流行中の感染症(リンゴ病・手足口病・ヘルパンギーナ

北京二十一世紀病院ニュースレター(2015 年 6 月 26 日発行)
流行中の感染症(リンゴ病・手足口病・ヘルパンギーナ)について
北京二十一世紀病院
医療部副主任
本山哲也(家庭医)
6 月 26 日に東京都で「リンゴ病」流行の警報が発令されました。23 日に
は京都市で「手足口病」、25 日には九州・東海地方の一部でヘルパンギーナ
流行の警報が発令されています。
この 3 つは子供の流行病ですが、とくに手足口病、ヘルパンギーナは夏カ
ゼとして代表的で、ウイルスが原因のためこれからの季節は中国でも流行する
可能性もあります。
小さなお子さまを持つお母さんにとっても要注意ですが、これらの伝染病は
大人に感染することもあり、時に子供より症状が重く出ることもあります。
心配なことがあれば当院までいつでもご相談ください。
○リンゴ病(伝染性紅斑)(中国語名:传染性红斑)
伝染性紅斑は、発熱など風邪のような症状の後に頬がリンゴのように赤くなることか
ら、「リンゴ病」と呼ばれるウイルス性疾患です。5~9 歳ごろに最も多く発症します。
子供では概ね軽症で自然に治りますが、抗体のない妊婦さんが感染すると胎児の
異常や流産につながる恐れがあり周囲の妊婦さんに注意が必要です。飛沫や接触
で感染するため、こまめな手洗い、うがいなどで予防します。
○手足口病(中国語名:手足口病)
手足口病は、乳幼児を中心にその名の通り手足や口の中に発疹や水疱ができる急
性ウイルス感染症です。発熱、手足の発疹に加え、口の痛みからよだれが出たり、
食欲低下がみられるようになります。基本的には自然に良くなりますがまれに髄膜炎
などを起こすことがあり、嘔吐を繰り返したりしてないか、意識の様子がおかしくない
かには注意が必要です。口や鼻の分泌物や排せつ物に付いたウイルスや、飛沫な
どで感染しますので、やはり手洗いやうがいなどで予防します。
○ヘルパンギーナ(中国語名:疱疹性咽峡炎)
ヘルパンギーナは、高熱や口腔内の水疱・発赤の症状が現れるウイルス性疾患で、
乳幼児で多い病気です。ウイルス自体も手足口病の仲間で手足に発疹がないバー
ジョンと言えます。高熱や口腔内の痛みで、食事や水分が十分に取れず、ときに脱
水になることがあり、やはりまれに髄膜炎、心筋炎が起こることがあります。嘔吐、意
識に加え、顔がむくんだり、息苦しそうにしていないか注意をして観察します。これも
飛沫感染や接触で感染するため、こまめな手洗い、うがいなどで予防します。
☆外来診療☆
診療時間: 月~金曜日 9:00~19:00、土・日曜日は 18:00まで
海外傷害保険適用の診療以外にも、慢性疾患の診療や検査、予防接種、乳児健
診など費用自己負担(または国保・社保請求)の診療も幅広く行います。
まずはお電話で問い合わせ、ご予約の上、来院下さい。
医療部:8444-6160/6168
☆歯科☆
診療時間: 月~金曜日(木曜休診)10:00~19:00、土・日曜日は 18:00
まで
日本人医師の中村英生医師が在籍。丁寧かつ高い技術力、良心的な料金体系で
多くの患者様に好評を頂いています。虫歯治療からインプラント、矯正、歯磨
き指導、フッ素塗布まで幅広く対応しています。
歯科部:8444-6177
☆健診センター☆
受付時間: 火~土曜日(月・日曜休診)8:30~10:30
健診は定期的に行うことが重要です。
北京二十一世紀病院では日本語で日本と同じ水準の健康診断・人間ドックが可
能です。
北京の数多くの日系企業の指定機関として、年間を通じて 600 人以上の日本
人が受診されています。
安心のサービス、待ち時間なしのスムーズな対応、ベテラン医師によるきめ細
かな問診で好評をいただいております。
また、検査精度も高く、多くの重大疾患の発見につながっています。
健診後の二次検査や治療などフォロー体制も万全です。
健診についてのご予約・お問合せ:8444-6160/6168#2019