校長だより第27号11月13日

校長だより
平成27年11月13日
第27 号
みなさんはご存知でしたか? 私たちが何気なく吐いている息に色がついているのを。
アメリカの心理学者「ニルマ・ゲイツ」博士が人間の吐き出す息を使って、次のような
実験をしたそうです。人間が吐き出す息を冷却したガラス管に集め、液体空気で冷やすと、
沈殿物が出来ます。 人の感情の状態によって、驚くべきことがおこるそうです。
・健全な人は「無色」 ・怒っている時は栗色 ・悲しんだり苦しんでいる時は灰色
・後悔している時は淡紅色
栗色の沈殿物を水に溶かし、ネズミに注射したところ、わずか数分でネズミは死んだそ
うです。もし、一人の人が1時間腹を立て続けると、なんと80人の人を殺すことが可能
な毒物が発生するそうです。
さらに、研究の結果、私たちの血液にも色や味があるそうです。
・怒ると黒褐色で渋くなる・悲しむと茶褐色で苦くなる・恐れると紫色で酸っぱくなる
ということがわかったそうです。ここ1週間あなたは何色の息を吐き、血液はどんな味だ
ったでしょうか?怒り、悲しみ、後悔することが多かった人は、周囲の人に迷惑をかける
ばかりではなく、どれだけ自分自身の体をも傷をつけていたかわかりませんよね。
人の体は60兆もの細胞でできています。 私たちは空気を吸ったり吐いたりして生き
ています。自ら作った悪い空気も身体中にいきわたり、血液の色まで変えてしまいます。
ただ、この話の出所は、はっきりせず、様々な人から語り継がれているということです。
現在、病気の多くは「ストレス」が原因の一つと言われていますが、自分の気持ちで、
病気を作っていることがよくわかります。仕事や人間関係においてもうまくいかないはず
です。逆に、いつもニコニコしている人は、健康であるし、仕事も人間関係もきっと順調
にすすんでいることでしょう。
まさに「笑う門には福きたる」ですよね。
笑いの力は無限大で、金もかからず副作用もありません。
「七つの笑い」
希望に満ちて
うっふっふ
(笑いが愉快な明日を創る)
感謝の気持ちで えっへっへっ (知恵ある人は笑って生きる)
心を開いて
あっはっはっ (笑えば命が輝きだす)
自信満々
おっほっほっ (笑いは心を大きくする)
元気いっぱい
いっひっひっ (笑えばピンチもチャンスになる)
リッチな気分で ふっふっふっ (幸せは自分の心が決めるもの)
心はまあるく
わっはっはっ (みんな違ってみんないい)
夜寝る前に、声を出して読むといいそうです。効果があると思うので、試しに実行して
みてはいかがでしょうか。すばらしい効果が出ましたら私に教えてください。
11 月 12 日(木)この日は、午後からいろいろな行事がありました。
新1年生(来年度入学予定児)の就学時健診(内科・歯科・耳鼻科・眼科)
・入学説明会・
授業参観・1 年生との交流会・教育講演会が開催されました。小規模校だからできることか
もしれませんが、短時間で内容の濃い2時間でした。
さて、その中の教育講演会では、講師として市教育相談員・元六ツ美中部小学校校長の
鶴田紀美子先生にお願いいたしました。現在、多くの学校を回りながら子どもの教育につ
いて日々ご指導されています。約40分という限られた時間の中で、
「家庭の大切さ」では、
子供と一緒に会話をする、食事をする、お風呂に入る、一緒に寝るなどの生活を共有する
ことの必要性が言われました。さらに、携帯やスマホでのモラルの大切さ、はしや鉛筆の
持ち方など、実に多くの内容に関して話をしていただきました。
先生の話をお伺いして、子供にとって大切なのは家庭であり、学校であると思いました。
そして、学校と家庭が協力をしていかないと子供はまっすぐに成長をしていかないと感じ
ました。資料として「お父さんお母さんの10か条」「子育て事故診断表」「子どもが育つ
魔法の言葉」などを示していただきました。
お父さんお母さんの10か条
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
朝起きたら あいさつを交わそう。
パートナーのよいところをほめよう。
子どもの言葉を大切にしよう。
子どもの長所を把握しよう。
しかり方を工夫しよう。
自分のこだわりを話そう。
子どもに仕事の意義を話そう。
家族で食事を楽しもう。
パートナーの相談に応じよう。
子どもと共に社会体験を心がけよう。
先生の10か条
1 学校ですれ違ったら あいさつを交わそう。
2 地域や家庭の良いところをほめよう。
3 子どもの言葉を大切にしよう。
4 子どもの長所を把握しよう。
5 しかり方を工夫しよう。
6 自分のこだわりを話そう。
7 子どもに勉強やルールの大切さを話そう。
8 学級で食事を楽しもう。
9 地域や家庭のつながりを大切にしよう。
10 子どもと共に社会体験を心がけよう。
鶴田先生から示していただいた「お父さんお母さ
んの10か条」は、言葉を換えると教職員にも当て
はまります。学校で教え、家庭でしつけ、地域で育
てるという言葉を昔聞いたことがあります。子供
にとって最大の環境は、家庭と学校です。お互いに
支え合い協力をしていきたいと思います。
お願いします m(_ _)m 新聞掲載
○木曜日に配布しました黄緑色の「防災学習アンケー
ト」について、11 月 17 日(火)までに担任へご
提出お願いします。
○5~6 年生がつくった俳句が、11 月 15 日(日)
の東海愛知新聞に掲載されます。新聞が送られてき
ますので紹介します。
学校で育てた自然薯を収穫しました。
私にとって初めての栽培で量は多くあ
りませんでしたが、教育講演会に参加
された保護者の方々に、小分けして切
り、お土産として配布させていただき
ました。
ご欠席された方で、希望の方は若干
残りもありますので、月曜日に担任を
通じてご連絡ください。