 動 詞 の 形 を
韻 的 な もの(発音 、 強勢 、 プ ロ ソデ ィー)が あ りま す 。
利 用 す れ ば よ い か が わ か りま す 。 ま た 、 コー パ ス の デ
5.教
室 での実 践
ー タ ベ ー ス を利 用 す れ ば 、 ど の よ うな 単 語 や フ レー ズ
そ の1
が 頻 繁 に 使 用 され る か を 調 べ る こ と が で き ま す 。 例 え
実践例 と して、 工学 系大 学院 生 を対象 とす る論 文 の
ば 、weの
書 き方 の授 業 を取 り上 げた い と思 います 。 まず 、学 習
後 に くる動詞 の種 類 、名 詞 の前 に 定冠 詞 ま
た は 不 定 冠 詞 が 必 要 か ど うか 、 動 詞 と共 起 す る前 置 詞
者 の専 門分 野 の専 門誌 にお ける投稿 規程 を読 んで 、原
稿 作 成 に あって 注意 しな けれ ばな らない点 を観 察す る
な どの こ とを 知 る こ と が で き ま す 。 あ る 工 学 系 の コ ー
パ ス で は 、weと
こ とか ら始 め ます。 各 学習者 が 目的 と して い る専 門誌
の特 徴(た とえ ば、要 旨の字数 、論 文 の構 成 、フォ ン ト
頻 繁 に 共 起 す る 動 詞 は 現 在 形 のrefer,
believe, consider, conclude, propose,
denote, evaluateな
の 指 定 な ど)をエ クセ ル フ ァイル に記 入 して ク ラス 全
員 の もの を一つ の フ ァイル に し、比 較検 討 します。 こ
の作 業 で は、
複 雑 な投稿 規程 の見方 を学ぶ だ けで な く、
show, compare,
ど認 知 系 の 動 詞 で した 。
こ う した 分 析 と観 察 を 行 な っ た 後 、 学 ん だ こ と を応
用 して 学 習 者 は 自分 の 論 文 の 要 旨 を 書 き ま す 。 こ の 時
点 で は 自分 の 研 究 が ま だ 終 わ っ て い な い こ とが 多 い の
他 の専 門誌 の規 定 との 比較 に よっ て各 自の専 門領 域 の
で す が 、 ジ ャ ンル ・テ ク ス トのformを
特徴 を把 握す る こ とが で きます 。次 に、論文 の文書 の
特 徴 を つ か む た め に 、 ジ ャ ン ル 分 析 で用 い られ る
move analysis(ムー ブ分析)を行 い ます 。ムー ブ分 析 と
練 習す るつ も
りで 書 き進 め ま す 。研 究 が 完 成 した 時 点 で 、substance
に合 わせ て書 き直せ ば よい わ けです 。論 文 の ほ かの部
分 に つ い て も 同 じ よ うな 手 順 で 特 徴 を把 握 して 、 自分
い うの は、文 書 の部 分 が担 うactionを 特 定す る こ とで
す。 例 えば 、要 旨に見 られ る典型 的 な ムー ブパ ター ン
の一 つ と して以 下 の よ うな ものが抽 出 され ます の。
の 文 書 を 作 成 しま す 。
6.教
abs1:研 究 の背景(通常1文 。省 略 され るこ とも ある)
室 で の実践
そ の2
次 に紹 介す るのは 、薬 学専 攻 の学 部生 対 象 の実 践 例
abs2:そ の研 究 で何 を しよ うと した か
です。 最 近イ ンター ネ ッ トか ら情 報 を得 る機 会 が多 く
abs3:研 究 に用 いた方 法 、仮説 、 モデ ル
な ってい ます が 、 この授 業 で は専 門領域 の英語 の ウェ
abs4:主 要 な結果
ブサ イ トに どの よ うに ア クセ ス し どの よ うに利 用 すれ
abs5:結 論(最 も主 張 した い点)
ばい い のか を学び ます 。 まず 、教 科 書 を使 っ て薬剤 情
ムーブ につ い て も、専 門誌 の特 徴 を分析 す る場 合 と
報 を検 索 す る専 門サイ トと一般 検 索 サイ トと専 門機 関
同様 に、 学習者 各 自が分析 を行 な って下 の表1の よ う
の文書 の 特徴 をOCHAの
にま とめます。
の グル ー プで 医療 関係 の英 語 の ウェブサ イ トを紹介 す
表1ム
ー ブ分析 の例
手 法 で学 んだ 後 、3∼5人
る とい うプ ロジ ェク トに取 り組 み ます。 ウェブサイ ト
沢洋 子,窪 田三喜 夫,堂 寺 泉,山 内豊(翻 訳):外 国語 教 育
の検 索 手順 、選 んだ理 由、PAI:L、内容 の要約 、信 頼性 、
学大 辞典,大 修 館 書店,東 京(1999)
読み やす さな どをま とめ 、パ ワー ポイ ン トを使 って発
表へ と結 び付 けます 。 学 んだ こ とを応 用 して発 表へ と
2)Swales, J. M.: Genre Analysis: English in Academic and
Research
Settings,
Cambridge
University
Press,
Cambridge, UK., pp.24-27 (1990)
結び つ け、 クラス の人 々 と情報 を共有 した結果 、英 語
3)Bloor,M.: The History of ESP: Theory and Practice, Annual
の力 はまだ 不完 全 で は ある もの の、学 習者 は専 門サイ
Report of JACE DSIG on ESP (Headquarters), H. 'Ibrauchi,
トか ら情報 を得 る こ とに 大 きな喜 び を覚 えます 。 これ
S. Saito, and S. Sasajima eds., Thkyo, JACE PSIG on ESP
が さ らに学 ぶ意 欲 を高 め るこ とにつ なが ります。
7.終
4)Bhatia, V K.: Worlds of Written Discourse: A Genre-Based
View, Continuum International
わ りに
ESPは
