東京都 世田谷学園中学校 2 年 堀翔太朗 このオーストラリアのツアーで、感動し一番印象に残っているのは、世界最大のサンゴ 礁群グレートバリアリーフでのシュノーケリングだった。1 センチにも満たないサンゴ 虫が 200 万年もの年月をかけて作りあげてきた、この世界最大のサンゴ礁群は、とても きれいで、後世に残していかなければいけないものだと強く思った。また、このグレー トバリアリーフを守るため、タウンズビル市(マグネティック島)では、廃水を世界で もトップクラスを誇る汚水処理施設で処理し、廃水の海への流出を避けるために努力し ている事がわかりオーストラリアの環境に対する思いの強さを改めて実感することがで きた。また、マンガリーでの南十字星の観察、東京の空はスモッグがかかっていて全く といっていいほど星が見えない、しかし、オーストラリアの空はまるで、教科書の図を 見ているみたいにところせましと星が光輝いていて、とてもきれいだった。オーストラ リアにしか生息していないカモノハシの探索、とても敏感で簡単には見ることのできな い動物だが、皆が 1 目見てみたいという思いでずっと根気強く待っていたら少しの時間 出てきてくれ、現地で本物のカモノハシを見ることができた。僕はこのオーストラリア のツアーで発見したことがある。それは買い物袋についてだ。最終日、ケアンズでショ ッピングをしている時、買い物袋が布袋であった。環境に悪いビニール袋ではなく布袋 だ。これは日本も見習わなくてはいけないと思う。日本には昔から使われている、布袋 に勝るすばらしいものがある。ふろしきだ。1 枚の布でいろんな物を包めて運べるとい った、便利なものである。しかし、いまではほぼ使われていない。やはり、ふろしきを 復活させるべきだと僕は思う。最後に、このツアーを通して、日本だけにはとどまらず 世界各国を叉にかけた職業に就きたいと真剣に考えるようになった。
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