梨 (なし)と健康について と健康について 康について

梨(なし)と健康について
●薬効
:
疲労回復
咳
痰 解熱
のどの痛み 消化促進 ⼆⽇酔い
梨(なし)の原産は、中国といわれています。
⽇本には和梨、⻄洋には洋梨とそれぞれ特徴のあるなしがあります。 和ナシには、⾚ナシと⻘ナシの系統が
あり、ポピュラーな⼆⼗世紀は⻘ナシ系です。 ⾚ナシ系には、⻑⼗郎、豊水、幸水などの品種があります。
⾚ナシのほうが⽢みが強く、⻘ナシは果汁の多さと、さっぱりした⽢みが売りものです。
また、⻘ナシのほうが⽇持ちがいいので保存に便利です。
⽇本では、そのまま食べるのが一般的ですが、欧米ではサラダに入れたり、砂糖煮にして食後のデザートに多
く使われます。 また、朝鮮半島では、漬け物にしたり、料理に入れたりと幅広く使います。店頭での選び⽅
ですが、⼿にしてみて、ずっしりと重みがあり、⽪が張ってみずみずしいものを選ぶと良いでしょう。
傷がついているもの、ぶよぶよし
傷がついているもの、ぶよぶよしているものは避けましょう。
ているものは避けましょう。 8 月がはしりで、和ナシの旬は 9 月です。
なしの栄養素と効能効果
ナシの成分は 90%近くが水分です。
%近くが水分です。 糖分の正体はショ糖と果糖で、
糖分の正体はショ糖と果糖で、リンゴ酸
リンゴ酸、酒石酸
酒石酸、クエン酸
クエン酸も多少含
も多少含
んでいます。
ビタミンは、
ビタミンは、B1、B2
B2、C が含まれますがいずれも少量です。
その代わり、消化酵素を含み、肉類のタンパク質
その代わり、消化酵素を含み、肉類のタンパク質を分解する作用があります。
を分解する作用があります。
その他、カリウム
その他、カリウム、鉄分、
、アスパラギン酸
アスパラギン酸を若⼲含んでいます。
を若⼲含んでいます。
ナシには、さまざまな薬効のあることが知られていますが、なかでも特筆なのが解熱作用です。 風邪で熱が
風邪で熱
あり、のどが渇くとき
あり、のどが渇くときには、ナシを食べると良いでしょう。
には、ナシを食べると良いでしょう。 熱をやわらげ、のどの渇きも止めてくれます
熱をやわらげ、のどの渇きも止めてくれます。
同じ風邪でも咳の出る場合や、
同じ風邪でも咳の出る場合や、のどがヒリヒリして痛む、痰が絡む
のどがヒリヒリして痛む、痰が絡む
のどがヒリヒリして痛む、痰が絡むといった場合には、ナシのシロップを服用
といった場合には、ナシのシロップを服用
します。 ナシをジューサーにかけ、氷砂糖あるいはハチミツを加えて弱火で煮つめます。
この煮汁を 1 ⽇数回飲めば、咳や痰を除き、のどの痛みを解消させます。
二日酔いでのどが渇き、体がほてる場合などにも効果的です。
二日酔いでのどが渇き、体がほてる場合などにも効果的です。
ナシとレンコン同量をジューサーにかけて、ジュースにした「蓮梨汁」は薬膳で、これを飲めば、
ナシとレンコン同量をジューサーにかけて、ジュースにした「蓮梨汁」は薬膳で、これを飲めば、⼆⽇酔い
⼆⽇酔いが
すっきり治ります。
また、ナシは肝臓を保護
また、ナシは肝臓を保護し、
し、食物の消化を助ける
食物の消化を助ける
食物の消化を助けるといわれており、
といわれており、⼆⽇酔い
⼆⽇酔いでなくても、⽇ごろからお酒を飲
でなくても、⽇ごろからお酒を飲
む機会が多い男性にピッタリです。
ナシには、ビタミン類は少ないのですが、かわりに
ナシには、ビタミン類は少ないのですが、かわりにアスパラギン酸
アスパラギン酸が含まれているので、
が含まれているので、
が含まれているので、疲労回復
疲労回復に良い果物
に良い果物
です。