例 1 これまで当院では、患者さん・ご家族におむつの

平成27年3月3日より必要な時に必要な紙おむつ・ケア用品を
定額で利用できるシステム(おむつセット)を導入することと成りました。
注) 3階南・3北病棟(消化器内科・外科)、5階南・5北病棟(脳外科・神経内科)では
2月3日より導入いたしております。
ご利用を希望される方は、当院入院係、または入院病棟看護師までご確認ください。
専門のスタッフが当院の入院患者さんの治療・病状の変化や、患者さん・ご家族へのメリットを踏
まえて相互的に判断し、院内で使用する各種紙おむつを選定しました。
おむつセットを利用される方には、選定した紙おむつを看護職員が排泄物の性状や量、患者さんの
体型などに合わせて、必要な時に必要なものを提供させていただきます。
専門のスタッフ
皮膚科部長
褥瘡専任医師・看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師 褥瘡管理者など
*様々な紙おむつの中から選定をしました。
患者さんへのメリットとしては
高吸収タイプの紙おむつを利用することにより
✿おむつかぶれや褥瘡(床ずれ)の予防に繋がる
✿寝巻やシーツまで汚染されることでの不快感を減らす、安眠を出来る限り妨げない、などが
あります。また、患者さんの病状などの変化に応じて、看護職員が必要な
紙おむつをその都度選択・使用いたします。
ご家族の方へのメリットとしては
紙おむつの購入・持参、病状の変化等に合わせ買い足す必要がなく、労力が軽減されます。
また、使用する紙おむつの種類の変更により、途中で不要となった紙おむつの費用負担等も
無くなります。看護職員が必要な枚数だけ補充・管理させいただきますので、ベッドサイドの環
境整備にも繋がります。
✿私物等の床置きは、災害時の避難の妨げや、転倒のリスクが増すなどの問題があり、
院内の衛生管理・感染予防対策の一環としてもご遠慮頂いております。
当院でご利用頂くシステムには、以下の2種類のセットがあります。
✿フリーセット (自己負担額:税別470円/1日×利用日数分)
対象:主に常時おむつを使用され、1日に3回以上おむつの交換が必要な方
内容:各種紙おむつ、排泄物から皮膚を保護するクリーム
✿ミニセット (自己負担額:税別270円/1日×利用日数分)
対象:主に手術後に一時的に使用する場合や、尿の管などを挿入されており、おむつを
1日に2枚まで使用される方
内容:各種紙おむつ
注1.ご利用料金は自己負担となります。
注2.おむつに関わる医療費控除対象の方には、ご希望により【おむつの領収書】の発行も可能です。
入院中の排泄ケアに関わるサービス向上、及び安全な入院環境・感染予防対策の一環としての取
り組みです。おむつの定額利用システムについて、ご理解・ご協力のほど、お願い致します。
横浜労災病院 2015年1月吉日作成