(Headquarters), VoL4, pp. 17-31(2002)
専 門 内容(substance)を
教 える ので はな く、
Publishing Group Ltd.,
Cornwall, UK (2004)
5)Candlin, C. N.: Accounting for Interdiscursivity: Challenges
そ の 専 門 内 容 を 社 会 に働 き か け て い く(action)に は ど
to Professional Expertise, Plenary lecture at The 15th
の よ うな 形(form)が 必 要 で あ る か 、 即 ち 、 言 語 モ デ ル
European Symposium on Languages for Special Purposes:
の 特 徴 を認 識 し 、 そ の 知 識 を 使 う こ と を 練 習 す る も の
New Trends in Specialized Discourse, University of Bergamo,
で す 。 具 体 的 に は 、 ス タ イ ル ガ イ ド、 ジ ャ ン ル 分 析(ム
Ita1v 29t'Aueust-2°a September (2005)
ー ブ 分 析) 、コ ー パ ス デ ー タ か らテ ク ス トの 特 徴 を 特 定
し、OCHAの
手 法 で セAILを 認 識 して 、そ れ らの 知 識
を 用 い て 専 門 文 書 を 効 率 よ く作 成 す る こ とに 挑 戦 す る
の野 ロジ ュデ ィ ・松浦 克美:Judy先
論 文 の書 き方,講 談祉
生 の は じめて の英 語科 学
東京(2000)
7)Bhatia, V.K: Analyzing Genre Language Use in Professional
Settings, Longman, London and NewYork (1993)
8)Holquist, M.(ed.): The Dialogic Imagination
といっ た実践 が行 なわれ て い ます。
Four Essays
by M. M. Bakhtin (Translation of Voprosy literatury
参 考 文献
1)ジ ョ ン ソ ン,K.&ジ
&Johnson,H.(原
i
estetiki) , University of Thxas Press, Austin, TX. (1981)
ョン ソ ン,R.(編
集),Johnson,K.
著),岡 秀 夫,鈴 木 広 子,中 鉢 恵 一,金
Suggestions
from
ESP
NOGUCHI,
Judy
Mukoga wa Women's University, School ofPhalmaceutical
Sciences,
11-68 Koshien Kyuban -cho, Nishinomiya, Hyogo 663-8179
[email protected].
ac.jp
English for Specific Purposes (ESP), with a history of research and development dating back to the
1960s, deals with the language used by a discourse community for communication for professional or
occupational purposes.
The resulting texts, both written and oral, can be classified into types, or
genres, which possess the three features of action, substance and form. Two examples of genres are
research journal articles and conference presentations; both may have almost the same substance, or
content, but have different actions and forms, the former using the features of formal written language
and the latter those of oral language.
Teaching the use of a language for specific purposes involves
equipping the learner with an awareness of genre texts and the tools with which to identify their
rhetorical, grammatical, lexical, technical and phonological patterns.
Suggested as being useful is the
OCHA approach in which the learners are asked to Observe genre texts, Classify what they have found,
hypothesize about the usage of the features and Apply them for their own work.
the PAIL of the text: purpose, audience, information and language features.
What they observe is
Useful tools include
genre analysis and concordance software from corpus linguistics.
Keywords= ESP, discourse community, genre, OCHA, PAIL, genre analysis, corpus linguistics