63号 - 北海道士別翔雲高等学校

士別翔雲高校だより
学校通信
第63号
平成27年1月30日(金)発行
校訓「一歩前へ」
1月17~18日の2日間、北海道教育大学
旭川校と旭川医科大学の2会場で行われた大
学入試センター試験に32名の翔雲生が臨み
ました。出願時点では48名でしたが、推薦
入試等ですでに合格者が出ており、当日は
32名の受験となりました。
大学受験や看護学校受験に向けては、3年
生が2年生を終了した春休みの講習を0クー
ルとし、12月までの合計8クール(原則1
クールは2週間)の平常講習と長期休暇の講
習を実施してきました。部活動との両立など
センター試験の会場に向かう翔雲生達
で追いつかない教科は年間を通じて朝と昼の
講習を実施してきました。模試はこの1年間でセンター試験対応のマーク模試を7回、国公立大学2次や私
1月14~16日、小樽市朝里川
温泉スキー場で行われた南・北北海
道高等学校スキー競技選手権大会に
1日目のジャイアントスラロームでインターハイが決まらず、
心の中ではプレッシャーがあっての2日目・スラロームでした。
立大学対応の記述模試を5回、センター試験プレテスト2回、小論文模試2回、北大入試オープンといった
模試等も行い、さらに高看模試も5回実施し、受験勉強の到達度を確認しながら取り組んできました。
夏休み明け以降は昼休みもおにぎりをほおばりながら学習する姿が見られたり、放課後遅くまで、休日も
講習後に黙々と勉強に明け暮れる生徒の姿がたくさん見られました。
今回のセンター試験を終え、早速2次対策の講習を開始しました。すでに看護組は連日の試験に臨んでい
出場した堀陽汰(ひなた)君が、男
子スラローム競技で6位入賞を果た
し、見事冬のインターハイへの出場
権を獲得しました。
初日に行われたジャイアントスラ
思い切って行こうと気合いを入れすぎて、少し力んでしまいまし
たが、結果的に6位に食い込み、初のインターハイ出場が決まっ
て良かったと思っています。ただ、満足できる順位や滑りではな
かったのが悔やまれます。
インターハイに向けては、技術面、精神面をさらに鍛え上げ、
ます。2月に入ると私立大学の一般入試が始まります。2月終盤には国公立大学の2次試験が待っています。
まだまだ気を抜くことは出来ません。すでに進路を決定した110名超の3年生に続けとばかり、大学・看
護組は自分の進路目標実現のために、残りわずかの高校生活を必死で勉強に励んでいます。
ロームが11位に終わった堀君は、
得意のスラロームでの巻き返しを密
かに狙っていました。2本の合計タ
イムで競われるスキー競技で、1本
全国では自分らしい滑りが出来るように、自信を持って臨みたい
と思います。支えて下さった人や、応援して下さっている方々に
感謝の気持ちを込めて滑ってきます。また、冬の成果を夏の甲子
園出場に結びつけたいと思います。
<2年:堀 陽汰>
3年生になるとすぐに朝と昼の講習が始まり、一気に受験生という雰囲気を感じ、本格的に受
験勉強に取り組むようになりました。ただ、高校生活最後の学校祭が迫ってきて、勉強に集中で
きない日々も正直ありました。夏休み直前の勉強合宿で勉強漬けの1日を経験し、今振り返ると
やっと「受験生」になれた気がします。勉強方法は、わからないところを調べる。調べた所に関
連したことも一緒に覚える。解決できないことは必ず先生に聞きに行きました。先生は丁寧に教
目を終えて5位に入り俄然全国が見えてきました。2本目も積極的に滑り出し
たものの、若干力んでしまい1つ順位を下げてしまいました。それでも全国の
切符を手中にする6位を死守しました。
士別南中学校時代には、野球とスキーの両方で全国大会出場の経験を持つ堀
君。高校でも野球部に所属しています。秋の名寄支部大会では翔雲高校のエー
えてくれ、その時の先生は本当に心強い味方でした。センター試験当日は、はじめ受験会場の雰
囲気に圧倒されましたが、「頑張ったし、あとはやるだけ」と考えることで、徐々に緊張は薄れ
落ち着いて試験を受けることが出来ました。結果は目標としていた点数に届きませんでしたが、
まずまずの点数だったかなと思います。まだ受験は終わっていないので、油断は出来ません。今
スとして先発ピッチャーを務めました。小学1年から続けているスキーは、冬
の間だけ部活動を早めに切り上げ、朝日に通いながら練習を積んでいます。
全国高等学校スキー大会のアルペン競技は、秋田県鹿角市で2月6日から
10日まで5日間日程(男子スラロームは10日)で行われます。
まで支えて下さった方々に恩返しが出来るように、最後まで全力で受験勉強に取り組みたいと思
います。
<3年:岡部育未>
野球で夏の甲子園出場に弾みをつけるためにも、この全国大会での活躍を強
く心に誓っている堀君です。
12 月 25~26 日は士別西小学校で、
1月 13~16 日はつくも青尐年の家で、
それぞれ行われた小学生の学習サポート
のボランティアに、本校のボランティア
局員をはじめ 13 名の生徒が参加しま
した。
冬休み開始直後に実施された士別西小
学校での『学力向上サポート学習会』に
は、札幌から訪れた大学生ボランティア
2名と共に本校生4名が、集まった小学
1年生から6年生までの約 30 名の子
ども達の学習をサポートしました。1日
2時間の学習では主に冬休みの宿題を手
伝い、学習の合間には子ども達と一緒に
身体を動かし、お兄さんお姉さんぶりを
