クラスの様子 積木遊びで学んでいけることを紹介します

日が暮れるのもずいぶんと早くなり、肌寒い日も多くなってきました。運動会も無事に終り、保育士はホッと
一息☆ただ子ども達はまだまだやり足りないといった様子で、縄跳び長縄跳びで八の字跳び・大好きなリレー
を汗びっしょりになりながら楽しんでいます。
今月は大きな行事は一休み!!就学に向けての活動を多く取り入れながら過ごしていきたいと考えていま
す。風邪を引きやすい季節ですが、しっかり手洗い、うがいをして、体調管理を心掛け、元気に楽しく毎日を過
ごせるといいですね!
冒頭でも少し触れましたが、今年の運動会は年長に
クラスの様子
とって最後の運動会☆子ども達は本当によく頑張ってくれました。
今月から積木の種類を多くしました。いろいろな長さの積木、色積木、いろいろな形の積木などです。子どもた
運動会全体を通して、子ども達の素晴らしい姿を見られたのではないでしょうか。
ちは今までと違う積木を見つけると「わあーすごい!!いろんな積木があるよ」と目を輝かせて興奮している
8 月中旬頃から少しずつ縄跳びの練習を始め、子ども達も日を追うごとに上達していきました。最初はなか
子もいました。最初は興奮していて何を作ったらいいのかわからず、「とりあえず車でも作ってみようかな?」と
なか跳ぶコツが掴めず、泣いて悔しがる子も見られましたが、諦めずに練習していく中でだんだんと跳べるよ
いろいろ試していました。積木に慣れてくると、工夫して作ろうとする姿も見られるようになってきています。
うになってきました。跳べるようになると楽しくて仕方ないようで時間があると縄跳びの練習をしている子ども
子どもたちが考えて、友達と相談したり、協力しながら大きな作品ができるといいなあ~と密かに思っている
達でした。当日はよさこいソーランの踊り、長縄の八の字、縄跳びの体操と、立派に発表することができまし
保育士です。どんな作品ができるのか、積木遊びを通してどんな成長をしていくのかを楽しみです。
た。
運動会を通して、子ども達は目標に向かって頑張ること、努力することの大切さを感じることができたと思い
ます。そして達成したときの喜びが自信に繋がり、さらに高いレベルへ挑戦する姿を目の当たりにし、心身共
に大きくなったと実感しています。これからも行事や日々の生活の中でたくさんのことを吸収して成長していけ
るよう見守っていきたいと思います。
積木遊びで学んでいけることを紹介します
積木を積む・・・集中力が養われ、積木を持つことで指先・体の支持の発達
就学に向けて
作る場所・・・作ってある積木を壊さないようにすることで、空間把握と体のイメージが発達
積み方の工夫・・・数と重さの理解(積木の横幅は縦の幅 2 個分です)
10 月から就学時健診が始まり、子どもたちの会話の中にも小学校の話題が増え、ワクワクドキドキの子どもた
完成と想像・・・想像力が養われます。また、完成したことで達成感を味わえる。
ちです。お昼寝が完全になくなり 1 か月半が経ち、生活のリズムも整ってきたように感じます。昼寝の時間を使
友達と一緒に・・・友達と一緒に行うことで、イメージを共有しようと想像したり、コミュニケーションを取りながら、
い、「椅子に座って話の内容に意識を向けながら、物語を聞く(今は『エルマとりゅう』シリーズを読んでいま
形を決めていく社会性が育っていきます。友達と一緒に完成させた作品は、一人で作った時よりも喜びが大き
す)」「簡単なプリントを保育士の指示に従って行う」「時間まで静かに絵本を自分で見る」ことを 1 時半から 2
いです!!
時まで行っています。現在の子どもたちの様子ですが、学習の時間に椅子に座って 10 分位経つと、背中が丸
もう一つ・・・お迎えの時などに「今日積木でスカイツリー作ったんだ!」など子どもたちが話してきた時は、ぜ
くなり、自分の力で体を支えることができずテーブルに斜めに寄りかかったり、顔をのせたり、椅子を揺らしたり、
ひ、作品を見て「すごい」「上手にできたね」「どうやってつくったの?」など子どもたちに声をかけてみてくださ
足を椅子にあげ、我慢ができなくなると立ち上がり、歩き回るなど…また、大人の話の途中で自分の思いつい
い。きっと、子どもたちは興奮していっぱい話してくれると思います。お家の人に聞いてもらった喜びが、必ず
た話を話し始めてしまうこともあります。
自信につながり、そして、積木だけでなく他のことにもチャレンジする心を育てていくことができるのではない
今月から「かがやきぶっく」を使い、学習への姿勢や約束・友達との関わり方など様々なマナーを子どもたちに
かと思います。
知らせていきます。毎日繰り返しすることで学習に向かう心と体の姿勢を身に付けて欲しいと考えています。
就学まであと 5 か月。子どもたちの今の現状をしっかりと見つめ、子どもたちのために家庭と保育園と一緒に
頑張っていきたいと思います。
面談・保育参観を希望される方は担任に声をかけてください。