宅地建物取引主任者 横浜校担当 堀 義広 講師

宅地建物取引主任者
横浜校担当
堀 義広 講師
横浜校のホームページをご覧いただきましてありがとうございま
す。TAC 横浜校宅建講座平日クラス担当の堀と申します。
「不動産取引のアドバイサー」
宅建試験は、数ある資格試験のなかでも大変ユニークな性格を持っています。それは、宅建試験が、
日本政府公認の不動産取引のアドバイザーを育てる目的で行われているということです。宅建試験の
合格者は登録手続きを経て、宅地建物取引主任者になることができますが、宅建主任者が不動産業
界に潤沢に供給されていないと不動産会社の業務に大きな支障が生じます。なぜなら、不動産取引
のアドバイサーである宅地建物取引主任者が、お客さんに事前説明(宅建業法では、重要事項説明
といいます。)を行わないと、不動産会社は不動産を販売することも媒介・代理行為を行うこともできな
くなるからです。
「人材を育てるための宅建試験」
しかし、だからといって簡単に資格を与えたのでは本末転倒ですから、優れた主任者が供給できるよ
うに問題に工夫がこらされています。例えば、どんなに簡単な事でも実務上重要なことは繰り返し出題
されており、主任者全員が必須の知識を身につけられるよう配慮がなされています。さらに、応用力を
必要とする問題においては、実務で遭遇するような契約場面をモデルに問題が作られているので、受
験者は応用問題を解いていくプロセスのなかで、自然と良質な法的センスを身に着けることができま
す。その結果、宅建試験は難問奇問で受験生をふるいにかけるのではなく、不動産取引に携わるもの
に必須の法的素養を身につけさせるための試験、いわば、人を育てるための試験になっています。
「テクニックは TAC にまかせて実力をつけてください。」
このような試験の性格から、合格の近道をみつけるのは案外簡単です。それは、「実務で重要なことを
きちんと学習すること」に尽きます。もちろん競争試験ですから、試験傾向の分析や、科目毎の学習ス
ケジュールの管理など、試験テクニックも必要です。しかし、皆さんがそういうことにエネルギーを費や
す必要はありません。そうした技術的なサポートは TAC に任せていただいて、受験生のみなさんには
真剣に、のびのびと実務でも通用する勉強をしていただくのが良いと思います。
そして、合格後、主任者の業務につかなくても、会社での日々の業務の中で、さらには日常の生活の
中で、宅建で身につけた法律センスを生かしていただきたいと思います。
資格のための受験勉強が、自分を、そして社会を豊かにできるとしたこんな素晴らしいことはないです
よね。ぜひ、一度スカイビル 25 階の TAC 受付においでになってみてください。スタッフ一同心よりお待
ち申し上げております。