発揮していました。
1月につくも青尐年の家で行われた
『しべつチャレンジ寺子屋』には、小学
3年生以上の 10 名が集まり、市内の
小中学校の先生方と共に本校生9名が、
学習のサポートを行い、しおり作り、ス
ポーツ、レクなどのアクティビティのサ
ポートを行いました。
この話を知った時は、すぐに参加したいと思いました。進
路がすでに決定していて、自分の「教員になる」という夢の
実現に向けても必ず良い経験になると思ったからです。実際
参加してみて、たくさんの子ども達から「先生」と呼ばれ
て、とても嬉しかったですし、同時に責任感があるというこ
とも感じました。教えること、わかりやすく伝えることは考
えていた以上に難しく、言葉遣いなども気を配ることが必要
だと思いました。大変なこともありましたが、教員のやり甲
斐も感じ、とても楽しい時間を子ども達と過ごすことが出来
ました。これからの大学生活で学び、理想の教師になれるよ
うに頑張ります。
<3年:寺口翔馬>
夏休みに続く学習サポートのボランティアには、教
育大学への進学が決まったり、保育系の専門学校に進
学が決まった3年生が積極的に参加しました。やはり
「子どもが好き」だったり、「子どもに興味」がある
生徒達なので、戸惑いなく子ども達に接しているよう
でした。子ども達も学校の先生よりも年齢の近い高校
生に、気軽に声をかけてくれていたようです。帰り際
には「また次も来るの?」と子ども達に呼び止められ
て、「もう卒業するから来れないよ・・・」と言う言葉
を飲み込んで、苦笑いする場面もあったようです。
自分の進路にも結びつけながら、地元の子ども達の学習をサポートし、つながりを持つこの取り組みに
はじめは、私でも教えられるのかな?と丌安で 今後も本校生は関わっていきたいと思います。
したが、学習サポートが始まると、子ども達はと
ても積極的で、答えがわかった時の笑顔を見ると
嬉しくなりました。学習だけではなく、みんなと
遊んだことも印象に残っています。色々なことを
学べて、たくさんの人と関われて、とても良い経
験が出来ました。この経験を活かして、様々なこ
とに積極的に参加し、人との関わりを作っていき
たいと思いました。
<3年:坂本美華>
1月 29 日、総合ビジネス科の三大会(電卓大会、ワープロ大会、
簿記大会)の結果発表と表彰式が行われました。この三大会は翔雲高校
開校3年目から実施されているもので、今では総合ビジネス科にとって
の伝統的な大会になりつつあります。
10 月 21 日に下川商業と合同で行われた電卓大会を皮切りに、11
月 17 日のワープロ大会、そして1月 22 日に簿記大会が実施されま
した。(電卓大会のみ下川商業と合同)3年生の家庭学習期間を前にそ
の結果が集約され、クラス毎の団体優勝と個人の部上位 10 名がそれ
ぞれ表彰されました。
団体の部はワープロ大会と簿記大会を制した 2 年 D 組が優勝し、優
勝カップが手渡されました。個人の部では、電卓大会で 3 年 E 組の前
田穂菜美さんが、ワープロ大会では 2 年 D 組の高橋円佳さんが、そし
て簿記大会では1年 D 組の犬養莉子さん、2年 D 組の高橋円佳さんと
鴇朱音さんの3名が優勝しました。いずれも満点での優勝でした。
なお、電卓大会でトップの前田さんは1年次から3年連続の優勝とい
う快挙でした。
総合ビジネス科は1月から2月にかけて各種検定が行われます。この
校内大会での学習の成果を土台に、冬休み期間も希望者は連日登校して
検定に向けた講習に臨んでいます。その成果が発揮出来るように、今後
も頑張っていきます。
≪三大会個人の部・結果≫
電卓大会
第1位 前田穂菜美(3E)
第2位 片岡 彩花(3E)
第3位 岩館 優香(3E)
第4位 鴇
朱音(2D)
第5位 太田真由美(3E)
ワープロ大会
第1位 高橋 円佳(2D)
第2位 鴇
朱音(2D)
第3位 前田穂菜美(3E)
第4位 吉木 美歩(2D)
第5位 石井
渚(2D)
簿記大会
犬養 莉子(1D)
第1位 高橋 円佳(2D)
鴇
朱音(2D)
石井
渚(2D)
第4位
石崎 海玖(2D)
1日(日)全商商業経済検定
2日(月)3年生家庭学習(~2/27)
4日(水)身だしなみ指導
7日(土)全商ビジネス文書実務検定、第4回高2公務員模試(2年)
8日(日)第3回漢字検定
企業説明会とは?
12日(木)合同スキー授業
1,2年生の就職希望者を対象に、士別市
14日(土)センター早期対策模試(2年)
内及び近隣企業の説明会を行うものです。ハ
15日(日)全経簿記能力検定
ローワーク名寄と本校進路指導部が共同主催
17日(火)図書館バス来校日、企業説明会
します。体育館内にそれぞれ設営された企業
18日(水)3年生登校日・礼法指導
ブースで、希望者はグループ毎に分かれて説
24日(火)後期期末考査(~27日)
明を聞きます。昨年は 15 の事業所と 76 名
27日(金)身だしなみ指導
就職希望生徒が参加しました。
28日(土)土曜授業、卒業式予行、同窓会入会式
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阿部新聞店様、道新西出販売所様、道新平中販売所様、鈴木販売所様、阿部新聞店(上士別)様
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